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GMOコインとbitbankを徹底比較【日本で人気の国内取引所!】

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日本では多くのユーザーが利用している、仮想通貨取引所のGMO(ジーエムオー)コインとbitbank(ビットバンク)。

どちらもクリプト界隈では有名な取引所ですが、新しく口座開設をするにあたって「それぞれなにが違うんだろう」「自分はどっちを使うべき?」といった疑問を持っている人も多いはず。

そこで本記事では、GMOコインとbitbankを21の項目で比較し、どちらがおすすめなのかを徹底検証します。

なお、この記事は2022年8月13日時点での情報です。

比較結果をまとめると…
  • 銘柄数はGMOコインのほうがやや多い
  • レバレッジ取引ができるのはGMOコイン
  • 少額からの投資に向いているのはbitbank
  • bitbankのほうがより多くの銘柄でレンディングができる

この記事を読めば両者の違いがわかります。
最後まで読み進めて、どちらが自分に合っているか判断してくださいね。

GMOコイン vs bitbank(ビットバンク)を21項目で徹底比較!【比較表あり】

それではさっそく、GMOコインとbitbankを比較していきましょう。

今回は、取り扱い銘柄の数・レバレッジ取引の有無・手数料などをはじめ、全21の項目で比べました。

記事をすべて読むのが面倒な人は、以下の比較表も参考にしてみてください。

比較項目GMOコインbitbank
取引方法・販売所
・取引所
・販売所
・取引所
レバレッジ取引ありなし
取り扱い銘柄の数26種類37種類
※銘柄数の最新情報はこちらをご覧ください。
1日の取引量詳細不明31億円
最小注文数量(BTC)0.00001BTC0.00000001BTC
取引手数料(販売所)無料(スプレッドはあり)無料(スプレッドはあり)
取引手数料(取引所)・テイカー:0.09%
・メイカー:-0.03%
※一部銘柄を除く
・テイカー:0.12%
・メイカー:-0.02%
※一部銘柄を除く
日本円の入金方法・即時入金
・銀行振込
銀行振込
入金手数料無料無料
日本円の出金手数料無料・30,000円未満の出金:550円
・30,000円以上の出金:770円
仮想通貨の送金手数料無料銘柄によって異なる
セキュリティ
資産運用方法・ステーキング
・レンディング
・自動積立
・IEO
レンディング
スマホアプリありあり
NFTの対応なしなし
キャンペーン
操作画面の使いやすさ
ブログの有無ありあり
取引履歴のダウンロード
カスタマーサポート・メール問い合わせ
・チャット
メール問い合わせ
コミュニティ

取引方法

GMOコインとbitbankは、両方とも販売所形式と取引所形式に対応しています。

販売所形式は、取引所とユーザーとの間で暗号資産の売買をする方法です。

買値と売値の差額であるスプレッドは発生しますが、ボタンを押すだけですぐに売買できるため、初心者でも気軽に使えるのがメリット。

取引所形式は、取引所を介しユーザー同士で暗号資産の売買を行う方法で、別名「板取引」とも呼ばれます。

販売所とは違いスプレッドがかからないため、より損失を抑えた取引ができるのが利点です。

GMOコインとbitbankはどちらも販売所・取引所を選べるので、迷ったときは後述する各取引方法で売買可能な銘柄の種類や、手数料などを含めて判断するといいでしょう。

レバレッジ取引

GMOコインでは、最大2倍のレバレッジをかけた取引ができます。

また、簡易的なレバレッジ取引ができる「取引所レバレッジ」と、より高度な設定でのレバレッジ取引に対応した「暗号資産FX」という、2種類の取引方法があるのも特徴です。

一方、bitbankではレバレッジ取引に対応していません

そのため、少額で大きな利益を狙いたい場合は、レバレッジ取引が可能なGMOコインを使うのがおすすめです。

取り扱い銘柄の数

GMOコインの取り扱い銘柄は、全部で26種類です。

各取引方法で扱っている銘柄の種類は以下の通り。

  • 販売所:21種類
  • 取引所:23種類
  • 取引所レバレッジ:5種類
  • 暗号資産FX:10種類

現物取引における銘柄数に関しては、国内最多です。

bitbankでは、全37種類の仮想通貨を扱っています。

そのうち、取引方法別で対応している銘柄の種類はこちら。

  • 販売所:37種類
  • 取引所:37種類

※銘柄数の最新情報はこちらをご覧ください。

GMOコインに比べると若干劣りはするものの、bitbankも日本の取引所としてはトップクラスの銘柄数を誇ります。

どちらの取引所も豊富な仮想通貨でトレードできますが、総合的に見ると国内最多の銘柄数で売買できるGMOコインのほうが、やや優秀といったところでしょうか。

1日の取引量

GMOコインの取引量はCoinMarketCapに情報が掲載されていないため、詳細は不明です。

ただし、GMOコインの公式サイトが発表している情報によると、GMOコインは2021年4月・5月・11月の取引において、BTCの出来高が国内でもっとも多かったとのこと。

bitbankの1日の取引高は、CoinMarketCapの情報を参考にすると約44億円でした(記事執筆時点)。

bitbankはとくにETHやXRPの取引高が多く、日によっては国内No.1の取引量を記録することもあります。

GMOコインの取引高に関する詳しい数値が不明なので明確な比較はできませんが、どちらも取引量は国内トップクラスだといえるでしょう。

最小注文数量(BTC)

GMOコインでは、最小0.00001BTCからの注文が可能です。

現時点のレートだと、日本円でおよそ32円から注文できる計算になります。

bitbankの最小注文数量は、0.00000001BTCです。

日本円にすると0.032円なので、1円からでも購入できます

両者を比較した場合、少額からの投資に向いているのはbitbankといえそうですね。

なお、GMOコインとbitbankはどちらも銘柄ごとに最小注文数量が異なるので、より詳しい注文数量を知りたい人はそれぞれの公式サイトを確認してみてください。

取引手数料(販売所)

GMOコインとbitbankは、どちらも販売所の取引手数料は無料です。

しかし、双方とも実質的な手数料になるスプレッドはかかります。

参考までに、現時点におけるそれぞれのBTCのスプレッドを比較してみましょう。

GMOコインのスプレッドは、160,390円でした。

bitbankのスプレッドは、160,927円です。

比べてみると、両者でほとんど差がないことがわかります。

ただし、上記はあくまでも記事執筆時点のスプレッドです。

スプレッドは市況やタイミングによって変わることもあるので、販売所で仮想通貨の売買をする際は、その都度スプレッドの幅を確認してみることをおすすめします。

取引手数料(取引所)

取引所(板取引)で売買する際にかかる手数料も比較してみましょう。

GMOコインの取引手数料は、テイカーは0.09%、メイカーだと-0.03%です。
※一部銘柄を除く

メイカーで注文が約定した場合は、手数料を報酬として受け取れます。

bitbankの取引手数料は、テイカーが0.12%、メイカーは-0.02%です。
※一部銘柄を除く

こちらもGMOコインと同じく、メイカー手数料がマイナスに設定されています。

メイカー注文が約定した際、手数料を払うのではなく受け取れる取引所は、国内だと数えるほどしかありません。

GMOコインとbitbankは手数料の割合自体に大きな差はないので、どちらの取引所も取引手数料は安いと判断できます。

日本円の入金方法

GMOコインで利用できる入金方法は、以下の2通りです。

  • 銀行振込
  • 即時入金

即時入金に関しては、GMOコインと提携しているインターネットバンキングを利用した場合のみ、一部の時間を除いて365日24時間の入金ができます。

bitbankでは、銀行振込での入金のみ受け付けているようです。

なお、24時間利用可能なネットバンキングの機能を持つ銀行であれば、GMOコインと同じく即時入金もできます。

以上のことから、入金方法についてはどちらも差はないといえそうですね。

入金手数料

GMOコインとbitbankは、両者とも入金手数料が無料です。

そのため、日本円を取引所へ頻繁に入金したい場合でも、手数料を気にすることなく使えます。

ただし、どちらの取引所も銀行側で発生する振込手数料は、ユーザー側の負担です。

日本円の出金手数料

GMOコインは、日本円の出金手数料は無料です。

bitbankは、30,000円未満の出金だと550円、30,000円以上だと770円の手数料がかかります。

日本円を出金する回数が多い場合は、GMOコインのほうが損をせずに済みますね。

仮想通貨の送金手数料

GMOコインでは、銘柄に関係なく送金手数料は無料です。

bitbankは各銘柄ごとで出金手数料が決められています。

たとえばBTCを出金する場合、記事執筆時点のレートだと1,900円程度の出金手数料がかかります。

銘柄によっては高額な手数料を支払うことになるので、保有している暗号資産を別の取引所に送る機会が多い人は、GMOコインを使うのがおすすめです。

セキュリティ

GMOコインでは、主に下記のセキュリティ対策を導入しています。

  • コールドウォレット
  • マルチシグ
  • サイバー攻撃対策

インターネットと隔離したウォレットで資産を管理するコールドウォレットや、暗号資産を送付する際に複数の秘密鍵を必要とするマルチシグネチャなど、高度なセキュリティ対策を講じているようです。

bitbankが行っているセキュリティ対策はこちら。

  • コールドウォレット
  • マルチシグ

GMOコインと同じく、コールドウォレットやマルチシグといった対策をしています。

また、bitbankは国際標準規格に基づく情報セキュリティマネジメントシステムである、ISMSという認証も取得済みです。

ちなみに、GMOコインとbitbankは、過去にハッキング被害を受けたこともありません。

以上の点を踏まえると、どちらの取引所もセキュリティ対策は万全で、安全性は高いと判断できるでしょう。

資産運用方法

GMOコインでは、次のような資産運用サービスを提供しています。

  • ステーキング
  • レンディング
  • 自動積立
  • IEO

ステーキングや自動積立は多くの取引所で利用できますが、新しいプロジェクトのトークンを安い価格で購入できるIEOにも参加できるのは、国内だと珍しいですね。

bitbankで利用できる資産運用方法は、現時点だと仮想通貨の貸し借りができるレンディングのみです。

資産運用の種類を比較した場合、いろいろな方法で資産運用ができるのは、GMOコインといえるでしょう。

ただし、bitbankのレンディングサービスは10種類以上の銘柄で貸し出しができるのに対し、GMOコインは現時点だと2種類の通貨しか貸し出しができません。

そのため、レンディングサービスをメインに利用したい場合は、bitbankを使うのがおすすめです。

スマホアプリ

GMOコイン・bitbankともに、専用のスマホアプリをリリースしています。

双方ともAndroid版とiOS版をそれぞれ使えるので、スマホアプリに関してはどちらを選んでも問題ないでしょう。

NFTの対応

GMOコインとbitbankは、どちらもNFTの取り扱いには対応していません

どうしてもNFTの売買を行いたい場合は、別の取引所を使う必要があります。

なお、GMOグループが運営している「Adam byGMO」というプラットフォームを使えば、NFTの売買も可能です。

GMOコインと直接提携しているわけではありませんが、気になる人はそちらもぜひチェックしてみるといいですよ。

キャンペーン

GMOコインでは、タスクをクリアすると特典がもらえたり、一定金額以上の仮想通貨を購入すると抽選で現金が当たったりなど、時期によってさまざまなキャンペーンを行っています。

bitbankでも、新規上場の通貨を記念したイベントや、口座開設と入金をすると現金がもらえるキャンペーンなどを開催しています。

GMOコインとbitbankは時期によって開催しているキャンペーン内容が異なるので、どちらが充実しているかという明確な判断はできません

時期によってキャンペーンの種類は変更されるため、最新情報を知りたい人は、ぜひそれぞれの公式サイトをチェックしてみてください。

操作画面の使いやすさ

GMOコインでは、次のようなチャート画面を採用しています。

基本はローソク足での表示で、必要があれば各種インジケーターの使用も可能です。

販売所や取引所の注文方法は比較的シンプルですが、暗号資産FXを使うときは、IFDやOCOといった少し複雑な操作も必要になります。

bitbankのチャート画面はこちら。

bitbankのチャート表も基本はローソク足で表示されており、移動平均線やボリンジャーバンドなど豊富なインジケーターも使えます。

販売所の画面は初心者でも簡単に操作できるものの、取引所では逆指値・逆指値成行といった中級者向けの注文も可能です。

どちらの取引所も初心者~中級者向けの操作画面があるので、人によって使いやすい・使いにくいの感じ方には差があるでしょう

ブログの有無

GMOコインbitbankは、どちらも取引所の公式ブログがあります

それぞれのブログで取引所に関するお知らせやアップデート、キャンペーン情報などを発信しているので、ぜひチェックしてみるといいですよ。

取引履歴のダウンロード

GMOコインでは、左メニューにある「明細」から「CSV」という項目をクリックすると、以下のように取引履歴をダウンロードできます。

bitbankではアカウントメニューの「履歴」ボタンを押すことで、取引履歴をダウンロード可能です。

どちらも取引履歴の確認やダウンロードには対応しているので、確定申告の際に損益計算や履歴の確認で困ることはないでしょう。

カスタマーサポート

GMOコインは、メールアドレスを使った問い合わせ、もしくはチャットツールでのサポートを行っています。

ただし、チャットサポートに力を入れるため、電話での問い合わせには対応していないようです。

bitbankでは、問い合わせフォームよりメールアドレスを入力して、利用方法や口座開設に関する質問ができます。

チャットや電話での問い合わせには対応していません。

両者でカスタマーサポートの内容に大きな違いはありませんが、より迅速に回答をもらえるのは、チャットでのサポートにも対応しているGMOコインといえるでしょう。

コミュニティ

最後に、コミュニティの充実度合いも比較してみます。

GMOコインのコミュニティ人数はこちらです。

  • Twitter:4.4万フォロワー
  • インスタグラム:アカウントなし
  • YouTube:チャンネル登録者数2.21万人

bitbankのコミュニティ人数は以下の通り。

  • Twitter:7.2万フォロワー
  • インスタグラム:アカウントなし
  • YouTube:該当チャンネルなし

Twitterのフォロワー数はbitbankのほうが多いですが、GMOコインはbitbankにはない公式YouTubeチャンネルがあります。

明確な判断をするのは難しいものの、総合的に見るとYouTubeチャンネルでも多くの登録者を獲得しているGMOコインのほうが、コミュニティはやや充実しているといえそうですね。

GMOコインとbitbank(ビットバンク)はどちらを選ぶべき?

ここまでの内容を踏まえて、GMOコインが向いている人とbitbankが向いている人をそれぞれまとめてみました。

GMOコインが向いている人

以下の特徴に当てはまる人には、GMOコインがおすすめです。

  • 現物だけでなくレバレッジ取引もしたい人
  • 手数料で損をしたくない人
  • いろいろな方法で資産運用をしたい人

とくに、レバレッジ取引をメインにして仮想通貨投資をしたいなら、GMOコインの登録は必須です。

bitbank(ビットバンク)が向いている人

以下のような人は、bitbankが向いています。

  • 少額から仮想通貨を購入したい人
  • ETHやXRPの取引量が多い取引所を使いたい人
  • レンディングサービスを利用して資産運用したい人

まずは少額から仮想通貨を購入してみたい人や、レンディングサービスで資産運用をしたい人には、bitbankがうってつけです。

両方の取引所に登録しておくと便利!

今回はGMOコインとbitbankを比較しましたが、必ずしもどちらか一方のみを選ぶ必要はありません。

両方の取引所に登録しておけば、投資スタイルや取引できる銘柄が増えることに加えて、口座凍結やハッキングに備えたリスク分散という面でも役立ちます

また、複数の取引所に登録すれば、それぞれで開催しているキャンペーンに参加できるというメリットも。

そのため、迷ったときはひとまず両方の取引所で口座開設しておくのがおすすめです。

まとめ

GMOコインとbitbankを比較した結果、主な違いはレバレッジ取引の有無・手数料・資産運用方法の種類などでした。

とくにレバレッジ取引をしたい人や、各種手数料が安い取引所を使いたい人には、GMOコインがおすすめです。

できるだけ少額から仮想通貨を購入したい人や、レンディングサービスを利用したい人は、bitbankを使うのもあり。

なお、どちらの取引所も登録は簡単なので、特別なこだわりがないのであれば両方の取引所で口座開設しておくといいでしょう

GMOコインとbitbank比較まとめ
  • レバレッジ取引をするならGMOコインがおすすめだが、より少ない資金で投資できるのはbitbank
  • 手数料はGMOコインのほうが安いものの、レンディングサービスに適しているのはbitbank

他の国内取引所についても知りたいという人は以下の記事をあわせて読んでみると良いですよ。

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