元中国の三大取引所の1つとして知られ、現在はマルタに拠点を移しているOKX。
以前はOKExという名前でしたが、2022年1月に名称を「OKX」にリブランドし、さらなるサービスの拡大を目指しています。
取引方法が豊富にあり、さまざまな仮想通貨のトレードができるとあって日本人にも人気の取引所です。
しかし、海外の仮想通貨取引所に慣れていない人からすると、口座開設のやり方が分からず困ってしまうことも多いはず。
そこで本記事では、OKXの登録方法や、口座解説に関するQ&Aを紹介します。
- STEP1:メールアドレスやパスワードの設定
- STEP2:パスポートのIDを提出して本人確認を完了させる
- STEP3:セキュリティ対策の設定
画像付きでどこよりもわかりやすく解説しているので、きっとお役に立てるはずですよ。
OKXの登録でつまずいている人はぜひ最後まで読んでみてください。
タップできる目次
【元OKEx】OKX(オーケーエックス)の登録前に準備しておくもの
OKXの口座開設には、以下の情報や書類が必要です。
- メールアドレス
- 登録用のパスワード
- パスポート
登録自体はメールアドレスやパスワードのみで可能ですが、本人確認をする際にパスポートのIDが必要になります。
また、本人確認をレベル2以上にする際はパスポート写真の提出なども要求されるので、事前に準備しておくといいでしょう。
なお、本人確認には運転免許証も使えるようですが、審査に確実に通るかどうかは不明なので、できればパスポートを使うのが無難です。
もしパスポートを持っていない場合は、運転免許証でも本人確認ができるかサポートセンターに問い合わせてみることをおすすめします。
OKXの登録方法・口座開設完了までの流れ【画像付き】
それではここから、OKXの登録方法を画像を使いながら解説します。
- STEP
メールアドレスやパスワードの設定
まずはOKXの公式サイトを開き、以下ページの右上にある「Sign up」か、ページ中央にある「Get started」をクリックしてください。
そうすると次のような画面が表示されるので、電話番号かメールアドレスのどちらかを入力します。
入力したら、6~32文字の英数字を組み合わせたパスワードを決めましょう。
招待コードがあれば、このときに入力可能です。
もしテレグラムやGoogleのアカウントを持っている場合は、そちらでも登録できます。
すべて入力できたら「Sign up」をクリック。
パズルのピースを組み合わせる画面が表示されるので、正しい位置にピースを移動させてください。
そうすると先ほど入力した電話番号かメールアドレスに、以下のような認証コードを記載したメールが届きます。
記載されているコードを、OKXの画面に表示されているコード欄に入力しましょう。
コードが入力できたら「Continue」をクリックしてください。
次に、仮想通貨を保有しているか購入するかを選択する画面が表示されます。
既に仮想通貨保有している、もしくは他の取引所から通貨を送金する場合は「Deposit Crypto」を選びましょう。
新しく仮想通貨を購入する人は「Buy Crypto」を選択してください。
これでOKXのアカウント登録は完了です。
- STEP
本人確認
OKXでは、本人確認をしなくても取引自体はできます。
ただし、本人確認が完了していない状態だと出金ができないので、早めに済ませておくのがおすすめです。
本人確認をする場合は、ページ右上にあるアカウントマークにカーソルを合わせて、そのなかの「Verification」を選びます。
以下の画面が表示されるので、個人で仮想通貨取引をする場合は「Individual account」の右横にある「Continue」ボタンをクリックしてください。
もし法人アカウントで取引をする場合は、下の「Corporate account」のほうを選べばOKです。
以下の画面に移ったら「Nationality」の項目を「Japan」に設定して、氏名を入力しましょう。
「ID type」の欄は「Passport」を選択して、その横にある欄にパスポートのIDナンバーを入力します。
最後に入力内容が間違っていないか確認して「Submit」ボタンを押せば、本人確認は完了です。
なお、ここまでの登録で本人確認レベルは1になり、1日200BTCまでの出金が可能になっています。
書類の提出などを行って本人確認レベルを2~3まで上げると、1日の出金限度額をさらに増やすことも可能です。
本人確認が一度完了すると、登録した情報はあとから削除や変更ができないので、必ず正しい情報を入力するよう注意してくださいね。
- STEP
セキュリティ対策の設定
アカウント登録と本人確認が完了したら、セキュリティ対策の設定もしておきましょう。
セキュリティ対策はハッキングや不正アクセスを防ぐために大切なので、早めに済ませておくのがおすすめです。
OKXのアカウントメニューから「Security Setting」を選ぶと、以下のような画面が表示されます。
設定項目はいくつかありますが、主なセキュリティ内容は以下の通りです。
- Funds password:資産を出金する際に設定するパスワード
- Mobile verification:ログイン・出金・パスワードの変更、設定などを行うための、SMSまたは音声コードの取得
- Authenticator app:ログイン・出金・設定確認を行うための、Google Authenticatorを使った2段階認証の設定
- 2-factor authentication(2FA):ログインや出金をする際のモバイルや認証システムを管理する
- Anti-phishing code:OKXから届いたメールが公式のものかどうかを判断するために、コードを追加する
設定項目が多いですが、しっかりとセキュリティ対策をするなら最低でも以下の3つは設定しておくといいでしょう。
- Mobile Verification
- Authenticator app
- Anti-phishing Code
たとえば「Authenticator app」で2段階認証を設定したい場合、右横にある「Set」のボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。
まず1と記載のあるQRコードをスマホで読み取り、Google Authenticatorのアプリをダウンロードしてください。
次に2の部分にあるQRコードを読み取って、アプリ上に表示された2段階認証のコードを確認します。
認証コードが確認できたらページを下にスクロールして、3と書かれている「Authenticator app code」の項目にその認証コードを入力しましょう。
続いて「Get code」をクリックし、メールに送られてくるメール認証コードも入力します。
最後に「Confirm」ボタンを押せば、2段階認証の設定は完了です。
他のセキュリティ項目も同じように、それぞれ画面の案内に従って設定してみてください。
英語でわかりづらい点もあるかと思いますが、上記で解説していることを一つ一つ確認しながら行うとスムーズに登録できますよ。
OKXの登録に関するよくある質問
ここまで解説した内容以外にも、OKXを利用するにあたって気になることがある人もいるでしょう。
そこで最後に、OKXの登録に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
口座開設の条件はありますか?
OKXの口座開設は、18歳以上の人のみを対象にしています。
そのため、18歳未満の人は口座開設や利用はできません。
その他にはとくに条件はなく、国籍や居住地を問わず利用可能です。
また、登録するだけなら料金はかからず、口座維持費も必要ありません。
登録完了までどのくらいの時間がかかりますか?
アカウントの登録はメールアドレスやパスワードの入力のみで終わるので、登録自体は5~10分程度で完了します。
ただし、本人確認をする場合は審査を受ける必要があるため、すぐには完了しません。
平均して2~3日前後、長くても1週間程度あれば本人確認の審査も終わるでしょう。
OKXスマホアプリでも登録できますか?
OKXはスマホアプリでも登録可能です。
アプリから登録する場合、トップページの下に「Sign up」の項目があります。
登録方法はWeb版とほとんど同じなので、あとはメールアドレスやパスワードの設定、本人確認などを済ませればOKです。
日本語対応していますか?
OKXは言語の切り替え設定ができますが、残念ながら日本語には対応していません。
そのため、登録や実際の操作などはすべて、英語をはじめとする他の言語で行う必要があります。
他の言語だと登録方法が分からない場合は、本記事を参考にしてみてください。
操作方法や取引画面の見方などで困ったときは、OKXの使い方を解説しているWebサイトや個人ブログもあるのでチェックしてみるといいですよ。
口座開設キャンペーンはありますか?
2022年1月23日時点だと、口座開設をしただけで報酬がもらえるキャンペーンは行っていません。
ただし、デモトレードで取引したり、一定数量の取引を行ったりすることで0.000001BTCがもらえるキャンペーンは実施しています。
その他、100ドル以上の入金をすると10ドル相当のボーナスを獲得することも可能です。
なお、キャンペーンの内容は時期によって変わる可能性があります。
ボーナスやキャンペーンの最新情報は、OKXの公式サイトを確認してみてください。
日本人が口座開設しても大丈夫ですか?
OKXは日本人でも問題なく登録でき、実際の取引や出金も可能です。
ただし、日本の金融庁には登録されていません。
今後もしOKXが金融庁からの警告を受けた場合、日本人向けのサービス内容が変更になったり、一部の機能が使えなくなったりする可能性があります。
現に大手取引所のBinanceは、過去2度にわたり金融庁からの警告を受けており、日本人向けサービスの撤退を発表しました。
実際のサービス内容にはそれほど影響はなく、日本人であっても問題なく利用できています。
ただ、他の海外取引所のなかには金融庁から警告を出され、完全に日本人向けサービスを中止した事例もあるため油断はできません。
OKXの場合は日本法人の「OKCoin Japan」という取引所があり日本との関係性は深いので、金融庁から警告を受ける可能性は低いでしょう。
それでも100%安全と言い切れるわけではないため、万が一のときを想定してすぐに資産を移動できるよう、他の取引所やハードウェアウォレットなどを準備しておくことをおすすめします。
どうしてもOKXに登録するのが不安な場合は、OKXではなくOKCoin Japanの利用を検討してみるのも1つの方法です。
まとめ
OKXはメールアドレスやパスワードさえあれば、5~10分ほどで簡単に口座開設ができます。
ただし、出金するためには本人確認が必要なので、パスポートも準備しておきましょう。
口座開設後はセキュリティ対策を強化するために、2段階認証やSMSコードの設定も早めに済ませておくのがおすすめです。
OKXは取引方法や扱っている仮想通貨の種類も多いので、日本の取引所だと使いづらいと感じている人は、ぜひ一度登録してみるといいですよ。
なお、OKXでは口座開設キャンペーンは行っていませんが、登録後にタスクをクリアすると報酬を獲得できるキャンペーンなどは実施しているので、ぜひチェックしてみてください。
- 登録自体はメールアドレスやパスワードのみ設定すればOK
- 出金するには本人確認を完了しなければいけないので、パスポートの準備が必要
- スマホアプリからの登録もできる
- 口座開設キャンペーンは行っていないものの、タスクをクリアするとボーナスがもらえるキャンペーンは実施中
「OKX以外の海外取引所も気になる!」という人は以下の記事もあわせて読んでみてください。
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