トレードで報酬獲得!Bybit出資のDEX「Apex Pro」の利用方法

CryptoLinC(クリプトリンク)の評判や使い方【仮想通貨の確定申告ソフト】

8 min 1,687 views

仮想通貨投資をしている人にとって、確定申告をする際に必要な損益計算は非常に面倒な作業です。

そんなとき、損益計算ソフトのCryptoLinC(クリプトリンク)があれば簡単に仮想通貨の利益を計算できます。

しかし、仮想通貨の損益計算ツールを使ったことがない人からすると、具体的なメリットや口コミ評判など気になる点も多いですよね。

そこで本記事では、クリプトリンクのメリット・デメリットや、実際に使っている人の口コミを紹介します。

クリプトリンクのメリット・デメリットまとめ
  • 対応している取引所の数がトップクラス
  • 面倒なファイルのアップロードなどを丸投げすることも可能
  • 仮想通貨の引き取りサービスも利用できる
  • 年間の取引件数が多い場合は有料プランへの加入が必要
  • 取引内容によっては対応していないこともある

記事の後半では、クリプトリンクの登録方法や使い方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

CryptoLinC(クリプトリンク)とは

項目詳細情報
会社名クリプトリンク株式会社
対応通貨数非公開
対応取引所40以上
料金・年間取引数200件未満:無料
・年間取引数200件以上:有料
対応資産主に仮想通貨

クリプトリンクは、主に仮想通貨の取引・収支計算の集計ができるソフトです。

収支計算書・確定申告書・会計データなど、面倒な仮想通貨取引の計算を簡単に行えるのが特徴。

その他、独自サービスとして収支計算結果などをクラウドで共有できるシステムも提供しています。

CryptoLinC(クリプトリンク)のメリット

まずは、クリプトリンクにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

対応取引所の数がトップクラス

クリプトリンクの1つめのメリットは、対応している取引所の多さです。

国内外を含めると、40か所を超える仮想通貨取引所に対応しています。

仮想通貨の損益計算ができるソフトというと、日本ではCryptactGtaxが有名です。

クリプトリンクはそういったソフトに並ぶほど、さまざまな取引所に対応しています。

対応している取引所の例は、以下を参考にしてみてください。

コインチェックGMOコインといった国内の取引所はもちろん、BinanceBybitなど海外取引所の損益計算もできます。

また、クリプトリンクではユーザーからの意見や要望を受け、対応する取引所を年々増やしているようです。

実際の口コミなどをサービスに取り入れて臨機応変に対応できるのは、ユーザーからするとうれしいですね。

アップロードが面倒な場合は丸投げも可能

クリプトリンクでは、面倒な取引データのアップロード作業などを丸投げできる、計算代行サービスも提供しています。

このサービスを使うと、取引ファイルやウォレットデータを丸ごと送るだけで、あとはクリプトリンクのスタッフが収支計算や仕訳の作成などをすべて行ってくれるとのこと。

従来なら、損益計算ソフトを使う場合でもファイルのアップロードや細かい仕訳の作成などは自分で行う必要があり、ある程度の手間はかかります。

その点、クリプトリンクではそういった面倒な作業をすべて丸投げすることも可能です。

ただし、個人プランで計算代行サービスを利用する場合、利用料金が最低でも77,000円かかるので、予算とも相談しつつ検討してみるといいでしょう。

仮想通貨の引き取りサービスも行っている

クリプトリンクを使うもう1つのメリットは、「CryptoLinC Trash」という仮想通貨の引き取りサービスを利用できる点です。

こちらのサービスは、含み損を抱えたまま売却や処分ができない仮想通貨をクリプトリンクが引き取り売却損を発生させることで、利益との相殺ができるというもの。

年間の取引では利益が出たものの、ICO投資などで売却できない通貨を保有している場合や、取引量の少ないマイナーコインを持っているときなどに便利なサービスです。

引き取り可能な仮想通貨・トークンは以下の通り。

CryptoLinC Trashを利用する際は、1回の申込みにつき10,000円の証明書発行料金がかかるようです。

税金対策にもなるので、ぜひこういったサービスも利用してみてはいかがでしょうか。

CryptoLinC(クリプトリンク)のデメリット

対応取引所が多く便利なサービスも提供しているクリプトリンクですが、メリットだけでなく、知っておくべきデメリットもあります。

取引件数が多いと有料プランへの加入が必要

クリプトリンクを利用する際に知っておくべき1つめのデメリットは、年間の取引件数が多いと有料プランへの加入が必要なこと。

クリプトリンクでは年間の取引件数が200件未満なら無料で使えますが、200件を超えると有料プランに切り替えなければなりません。

また、プランによって対応しているサービスや取引内容にも差があります。

各プランの内容や料金の詳細はこちらです。

表を見て分かるように、無料プランだと海外取引所に非対応だったり、手入力による明細追加ができなかったりなど、対応していないサービスも多くあります。

登録したあとで困らないよう、自分がどのプランに入る必要があるのか事前に確認しておくといいでしょう。

取引内容によっては対応していない場合がある

クリプトリンクの2つめのデメリットは、取引内容によっては対応していない場合がある点です。

クリプトリンクでは40か所を超える取引所のデータをアップロードできますが、各取引所のすべての取引に対応しているわけではありません。

とくに海外取引所の場合は、現物取引には対応しているものの、証拠金取引には対応していないなど、一部のデータしかアップロードできないことも多いです。

現物取引と証拠金取引の両方でトレードしている場合、どちらか一方はファイルをアップロードできても、もう一方は手入力が必要になるケースも考えられます。

所定のフォーマットを使えば対応外の取引をアップロードできる場合もありますが、それでも通常のやり方に比べるとやや面倒です。

クリプトリンクの公式サイトに、各取引所で対応している取引内容が記載されているので、いろいろな取引を行っている人はそちらもチェックしておくといいですよ。

エラーが発生することがある

クリプトリンクを使う3つめのデメリットとして、エラーの発生が挙げられます。

頻繁に起きているわけではないものの、取引内容やデータによってはまれにエラーが発生することがあるようです。

ただし、2021年12月時点ではシステムエラーが起きたという口コミはあまり見受けられず、現在では改善されている様子

クリプトリンクの公式SNSでも、エラーが起きる度に改善を行ったという報告がされているので、それほど心配をする必要はないでしょう。

CryptoLinC(クリプトリンク)の評判・口コミは?

クリプトリンクのメリット・デメリットを解説してきましたが、やはり実際に使っている人からの口コミも気になりますよね。

そこで、クリプトリンクに関するネット上の良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

通貨の保有数や取引所ごとの情報が確認できて便利

クリプトリンクは、取引履歴や各データの詳細が確認できて便利という口コミがありました。

損益計算ソフトを使うと、上記のような手間のかかる利益の計算も簡単に行えます。

また、各取引所のデータを集計して表示できるため、保有資産の合計を確認したいときにも重宝しますよ。

見やすいし使いやすい

クリプトリンクは見やすいし使いやすい、という口コミです。

仮想通貨の損益計算はただでさえ複雑なので、計算する画面の見やすさも重要なポイントですよね。

その点、クリプトリンクは画面の使いやすさでも定評があるため、はじめて損益計算ソフトを使う人にも向いているのでないでしょうか。

料金が安い

クリプトリンクは料金が安いという声も見受けられました。

いくら損益計算ができる便利なソフトといえど、利用料金の高さがネックとなり、使うことを躊躇してしまう人も多いはず。

しかし、クリプトリンクは他の損益計算ソフトと比較すると料金は安めに設定されています。

口コミでも料金の安さを高く評価する声が多かったので、コストをできるだけ抑えたい人にも使いやすいソフトといえそうです。

丸投げサービスの利用料金が高い

良い口コミの多いクリプトリンクですが、なかには丸投げサービスの料金の高さを指摘する口コミもありました。

クリプトリンクの計算代行サービスは最低でも77,000円の料金がかかり、決して安い金額とはいえません。

すべての作業を丸投げできる便利なサービスではあるものの、やはり料金の高さが理由で利用には至らない人も多いようです。

データの取得が面倒

こちらは海外の取引所で現物取引のデータを取得しようとした際、取得作業が面倒に感じたというツイート。

クリプトリンクはすべての取引方法に対応しているわけではないので、取引所や内容によっては、従来よりもデータを取得するのに手間がかかる場合があります。

とくに海外の取引所は、クリプトリンクが想定していないファイル形式になっていることも多く、その場合は取得方法が複雑になってしまうようです。

どの税金計算ソフトもデメリットがあります。
それでも複雑な計算を瞬時に行ってくれるのはかなり便利ですよ。

CryptoLinC(クリプトリンク)の登録方法

ここからは、クリプトリンクの登録方法を紹介します。

まずはクリプトリンクの公式サイトを開き、ページ中央にある個人向けアカウントの「無料で始める」というボタンをクリックしましょう。

アカウント登録の画面が表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力してください。

下にある利用規約・個人情報の取り扱い・商用利用の確認にチェックを入れて「登録する」のボタンをクリックします。

そうするとクリプトリンクから登録用のメールが届くので、メールにある認証ボタンを押したら登録は完了です。

ちなみに、クリプトリンクはスマホではなくパソコンからの登録・利用を推奨しています。

スマホのWeb版ページでもある程度の操作はできますが、一部の機能が使えなかったり操作しづらかったりする可能性があるので、できればパソコンで使うのがおすすめです。

CryptoLinC(クリプトリンク)の使い方

続いて、実際にクリプトリンクを使う方法を見ていきましょう。

  1. STEP

    各取引所でCSVファイルをダウンロード

    クリプトリンクで損益計算をするためには、まず各取引所でCSVファイルをダウンロードしなければなりません。

    ダウンロード方法は取引所によって異なりますが、ここでは例としてGMOコインのダウンロード方法を紹介します。

    GMOコインにログインしてトップページを開いたら、左メニューの明細から「CSV」のボタンをクリックしましょう。

    以下のような画面に移ったら、右側にある「CSVダウンロード」のボタンを押してください。

    ダウンロードには数分かかることもあります。

    もしファイルの履歴が最新でない場合は、更新ボタンを押すと新しい履歴を取得できますよ。

    無事にファイルをダウンロードできれば、事前準備は完了です。

  2. STEP

    取得したCSVファイルをクリプトリンクでアップロード

    次に、取得したCSVファイルをクリプトリンクでアップロードします。

    クリプトリンクの公式サイトを開き、右上にある「ログイン」ボタンからログインしましょう。

    ログインしたらトップメニューの「収支計算」をクリックして「アップロード」ボタンを押してください。

    以下の画面が表示されるので、データをアップロードしたい取引所を選択。

    画面の案内に従って、取得したCSVファイルをアップロードします。

    これでファイルのアップロードは完了です。

あとは各ページで首期残高を確認したり、損益計算をしたりなどができます。

なお、ここではCSVファイルのデータ取得方法を解説しましたが、クリプトリンクでは他にもICO取引の登録や送金・預入のデータ確認など、さまざまな機能を利用可能です。

損益計算の細かい設定もできるので、詳しい使い方についてはぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

CryptoLinC(クリプトリンク)に関するよくある質問

クリプトリンクを使ったことがない人は、ここまで紹介した内容以外にも気になることや疑問に思うこともありますよね。

そんな人のために、クリプトリンクに関するQ&Aを紹介するので、こちらも参考にしてみてください。

キャンペーンやプロモーションコードはありますか?

2021年12月28日時点だと、クリプトリンクが開催しているキャンペーンはありません

ただし、2021年1月には仮想通貨取引所「DeCurret」とのコラボを記念して、計算代行の料金が10,000円割引になる期間限定キャンペーンを行っていました。

キャンペーン開催時にはDeCurretからIDや紹介コードが発行されており、プロモーションコードはこういったイベントの際に利用されることが多いようです。

クリプトリンクの公式サイトを確認したところ、現時点でプロモーションコードに関する他の情報は掲載されていませんでした。

時期によっては、上記のようなキャンペーンやプロモーションコードの発行が行われることもあるので、気になる人は定期的に最新情報を確認してみるといいでしょう。

なお、ネット上にはクリプトリンクのプロモーションコードを謳った情報が載っていることがあります。

ただ、公式サイト以外で掲載されているものは詐欺の可能性もあるので、安易にクリックしないよう注意が必要です。

DeFiにも対応していますか?

クリプトリンクでは2021年11月より、DeFiの損益計算にも対応しています。

DeFiで主に利用されるイーサリアムやバイナンススマートチェーンといったブロックチェーンの他、合計約130個以上のスマートコントラクトに対応しているとのこと。

損益計算ができる取引としては、以下の種類があるようです。

  • 流動性提供者トークン
  • ステーキング
  • レンディング
  • スワップ

DeFiは近年、多くの仮想通貨トレーダーから注目されているサービスなので、気になる人は詳細を確認してみるといいでしょう。

APIは利用可能ですか?

クリプトリンクは2021年9月に、APIとの連携サービスも開始しています。

APIを使うと取引利益を自動で同期できるため、より簡単に損益計算が可能です。

ただ、すべての取引所でAPI連携できるわけではないので、詳細についてはクリプトリンクのヘルプページや最新情報をチェックしてみてください。

CryptoLinC(クリプトリンク)はこんな人にオススメ!

ここまで紹介した内容をふまえると、クリプトリンクは以下のような人におすすめです。

  • 対応取引所の多い損益計算ソフトを使いたい人
  • 面倒なファイルのアップロードなどを丸投げしたい人
  • できるだけ料金を安く抑えたい人

クリプトリンクは対応している取引所の数がトップクラスなので、普段から複数の取引所でトレードしている人には使いやすいでしょう。

また、計算代行サービスを提供しているため、面倒なファイルのアップロードなどをすべて任せたいという人にも向いています。

ただし、丸投げサービスは最低でも77,000円の料金がかかるので、予算とも相談しながら使うかどうか決めるとよさそうですね。

まとめ

クリプトリンクは、仮想通貨の損益計算ができるソフトです。

対応している取引所の数はトップクラスで、さらに収支計算や仕訳作成などの丸投げサービスも提供しています。

年間取引件数が200件未満なら無料で利用でき、それ以外のプラン料金も比較的安めです。

仮想通貨の損益計算を簡単に行いたい人は、クリプトリンクの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

クリプトリンクの登録方法・使い方まとめ
  • メールアドレスとパスワードを設定すれば登録は完了
  • 損益計算をする際は、まず各取引所でCSVファイルをダウンロード
  • そのあとクリプトリンクで、取得したCSVファイルをアップロードする

仮想通貨での収益も確定申告の対象になることがあります。
今はあまり稼いでいないという人もまずは無料で税金計算をしてみてくださいね。

関連記事