Galxe(旧Project Galaxy)は、Web3.0におけるユーザー識別情報のオープン化を目指しているプロジェクトです。
NFT関連のキャンペーンやエアドロップも行っており、仮想通貨界隈でも注目されています。
とはいえ、まだ日本ではそれほど浸透しておらず「いまいち具体的なプロジェクトの内容や特徴はわかっていない」という人も多いはず。
そこで本記事では、Galxeとはどんなプロジェクトなのかとあわせて、GALの将来性や購入方法などを解説します。
なお、この記事は2022年12月20日時点での情報です。
- Web3.0プロジェクトの開発者向けに、クレデンシャルデータを提供している
- アプリやプロジェクト開発者に向けて、キュレーションしたデータを提供している
- NFT関連のキャンペーンやエアドロップを行っている
- 需要の高いWeb3.0関連のプロジェクトということもあり、将来性が期待されている
GalxeのトークンはBybitで購入で可能です。
まだ口座をお持ちでない人は先に登録を済ませておきましょう。
タップできる目次
Galxe(GAL)とは?概要・特徴を解説
まずは、Galxeがどんなプロジェクトなのか解説します。
Web3.0におけるユーザー識別情報のオープン化を目指すプロジェクト
Galxeは、Web3.0におけるユーザー情報のオープン化を目指すプロジェクトです。
具体的には、Web3.0プロジェクトの開発者向けに、クレデンシャルデータネットワークを提供しています。
クレデンシャルデータとは、パスワードやID、仮想通貨の取引に関する情報などを含めた、ユーザー識別情報の総称のことです。
これまでのクレデンシャルデータは、政府や金融機関、大企業などが独占していました。
しかし、個人の識別情報が閉鎖的に管理されていると、開発者にとってはそれらのデータを必要とするアプリの開発ができないという問題が発生します。
Galxeは上記のような問題を解決するために、ブロックチェーン技術を用いてユーザー情報を公開し、誰でも利用できるようにしているのが特徴です。
たとえば個人が仮想通貨のステーキングをしたり、NFTを購入したりといった情報をわかりやすく整理したうえで、データとして提供しています。
なお、Galxeでクレデンシャルデータのネットワークを利用するには、利用料の支払いが必要です。
ユーザーが支払った利用料は、Galxeの運営やプロジェクトの開発資金に充てられます。
キュレーションしたデータを開発者に提供している
Galxeは、キュレーションしたデータを開発者に提供しているのも特徴です。
キュレーションとは、インターネット上にある必要な情報を収集したうえで、わかりやすくまとめて整理することをいいます。
金融に関するユーザーの認識情報は単体ではわかりづらく、データだけを見ても開発者からするとなかなか利用できません。
そこにGalxeがキュレーション済みのデータを提供することにより、開発者は適切なターゲット層にマーケティングを行いながら、開発が進められるというわけです。
NFTによるキャンペーンを行っている
Galxeの機能の1つとして、NFTを活用したロイヤリティプログラムがあります。
簡単にいうと、何かのプロジェクトを行う際に、GalxeのクレデンシャルデータとNFTを活用したキャンペーンを実施できるということです。
Web3.0の世界においてプロジェクトを発展させるには、コミュニティの活性化がもっとも重要だとされています。
そこでGalxeのNFTを用いたキャンペーンを行うことにより、コミュニティの活性化を図れるということですね。
主にNFTのエアドロップイベントとして実施されることが多く、既に300を超えるプロジェクトが実際にGalxeを利用し、キャンペーンを行っています。
ユーザー側としては無料でNFTがもらえるため、プロジェクトに参加するモチベーションが上がるというメリットがあります。
また、ユーザーはウォレットアドレスの代わりとしてGalxeのIDを使うことで、Web3.0での自分の実績をアピールできるのも利点です。
BNBチェーンと連携し、ガバナンスを最適化している
Galxeは、大手取引所・Binanceの独自チェーンであるBNBチェーンと連携し、ガバナンスを最適化しています。
まずGalxeはBNBチェーンと連携したことで、MVBプログラムやMVB委員会に関連するNFTを生成しました。
MVBとは、Binance Smart Chainの事業の一環で、DeFiやGamingFiを含むいくつかの分野での開発を加速することを目的としたプログラムのことです。
そしてMVB委員会に参加していたメンバーはNFTバッジを受け取り、そのおかげでガバナンスを適切に運営できているとのことです。
Galxeの独自トークン・GALとは?使い道は?
Galxeはプロジェクトの独自トークンである、GALを発行しています。
項目 | Galxeの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Galxe |
シンボル | GAL |
総供給量 | 200,000,000 |
公式サイト | https://galxe.com/ |
GALはGalxeのガバナンストークンで、主な用途はGalxe DAOの投票やガバナンスでの使用です。
その他、以下のような使い道もあります。
- アプリケーションモジュール料金の支払い
- オラクルエンジンやクレデンシャルAPIを介したデータ取得の際に発生する料金の支払い
- クレデンシャルのキュレーション
総発行枚数は2億枚で、以下の割当ルールに基づき供給されます。
Galxe(GAL)の価格推移
こちらは、GALの直近1年間の価格推移です。
2022年5月はGalxeのプロジェクトが注目を集めたことも後押しとなり、トークン価格は高値の2,200円台を記録しました。
そのあとは仮想通貨市場全体の価格が下がると共に、GALの価格も徐々に下落。
現時点だと、150~200円あたりの価格を推移しています。
Galxe(GAL)の将来性は?
Web3.0との関連性も高いGalxeですが、今後伸びる可能性はあるのか、トークンの価格は上がるのかも気になりますよね。
そこで、Galxeの将来性についても解説します。
需要の高いイベントを行っており、多くの人から期待されている
Galxeは、ユーザーからの注目度の高い数々のイベントやキャンペーンを行っています。
2022年11月には、Arbitrum X Tally Hoというプロジェクトと連携したキャンペーンを実施し、ネット上でも一部の人からは注目されていました。
その他、過去にはDEXの代表格であるPancakeSwapとコラボしたNFTのエアドロイベントも行っています。
このようにGalxeは魅力的なイベントを頻繁に開催しており、ユーザーからの期待値は高いです。
近年ではWeb3.0自体の需要も高まっていることから、今後GALトークンの価格が上昇する可能性もあるでしょう。
Binanceとも連携していることから、ユーザーから一定の評価を得ている
Galxeは世界最大手の取引所であるBinanceと提携しており、ユーザーからは一定の評価を得ています。
既にさまざまなプロジェクトがGalxeのサービスを利用していることもあり、信頼性は高いといえるでしょう。
また、Galxeはユーザー情報のオープン化を目指す唯一のプロジェクトであり、これから注目度が上がる可能性は高いです。
Galxeが行っているNFT関連の事業もメディアで取り上げられる機会が増え、一般的な投資家の間でも認知度が広がっています。
これらのことを踏まえると、Galxeの将来性は十分に期待できるといえそうですね。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Galxeの将来性を保証するものではありません。
Galxe(GAL)の買い方
ここからは、実際にGALトークンを購入する方法を紹介します。
GALを購入できる代表的な取引所
GALトークンを購入できる代表的な取引所は、下記の通りです。
その他、世界中にあるいろいろな仮想通貨の取引所で購入できます。
なお、現時点でGALを扱っている日本の取引所はありません。
CoinMarketCapにはGALの売買ができる取引所の一覧も掲載されているので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
BybitでGALを購入する方法
GALを扱っている取引所はたくさんありますが、世界最大手のBinanceは日本人の新規登録が不可になり、世界第2位の取引所だったFTXも破産して使用できなくなっています。
そのため、これからGALを購入するなら、日本人の利用者が多くユーザーからの評価も高い、Bybitを利用するのがおすすめです。
BybitでGALを購入するには事前に口座開設や入金が必要なので、まだの人は先にそちらも済ませておきましょう。
- STEP
GALの現物取引画面を開く
BybitでGALの現物を購入したいときは、まずログインしてトップ画面を開き、上のメニューにある「現物」にカーソルを合わせてください。
そうすると以下のような項目が表示されるので、そのなかから「GAL/USDT」ペアを選びます。
銘柄数が多く見つけづらいときは、Web3メニューの右側にある「通貨を探す」の検索メニューで「GAL」と入力すると、簡単に探せますよ。
- STEP
注文方法・価格・数量などを設定して購入ボタンを押す
GAL/USDTの現物ペアを選ぶと、以下のような画面になるはずです。
トレード画面を開いたら、次に注文時の価格や購入したいGALの数量などを設定します。
Bybitの現物取引では、以下3種類の注文方法を選択可能です。
- 成行注文:注文すると板に並んでいるもっとも条件のいい価格ですぐに約定される
- 指値注文:板にはない価格で注文を出し、設定した価格になったときにだけ約定される
- 条件付き注文:特定の条件を設定し、その条件が満たされると注文が約定される
各種設定ができたら、下にある「GALを買う」のボタンを押して注文完了です。
あとは成行注文なら即注文が約定され、指値注文や条件付き注文にしている場合は、条件を満たすとGALの購入が実行されます。
注文方法に慣れていない初心者は、比較的簡単な操作で売買ができる成行注文、もしくは中級者向きの指値注文をするのがおすすめです。
Bybitの操作方法に慣れてきたら、条件付き注文にも挑戦してみるといいでしょう。
なお、以下のように「買い」の項目を「売り」に設定すると、上記と同じような手順で保有しているGALの売却もできます。
Galxe(GAL)に関するよくある質問
最後に、Galxeに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
GALはDEXでも購入できますか?
GALはDEXでも購入できます。
GALを購入できる主なDEXは、PancakeSwapやUniswapなどです。
他のDEXでもGALを扱っている可能性はあるので、詳細は各DEXの公式サイトを確認してみるといいでしょう。
GalxeのNFTはどこで買えますか?価格はいくらですか?
GALのNFTはOpenseaやTofu NFTなど、一部のNFTマーケットプレイスで購入できます。
売買価格はNFTによって大きな差があり、1ドル未満のものもあれば、700ドルを超えるNFTもあります。
NFTの種類や価格を知りたい人は、各マーケットプレイスの画面を確認してみてください。
ちなみに、Galxeの公式サイトでは、各種イベントやキャンペーンでエアドロップされているNFTも閲覧できます。
エアドロップの参加方法はプロジェクトによって異なるので、こちらも詳細については公式サイトをチェックしてみるといいでしょう。
Galxeの最新情報はどこで確認したらいいですか?
Galxeの最新情報は、公式TwitterやTelegramで確認するのがおすすめです。
これらのSNSやツールでは、Galxeに関するニュースがいち早く発信されています。
その他、公式のDiscordやInstagramもあるので、いろいろなツールを活用しながら情報収集するといいですよ。
まとめ
Galxeは、Web3.0におけるユーザー識別情報のオープン化を目指しているプロジェクトです。
世界中にいるWeb3.0アプリの開発者は、Galxeが提供するキュレーション済みのデータを利用することで、適切なターゲット層にマーケティングを行えます。
また、Galxeはさまざまなイベントやキャンペーンを行っており、参加して条件を満たせばNFTのエアドロップがもらえるのも特徴です。
Galxeの独自トークンであるGALは、海外取引所のBybitで購入できます。
Galxeは将来性を期待されているプロジェクトでもあるので、GALトークンの売買をしてみたい人は、早めにBybitの口座開設も済ませておきましょう。
- GALは海外取引所のBybitで購入できる
- 現時点ではGAL/USDTペアでの取引に対応している
- GALは一部のDEXでも売買が可能
Bybitの口座登録でつまずいている人は以下の記事が参考になりますよ。