日本にある仮想通貨取引所のなかでも、運用歴が長くユーザーからの信頼度も高いbitFlyer。
bitFlyer経由でインターネットサービスを利用するとビットコインがもらえるという、面白いシステムがあることでも知られています。
しかし、いざbitFlyerを使うとなると、仮想通貨の取引所に慣れていない人は登録方法で迷ってしまうことがありますよね。
そこで本記事では、bitFlyerの口座開設方法を画像を使いながら分かりやすく解説します。
- STEP1:メールアドレスとパスワードの登録
- STEP2:2段階認証の設定
- STEP3:個人情報の入力
- STEP4:本人確認書類の提出
記事の後半ではbitFlyerの口座開設に関するQ&Aも紹介しているので、これからbitFlyerに登録しようと思っている人はぜひ参考にしてください。
タップできる目次
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設前に準備しておくもの
bitFlyerで口座を開設するためには、本人確認ができる書類を準備しなければなりません。
本人確認には、以下のうちより1点の書類が必要です。
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 在留カード
- パスポート
本人確認書類に住所が記載されていない場合は補助書類として以下のなかより1点、書類原本を用意しておく必要があります。
- 国税・地方税の納税証明書
- 社会保険・国民年金保険領収書
- 公共料金(電気・ガス・水道のいずれか1点)の領収書
上記の他、口座を開設するためのメールアドレスやパスワードも事前に準備しておきましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設・登録方法完了までの流れ【画像付き】
それではここから、bitFlyerの口座開設から登録完了までの流れを、画像付きで解説します。
- STEP
メールアドレスとパスワードの登録
まずはbitFlyerの公式サイトを開いて、ページ右上にある「無料アカウント作成」のボタンをタップします。
個人で口座を開設する場合は「個人のお客様」が選択されていることを確認して、自分のメールアドレスを入力しましょう。
「無料で登録する」をタップすると、先ほど入力したメールアドレス宛にbitFlyerからメールが届きます。
届いたメールに記載されているキーワードをコピーして、以下の画面にある「キーワード」の欄に貼り付けてください。
「次へ」のボタンをタップすると、パスワード設定の画面が表示されます。
アルファベット・数字・記号などを組み合わせて、9文字以上のパスワードを設定しましょう。
ここで設定するパスワードは、口座を開設したあとbitFlyerへログインする際にも必要になるので、忘れないようメモしておくことをおすすめします。
パスワードを決めたら、下の確認用パスワードも同じように入力して「設定する」のボタンをタップ。
次に、bitFlyerを利用するために必要な同意事項の確認ページが表示されるので、各項目を確認します。
問題なければすべての同意事項にチェックマークを入れて、「同意する」をタップしてください。
- STEP
2段階認証の設定
続いて、2段階認証の設定を行います。
bitFlyerでは以下3つの2段階認証を利用できるので、自分のやりやすい方法を選べばOKです。
- 携帯電話のSMSで受け取る
- 認証アプリを使う
- メールで受け取る
ここでは、スマホの電話番号を使って2段階認証する方法を紹介します。
以下のページで、3つの方法のなかから「携帯電話のSMSで受け取る」をタップ。
こちらの画面が表示されたら自分のスマホの電話番号を入力して、「次へ」のボタンを押します。
スマホ宛にSMSでメッセージが送られてくるので、そこに記載されている6桁の確認コードをコピーし、以下の画面で入力しましょう。
コードを入力して「認証する」をタップすると、2段階認証を使用する際の設定画面が表示されます。
入出金時は2段階認証が必須となっていますが、よりセキュリティを強化したい人は、ログイン時にもチェックを入れておくのがおすすめです。
項目を選択したら「設定する」をクリックして、次のSTEPへと進みます。
- STEP
個人情報の入力
bitFlyerのトップページに戻ると、本人確認をするための画面が自動で表示されるので、「ご本人確認の手続きをする」をタップします。
以下のようなログイン画面が表示されたら、登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。
次に2段階認証の画面に移るので、自分のスマホにSMSを送信して認証を済ませます。
本人確認の画面が表示されたら「入力する」をタップ。
以下の画面で、名前や生年月日などの個人情報を入力します。
入力し終えたら「次へ」をタップして、同じように住所も入力。
次に携帯電話、もしくは自宅の電話番号を記入します。
2段階認証を既に済ませており、電話番号が自動で入力されている場合は、とくに入力する必要はありません。
電話番号が記入できたら「入力内容を確認する」をタップ。
自分が入力した内容をチェックして、間違いがなければページ下にある「登録する」ボタンをタップします。
そうすると以下の画面が表示されるので、「続けて取引目的等を登録する」のボタンを押して次の手続きに進みましょう。
まずは以下の画面で外国の公人に関する事項を確認し、問題なければ「私は外国な重要な公人や、その親族ではありません」にチェックマークを入れて「次へ」をタップ。
以下の画面では職業を選択して、同じように「次へ」のボタンを押します。
続いて年収・金融資産・取引の目的などを入力し、「次へ」をタップしましょう。
以下の画面では、bitFlyerに登録することになった経緯を選択します。
次にbitFlyerにおける内部者の定義を確認し、「内部者に該当します」「内部者に該当しません」のどちらかを選んでください。
「入力内容を確認する」をタップして、ここまで入力した内容に間違いがないかチェックします。
問題なければページ下の「登録する」ボタンをタップ。
取引目的の登録が済んだら本人確認へ進むための画面が表示されるので、「続けてご本人確認資料を提供する」を押して次のSTEPに進みましょう。
- STEP
本人確認の提出
本人確認は以下のように、スマホでの「クイック本人確認」か、郵送で本人確認を行う「対面での本人確認」のどちらかを選択可能です。
ここでは郵送の必要がない「クイック本人確認」の方法を紹介します。
先ほどのページで「クイック本人確認」をタップすると、以下のようにQRコードの画面が表示されます。
スマホのカメラを起動させてQRコードを読み込む、もしくはメールにURLを送り、スマホで本人確認用のページを開きましょう。
スマホのページを開くと、本人確認書類の選択画面が表示されるので、自分が提出する書類を選びます。
注意事項を確認したら「注意事項を確認しました」にチェックを入れて、「次へ進む」をタップ。
本人確認のページに移ったら「撮影開始」をタップして、画面の案内に従いながら書類や顔写真を撮影します。
書類や顔写真の写りが悪いと審査に通らないことがあるので、文字や顔が鮮明に写るよう、明るい場所で撮影するのがポイントです。
すべての写真を撮り終えたあと以下の画面が表示されたら、口座開設の手続きは終了です。
後日bitFlyerから口座開設終了のメールが届けば、登録は完了します。
上記を一つずつ確認しながら行うことで失敗せずに登録ができますよ。
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設に関するよくある質問
ここからは、bitFlyerの口座開設に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
口座開設の条件はあるの?
bitFlyerでの口座開設には、以下のような条件があります。
1.お客様の年齢が満 20 歳以上であること
出典:bitFlyer 取引開始準備
2.原則として日本国内にお住まいであること
3.ご自身の判断と責任により取引を行うことができること
4.お客様ご自身のメールアドレスをお持ちであること(他の方と共通のメールアドレスでのお申込は受け付けておりません)
5.本取引にかかる法令その他諸規則、当社の定める各種規約、ルール等に同意いただけること
6.インターネットの利用環境が整っていること
年齢が20歳未満の人はbitFlyerの口座開設はできません。
上記の他、反社会的勢力でないことや、bitFlyerが定める取引の制限基準に該当していない、などの条件もあります。
口座開設に費用はかからず、口座の維持費も無料です。
なお、日本国籍を持った人でも、海外に住んでいる人は原則としてbitFlyerの口座開設はできないので注意しておきましょう。
反対に外国籍の人でも、日本に住んでいれば口座開設は可能です。
登録完了までの時間が遅いと聞くけど、日数や時間はどのくらいかかるの?
bitFlyerの口座開設をする際に「クイック本人確認」で書類を提出した場合、登録完了までの日数は最短で当日です。
ただ、当日に本人確認が終了することは少なく、ほとんどの場合は2~3日程度かかると思っていたほうがいいでしょう。
「対面で本人確認」で書類を提出した場合は、bitFlyerから送付されるレターを受け取る必要があり、レターが郵送されるまでの日数は2~3日程度が目安です。
どちらの方法も2~3日が目安ですが、bitFlyerへの新規申込が殺到すると、通常よりも登録までに時間がかかることがあります。
その場合、遅いと1~2週間ほどかかることもあるので、口座を開設するのに時間をかけたくないなら、できる限り早めに申請を済ませておくのがおすすめです。
口座開設できない、または審査に落ちた原因は?
bitFlyerの口座開設で審査に落ちてしまった場合、原因としてまず考えられるのは個人情報の入力ミスです。
申請時に入力した氏名や住所などに誤りがあると、正しい情報ではないと判断され、審査には通りません。
同じく免許証やマイナンバーカードの写真がきちんと撮影されていない場合も、書類の不備とみなされて審査に落ちてしまいます。
上記ケースの場合、bitFlyerから再申請するようメールが届くので、正しい情報を入力して申請し直せば、審査には問題なく通るでしょう。
ただし、まれに金融資産や収入などがbitFlyerの基準に満たしていないことが原因で、審査に落ちてしまうこともあります。
この場合はbitFlyerから審査に落ちた明確な理由を知らされることもないので、貯金を増やす、もしくは収入を上げること以外に有効な対策はありません。
取引目的などを変更して再度申請するのも1つの手段ですが、資産や収入が原因で審査に落ちたときは、すぐに再申請してもなかなか許可してもらえないのが現状です。
どうしても仮想通貨の取引をしたいときは、ひとまずbitFlyerではなく他の取引所への登録を検討してみるといいでしょう。
口座開設キャンペーンはありますか?
bitFlyerでは現在のところ、口座開設キャンペーンは行っていません(2021年9月3日時点)。
ただし、「アプリ限定ログインボーナスプログラム」というキャンペーンは実施中です。
こちらのキャンペーンは、スマホアプリのbitFlyerウォレットからログインしたユーザーに、毎日抽選で以下のプレゼントが付与されます。
- A賞:最大10名に1,000円相当のビットコイン
- B賞:最大3,000名に5円相当のビットコイン
bitFlyerウォレットにログインすれば自動的にキャンペーンが適用され、それ以外の参加条件などはありません。
キャンペーンは2020年7月1日から開始されていますが、終了時期は未定です。
上記キャンペーンは、bitFlyerの口座開設を済ませたあとログインするだけで参加できるため、気になる人はぜひ利用してみるといいでしょう。
なお、bitFlyerのキャンペーン内容は時期によって変わります。
キャンペーンの詳しい内容や最新情報については、公式サイトをチェックしてみてくださいね。
まとめ
bitFlyerの口座開設は、メールアドレスの登録や個人情報の入力、本人確認書類の提出など、主に4つのSTEPで完了します。
本人確認には運転免許証やマイナンバーカードが必要なので、あらかじめ準備しておきましょう。
本人確認は最短だと当日で完了することもありますが、ほとんどの場合は2~3日程度はかかります。
新規申込が殺到すると、本人確認に1~2週間ほどかかることもあるので、できるだけ早めに申請を済ませておくのがおすすめです。
- bitFlyerの口座開設は主に4つのSTEPで完了する
- 登録完了までにかかる日数は最短で当日だが、たいていの場合は2~3日程度はかかる
- 口座開設キャンペーンは行っていないものの、ログインボーナスがあるので要チェック
bitFlyerの登録は以下のボタンより行えます。
スムーズに口座開設するためにも、登録の際はこちらの記事をぜひ参考にしてくださいね。