最近新しく登場した、RunBlox(ランブロックス)というMove to earnゲームをご存知でしょうか。
日本だと、前澤友作氏や水嶋ヒロ氏がプロジェクトに出資していることでも話題になりました。
ただ、他のMove to earn銘柄に比べると情報が少なく、どんなゲームなのか気になっている人も多いはず。
そこで本記事では、RunBloxの概要や将来性、ゲームの始め方などを解説します。
- RunBloxは歩いたり走ったりして仮想通貨を稼げるゲーム
- ゲームで稼ぐにはスニーカーNFTが必要
- 運営母体はOpenBloxで、第2のSTEPNとして将来性も期待されている
記事の後半ではRunBloxに関するよくある質問にも答えているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タップできる目次
RunBloxとは?
まずは、RunBloxの概要を紹介します。
基本情報・概要
以下はRunBloxの基本情報です。
項目 | RunBloxの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | RunBlox |
トークンシンボル | RUX/OBX |
対応チェーン | Avalanche |
トークン総額 | 不明 |
公式サイト | https://runblox.io/ |
OpenBloxが運営するMove to earnアプリ
RunBloxは、OpenBloxというNFTゲームのプラットフォーム上でリリースされるMove to earnです。
ゲーム内容としては、大流行しているSTEPNと同じように歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げるというもの。
実際のゲームでは、靴のNFTを保有した状態で運動します。
アプリはiOS・Android・ウェアラブルデバイス向けにリリースされる予定です。
スニーカーには種類やレベルがある
RunBloxのゲームで使用するスニーカーNFTには、種類やレベルがあります。
種類は歩く速度によって3つに分類されているようです。
タイプ | レース | ランニング速度(時速) |
---|---|---|
Walk | Green Layer | 2~7 |
Jog | Water Layer | 5~11 |
Run | Fire Layer | 8~20 |
各スニーカーには以下のステータスがあり、それぞれの値によってトークンの稼ぎやすさや、ミステリーボックスというアイテムの出現率・レア度が異なります。
- Attack:RUXの稼ぎやすさに影響する
- Luck:数値が高いほどミステリーボックスの出現率やレア度が上がる
- Speed:現状不明
- HP:靴の耐久性
また、スニーカーにはCommon・Rare・Epicといったレア度があり、レアリティが高いほどステータスの性能も優れているとのこと。
この辺りの仕組みもSTEPNと同じですね。
スニーカーはミントも可能
RunBloxのスニーカーは、ミントも可能です。
ミントとは、2つのスニーカーNFTを使って3つめの新しいスニーカーを生み出す、交配のような機能のこと。
新しく生まれた靴は、元となるシューズの属性も引き継ぐようです。
なお、ミント機能についてはまだ不明な点が多く、詳細は近々発表されるとのこと。
プロジェクトに出資している投資家
OpenBloxの開発元であるOpenBlox Limitedは、Shima CapitalVCをはじめとする複数のベンチャーキャピタルから、460万ドル以上の資金調達を行っています。
上記の資金がRunBloxに充てられたかどうかは定かではありませんが、そのうちの一部はプロジェクトの開発に使われている可能性が高いでしょう。
また、OpenBloxにはZOZOの創業者である前澤友作氏や、俳優や実業家として活躍する水嶋ヒロ氏なども出資しています。
前澤友作氏のツイートには「RunBloxを日本でも紹介する」と記載されており、日本でのサービス拡大も期待されているようですね。
価格・チャート情報 ※2022年6月時点
RunBloxでは、OpenBloxのプラットフォームトークンであるOBXと、ゲーム内トークンRUXのデュアルトークンシステムを採用しています。
RunBloxのメインとなるのはRUXですが、2022年6月11日時点だと取引所には上場していません。
そのため、価格やチャート情報も現在のところは不明です。
ゲーム内で稼いだRUXトークンは、シューズのリペア(修復)やレベル上げ、ミントなどに使えるとのこと。
トークンの使い道も近日発表されるようなので、情報を待ちましょう。
RunBloxの将来性は?
次に、RunBloxの将来性について解説します。
OpenBloxが拡大すればRunBloxの将来性も期待できる
RunBloxは、運営ボタンであるOpenBloxの事業が拡大すれば、将来性も期待できるでしょう。
RunBloxと同じMove to earnとして有名なSTEPNは、Find Satoshi Labという会社が直接運営や開発に携わっています。
他のMove to earnでも、特定の企業が運営しているのが一般的です。
一方のRunBloxは、OpenBloxのプラットフォーム上でゲームがリリースされます。
つまり、RunBloxはあくまでもOpenBlox上でリリースされるであろうゲームの内の1つということです。
ゲームで使うOBXトークンも、OpenBloxのプラットフォーム全体で利用できる可能性が高いとのこと。
Move to earnゲームとしてこういったシステムを採用しているものは少なく、OpenBloxの需要が高まれば、RunBloxも人気になる可能性があるでしょう。
なお、RunBloxにおけるOBXの用途は不明な点が多いので、今後の情報に要注目です。
第2のSTEPNとして伸びる可能性が高い
RunBloxは今後、第2のSTEPNとして注目される可能性があります。
Move to earnゲームに興味のある人なら知っているかもしれませんが、STEPNは2022年に大きな話題となったアプリです。
有名なインフルエンサーもプレイしており、メディアでも取り上げられるほどの人気となりました。
現状はSTEPNの独自トークンであるGSTの価格が下落しており、一時期よりも勢いは衰えているものの、今も人気であることは間違いありません。
そしてSTEPNを皮切りに、仮想通貨界隈ではMove to earnのゲーム自体が注目を集めるようになっています。
RunBloxもネクストSTEPNになる可能性があるゲームとして、仮想通貨トレーダーや投資家からの期待値は高いです。
とくに前澤友作氏・水嶋ヒロ氏がプロモーションに関わっていることの影響は大きく、今後の展開によっては多くのユーザーを獲得できる可能性はあるでしょう。
RunBloxの課題・懸念事項は?
運動で稼げるゲームとして注目のRunBloxですが、課題や懸念事項もあります。
他のMove to Earnゲームと差別化できるか
RunBloxの課題として挙げられるのは、他のMove to Earnゲームと差別化できるかという点です。
将来性の項目でも解説したように、最近ではMove to Earnジャンルに分類されるゲームは数多く登場しています。
代名詞であるSTEPNをはじめ、Step App・Sweatcoin・Fitmintなど、その種類は数え切れないほどです。
いわば競合が多い状況なので、他のアプリよりも優れた点がないと、一定数のユーザーを獲得するのは難しいでしょう。
RunBloxはOpenBloxのプラットフォーム上でリリースされるという独自要素がありますが、他にどういった戦略でプロジェクトを拡大していくのかは、今後の課題になりそうですね。
一度ハッキング被害に遭っている
一度ハッキング被害に遭っているのも、RunBloxの懸念事項です。
実はRunBloxは2022年6月8日に、公式Discordがハッキングされて違法リンクに誘導されるという事件が起きました。
運営によると、一部のユーザーが詐欺リンクをクリックしてしまい、数個のNFTが盗まれたようです。
Openbloxは被害者に連絡し、補償したとされています。
ただ、実際の資金を扱うMove to Earnゲームにおいて、セキュリティの高さは非常に重要です。
プロジェクトを開始して早々ハッキング被害に遭ったことを、不安視している人もいます。
今後はこういった事件が起きないよう、セキュリティ面を強化していくこともRunBloxの課題になるでしょう。
RunBloxのゲーム内トークンRUXの購入方法は?
RunBloxのゲーム内トークンであるRUXは、Trader JoeというAvalancheチェーンのDEXで購入できます。
スワップ(交換)の手順は以下の通りです。
- AVAXとUSDTを準備する。
(AVAXはガス代として使うので、0.1AVAX程度あれば十分です。) - Trader Joeにウォレットを接続して、Tradeをクリックする。
- USDTとRUXのペアを作成しスワップする。
(RUXは検索しても出てこないので、CoinMarketCapのRUXのページにアクセスして、コントラクトアドレスをコピペする必要があります。)
ただし、注意点が一つあります。
AVAXやUSDCなどの通貨とRUXを交換することは可能ですが、レートが悪くなるかそもそも取引が成立しないので、原則USDTとRUXのペアでトレードするようにしてください。
現時点では、Trader JoeというDEXのみに上場していますが、ゆくゆくは他の取引所にも上場していくことになるでしょう。
プラットフォームトークンのOBXが上場したBybitは最有力候補なので、Bybitの口座開設がまだの方は準備しておきましょう。
RunBloxのプラットフォームトークンOBXの購入方法は?
OBXに関しては、Bybitのローンチパッドというセールイベントにて購入可能です。
BITかUSDTを預け入れることで申し込みができます。
(2022年6月25UTC時間00:00〜6月29日23:59)
詳しい条件に関してはBybitの公式サイトをご確認ください。
また、ローンチパッドが終了後は、流動性の条件に達し次第、現物通貨ペアとしての取り扱いが開始されます。
(2022年6月30日、UTC時間12:00頃予定)
上場した後は他の銘柄と同様に購入可能です。
今後はBybit以外にも上場する可能性があるため、気になる人はCoinMarketCapなどを定期的にチェックするようにしましょう。
RunBloxの始め方
ここからは、RunBloxの始め方を紹介します。
メタマスクを作成する
公式のアナウンスによると、RunBloxをプレイするにはメタマスクという外部ウォレットが必要とのこと。
そのため、ゲームをプレイしたい人はまずメタマスクの作成が必要です。
パソコンでメタマスクを使う場合は、メタマスクの公式サイトを開いて「Chromeに追加」のボタンを押します。
メタマスクの追加画面が表示されるので、Googleの拡張機能を使ってダウンロードすればOKです。
あとは画面の案内に従って登録を進めてください。
スマホで使う場合は、アプリ版のメタマスクをインストールして同じように登録を進めましょう。
メタマスクの登録が済んだあと、NFT購入用の資金を準備してメタマスクに入金しておくと、ゲームもスムーズに始められます。
メタマスクとRunBloxを接続
次に、メタマスクとRunBloxを接続します。
RunBloxの公式サイトにアクセスして、マーケットプレイスのページを開いてください。
そうすると右上に「GET METAMASK」や「CONNECT WALLET」の表示があるのでクリック。
あとは画面の案内を参考に、メタマスクを接続すればOKです。
なお、メタマスクを接続しただけではRunBloxのマーケットプレイスは利用できません。
接続後に再度ページ右上の「SWITCH AVALANCHE C-CHAIN NETWORK」ボタンを押して、ネットワークをAvalancheに切り替えておきましょう。
RunBloxのNFT販売が始まったら好みのスニーカーを購入し、ゲームプレイの準備は完了です。
RunBloxのアプリをインストール
上記の手順が済んだら、RunBloxのアプリをインストールして実際にゲームをプレイできます。
なお、現時点だとRunBloxのアプリはまだリリースされていません。
リリースは2022年6月が予定されているので、公式からの情報が発表されていないか定期的にチェックしてみてください。
RunBloxの稼ぎ方
RunBloxの正式リリースに備えて、実際の稼ぎ方も紹介します。
歩く、もしくは走ってトークンを獲得する
1つめの稼ぎ方は、スニーカーNFTを保有した状態で歩いたり走ったりして稼ぐ方法です。
RunBloxのメイン機能なので、基本的にはどのプレイヤーも運動して稼ぐことになります。
できるだけ大きな利益を出したい人は、レベルやステータス値の高いスニーカーを保有しておくといいでしょう。
ミントで稼ぐ
2つめは、ミントをして稼ぐ方法です。
STEPNでも同じ手段で稼いでいる人が多くいますが、マーケットに売られている靴よりもミント費用が安い場合、ミントで増やしたシューズを売ることで、その差額が利益になります。
ただし、RunBloxはまだリリース前のため、正確なミント代やマーケットでのスニーカー価格が分かりません。
場合によってはミントした靴を売ってもマイナスになる可能性もあるので、そのときのマーケット価格とミントにかかる費用を考慮する必要があります。
スニーカーを売買する
3つめの稼ぎ方は、スニーカーを売買する方法。
先述したミントをしなくても、保有しているスニーカーの価格が上がったときに売却すれば、その差額分は利益として獲得できます。
スニーカー価格が安いときにいくつかの靴を購入しておき、値上がりしたタイミングでまとめて売るのも戦略の1つですね。
逆に持っている靴が値下がりすると損失になることもあるので、慎重に検討してみてください。
RunBloxに関するよくある質問
最後に、RunBloxに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
RunBloxの最新ニュースはどこで収集すればいい?
RunBloxの最新情報を知りたいときは、公式TwitterやDiscordをチェックするのがおすすめです。
Twitter・Discordでは、運営やユーザーがRunBloxに関する重要なイベントやアップデート情報などを発信しています。
その他、ブログ形式のMediumや公式Telegramもあるので、くまなく情報収集したい人はそちらも確認してみるといいですよ。
RunBloxは日本語に対応してますか?
現状、RunBloxは日本語に対応しておらず、公式サイトやホワイトペーパーはすべて英語で
表記されています。
記載内容や説明で分からない箇所があれば、Google翻訳などを使って簡易的な日本語表示に変換するのがおすすめです。
RunBloxのNFTの入手方法や価格は?
RunBloxのNFTは、専用のマーケットプレイスで購入できます。
STEPNなどとは違い、メタマスクを接続しないと購入できないようです。
なお、記事執筆時点ではマーケットプレイスにスニーカーNFTの一部は表示されていますが、実際の販売はまだ始まっておらず、価格も不明です。
RunBloxは無料でも始められますか?
RunBloxでトークンを稼ぐには、スニーカーNFTを購入しなければなりません。
そのため、ゲームは有料になる可能性が高いでしょう。
他のMove to earnアプリと同時に利用できますか?
RunBloxのアプリはリリースされていないため、他のMove to earnアプリと同時に利用できるかどうかは分かりません。
アプリの仕様上、同じウェアラブル端末を使わない限り併用できる可能性は高いです。
たとえばSTEPNとSweatcoinは併用できるため、同じ時間歩くだけで効率的にそれぞれのアプリでトークンを稼げます。
RunBloxも同時使用ができると確定した場合は、他のアプリと一緒に使ってみるといいでしょう。
ただし、アプリの互換性や端末によっては、同時起動するとGPSや電波状況が悪くなるケースもあります。
併用できるかどうかはRunBloxのリリース後に、他アプリの状態も考慮しつつ確認してみるのがおすすめです。
まとめ
RunBloxは、歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げるMove to Earnゲームです。
前澤友作氏や水嶋ヒロ氏が出資していることから、日本でも多くの人に期待されています。
運営の戦略やマーケティングにもよりますが、第2のSTEPNになりそうなアプリとして、今後伸びる可能性はあるでしょう。
なお、RunBloxを始めるには専用のNFTスニーカーが必要です。
NFTを購入する際はメタマスクも接続しなければならないので、いつでもプレイできるよう、ウォレットや資金の準備も早めに終わらせておくといいですよ。
- メタマスクを作成して資金を準備しておく
- RunBloxのマーケットプレイスでメタマスクを接続
- RunBloxのアプリをインストール
Move to earn銘柄を購入するなら以下の海外取引所がおすすめです。
RUXが上場したらスムーズに手続きができるように、今のうちに登録しておきましょう。