Mantleは、BitDAOが手掛けているイーサリアムのL2ソリューションです。
テストネットをローンチしており、早めに触っておけばエアドロップがもらえるのではと注目されています。
ただ、そもそもどういったプロジェクトなのか、エアドロップをもらうにはどんなタスクをこなせばいいのかといった点は気になりますよね。
そこで本記事ではMantleの概要や、エアドロップをもらうためのタスクを紹介します。
エアドロが確約されているわけではありませんが、Mantleを触って給付金を狙いたい人はぜひ参考にしてください。
なお、この記事は2023年6月10日時点での情報です。
- テストネットを利用する
- 公式サイトでブリッジ機能を使う
- MantleSwapでのスワップや流動性の提供
- クエストに参加する
テスト用ではないBITや他の通貨はBybitで購入できます。
口座をまだお持ちでない人は、先に登録を済ませておきましょう。
タップできる目次
Mantleとは?
まずはMantleがどういったプロジェクトなのか紹介します。
BitDAOが開発しているイーサリアムのL2ソリューション
Mantleは、BitDAOが開発しているイーサリアムのL2ソリューションです。
BitDAOとは、海外取引所・Bybitとの関連性が深いDAO(分散型自立組織)のことをいいます。
そんなBitDAOが新しく手掛けているのがMantleです。
仮想通貨のイーサリアムは、さまざまなプロジェクトにチェーン技術が使われていますよね。
しかし利用者が多いため、取引処理の際にガス代が高騰したり、処理に時間がかかったりなどの問題がありました。
この問題を改善するために開発されたのが、ブロックチェーン以外のオフチェーンでトランザクション処理をするレイヤー2という技術です。
Mantleは数あるレイヤー2プロジェクトのなかでも、高速処理を実現するロールアップ技術を採用しています。
さらにEIP-3074というアップグレード技術を利用することで、将来的にはガス代ゼロでのサービス提供も目指しているようです。
スケーリングの向上に加えてセキュリティの分散も目指している
Mantleはロールアップ技術を採用することでスケーラビリティ(拡張性)を改善していますが、その他にもセキュリティの分散化ができるという特徴があります。
これまでのレイヤー2関連プロジェクトの技術では、セキュリティの分散化まで行うのは難しく、ハッキングや情報漏洩のリスクが問題視されることもありました。
一方、Mantleは再ステーキングという仕組みを用いることで、イーサリアムのバリデーターがBITでの追加報酬を得られる予定です。
バリデーターとは、取引の承認をする人のことです。
バリデーターは2重の報酬を得られるので参加者が多くなり、セキュリティの分散化も実現できるとされています。
トークンはMNTが使われる予定
Mantleは現時点だとBITをプロジェクトの基軸トークンとして使っていますが、近々MNTという独自トークンをリリース予定です。
ガバナンスで提案が承認されれば、BITからMNTへの交換もできるとのこと。
ちなみに、BITはBitDAOのネイティブトークンでBybitとの関連性も深いですが、Mantleの登場によりBITトークン自体もMNTにリブランディングすることも発表されています。
さらに今後はMantleのプロジェクト開発に対し、Bybitが資金提供をする際にもMNTが使われる予定のようです。
BITトークンはBybitで取引できるので、BITも保有しておきたい人は取引所の口座開設と取引をすることも検討してみるといいでしょう。
Mantleのエアドロップの期待度は高い
続いて、Mantleのエアドロップ期待度について解説します。
開発元が有名なプロジェクト
結論からいうと、Mantleのエアドロップ期待度は他のL2プロジェクトと比較しても高いと考えられます。
そもそもMantleを開発しているのは、大手取引所のBybitと関連性も深いBitDAOです。
そんなBitDAOが新しく手掛けるプロジェクトということもあり、仮想通貨界隈では多くの人から注目されています。
また開発元のBitDAOは2021年に、パンテラキャピタルやDragonflyなどの有名なベンチャーキャピタルから2億3,000万ドル(当時のレートで約250億円)の資金調達に成功しました。
これだけ有名な組織が開発を行っているということで、エアドロップを期待している声も多いようです。
既にテストネットをローンチしている
既にテストネットをローンチしているのも、Mantleのエアドロップ期待度が高い理由の1つです。
公式サイトでは、実際にテストネットやテストトークンをもらうこともできます。
新しい仮想通貨プロジェクトで給付金をもらうためには、テストネットの利用は必須ともいえるタスクです。
現状だとエアドロップが正式に発表されたわけではないものの、テストネットが触れるのであればトークンが配布される可能性も十分にあるでしょう。
今後はメインネットのローンチやシステムのアップグレードも予定されているので、これからの展開にも注目しておきたいですね。
Mantleのエアドロップの参加方法・タスク
ここからは、実際にMantleのタスクをこなしてエアドロップに参加する方法を紹介します。
なお、MantleのタスクをこなすにはMetaMaskが必要になるので、事前に準備しておくといいでしょう。
テストネットを利用する
1つめのタスクは、テストネットの利用です。
他のプロジェクトでもテストネットに触ったユーザーを対象にエアドロップが行われることが多いので、必須のタスクといえます。
テストネット用のETHを請求する
まずはChainlistのサイトでMantleのページを開きます。
右側にあるテストネット用の「Connect Wallet」をクリックしてMetaMaskを接続しましょう。
次にテストネット用のETHとBITをもらいます。
ETHはGoerli Faucetというサイトで請求が可能です。
トークンを請求するにはアカウント作成も必要なので、アカウントを持っていない人は以下の「Signup for free here」をクリックして登録をしましょう。
登録ができたらログインして、先ほど接続したMantleテストネットのMetaMaskのアドレスをコピーし、Goerli Faucetのアドレス入力欄に貼りつけます。
アドレスを入力したら右にある「Send Me ETH」をクリックしてください。
数分~数十分経ったあと、MetaMaskのネットワークをGoerliテストネットワークに切り替えます。
MetaMaskにテスト用のETHが入金されていれば、請求は完了です。
テストネット用のBITを請求する
ETHとあわせて、テストネット用のBITトークンも請求しておくといいでしょう。
BITはMantleのFaucetページで請求できます。
まずは以下の画面を開き、右上の「Connect Wallet」を押してMetaMaskを接続してください。
次に「Authenticate」をクリックして、自分のTwitterアカウントと連携させます。
連携できたら請求するBITの数量を入力し、下にある「Mint Tokens」のボタンをクリック。
このときガス代として少量のGoerli ETHが必要なので、そちらも確認しておきましょう。
少し時間をおいて、MetaMaskにBITが入金されていれば請求完了です。
ちなみにMetaMaskの画面にBITトークンが表示されていない場合は、以下画面の「トークンをインポート」ボタンを押し、BITアドレスを入力してインポートしてみてください。
BITのアドレスは以下です。
0x5a94dc6cc85fda49d8e9a8b85dde8629025c42be
そうすると上の画像のように、テスト用BITトークンの保有数が表示されるはずです。
公式サイトでのブリッジ
テストネット用のトークンが用意できたら、次は公式サイトでブリッジをしてみましょう。
Mantleの公式サイトを開きます。
右上のボタンを押してGoerliのMetaMaskに接続します。
交換元となるトークンをテスト用のBITに設定したら、ブリッジしたいBITの数量を入力してください。
「Allocate allowance before depositing assets」という表示が出ている場合は、Mantleを開いてブリッジできるBITの上限も設定する必要があります。
設定が終わったら再度以下の画面でブリッジしたいBITの数量を入力して、下の「Deposit Tokens to L2」をクリック。
このときガス代も表示されるので、問題ないか確認しておきましょう。
「Confirm」をクリックして少し時間を置いたあと、MantleネットのMetaMaskアカウントにMNTが着金していればブリッジ完了です。
MantleSwapでスワップや流動性の提供をする
今度はMantleSwapのサイトでスワップや流動性の提供をしてみます。
MantleSwapのスワップページでは先ほどもらったテスト用のBITを使い、以下のようにMANTやUSDCなど他の通貨へのスワップが可能です。
スワップをしてBIT以外のトークンが準備できたら、今度は「Pool」の画面で流動性の提供をしてみましょう。
以下の画面を開いて「Add」をクリックします。
次の画面になったら、手元にあるBITとスワップした別の通貨とのペアで預け入れる金額を決めます。
預ける通貨はそれぞれ同じ金額にする必要がありますが、たとえばBITとMANTに設定してBITの数量を入力すると、それに対応したMANTの数量も自動で入力されるはずです。
設定ができたら「Confirm Adding Liquidity」をクリックして、さらにそのあと表示される画面でプールへの預け入れを承認します。
これで流動性の提供が完了したので、一定期間が経てばLPトークンを獲得できるはずです。
クエストに参加する
Mantleのエアドロを狙うなら、クエストをクリアしておくのも1つの方法です。
クエストはZealyというWeb3.0に関連したプラットフォームの、Mantle用の画面で参加できます。
Zealyの画面を開いてMetaMaskを接続すると、以下のように各種クエストが表示されるはずです。
たとえばMantleのDiscordに参加したり、Mantleの公式Twitterをフォローしたりなど、順番に各クエストをクリアしていく流れのようですね。
クエスト数が多いぶんほとんどの人は面倒くさがってやらないことが多いので、差別化を図りたいならできるだけクエストをこなしておくといいでしょう。
ちなみに、クエストを達成すると報酬も獲得できるようなので、ぜひ詳細を確認してみてください。
まとめ
MantleはBitDAOが開発・運営している、イーサリアムのL2ソリューションです。
早いうちにテストネットの利用や公式サイトでのブリッジなどのタスクをこなしておけば、エアドロップをもらえる可能性があります。
公式からエアドロップの発表があったわけではないものの、仮想通貨界隈でも注目されているプロジェクトなので、給付金をもらいたい人はぜひ触っておくといいでしょう。
- 有名組織のBitDAOが手掛けるプロジェクトということで、エアドロップの期待度は高め
- 既にテストネットは提供済みで、今後はメインネットのローンチやシステムアップデートも期待されている
テスト用ではないBITや他の通貨はBybitで購入できます。
登録がまだの人は、以下の記事を参考に口座開設してくださいね。