Rango Exchangeは仮想通貨界隈で最近話題になっている、DEXアグリゲーターです。
従来のアグリゲーター機能に加えて、異なるチェーン間でのトークンの交換もできるという、非常に便利な機能があります。
しかし、Rango Exchangeで検索をかけると、ブリッジやブロックチェーンなど難しい言葉がたくさん出てきますよね。
そのため、具体的にはどんなプロジェクトなのか、どのように使えばいいのか、いまいち分からないという人も多いはず。
そこで本記事では、Rango Exchangeの特徴や、始め方・使い方を解説します。
Rango Exchangeの独自トークンや将来性についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 異なるブロックチェーン同士でも暗号資産のスワップができるDEXアグリゲーター
- 40種類以上のチェーンや、10種類以上のウォレットに対応している
- 各種エアドロップキャンペーンに参加できることもある
- 新しい機能を備えたプラットフォームとして、将来性も期待されている

Rango Exchangeで使う通貨はBybitで購入できます。
Bybitの口座をまだお持ちでない人は、先に登録しておきましょう。
タップできる目次
Rango Exchangeとは?

まずは、Rango Exchangeとはどういったプロジェクトなのか紹介します。
クロスチェーン対応のDEXアグリゲーター
Rango Exchangeは、クロスチェーンに対応したDEXアグリゲーターです。
DEXアグリゲーターとは、取引をする際にトレーダーにとって有利なレートを自動で探し出す機能を持ったDEXのことをいいます。
これまでだと、最適価格でのトークン交換が可能なDEXを探せるアグリゲーターとしては「1inch Exchange」が有名でした。
しかし、Rango ExchangeはDEXアグリゲーターとしての従来の機能に加えて、暗号資産やNFTを異なるチェーン間で移動させられる、ブリッジ機能も搭載しています。
たとえば1回の操作をするだけで、ETHチェーン上のETHをPolygonチェーン上のUSDTに交換することが可能です。
つまり、最適な交換価格を自動で探しながら、なおかつチェーンをまたいだ複雑な取引もできる機能を備えたプラットフォームということですね。
さまざまなチェーンやウォレットに対応している
Rango Exchangeは現時点で、さまざまなチェーンやウォレットに対応しています。
たとえばブロックチェーンだけでも、既に40種類以上に対応済みです。

2022年5月には、Solanaチェーンにも対応しました。
ウォレットに関しては、世界中で多くの人が使っているMetaMaskの他、KeplrやPhantomなど10種類以上に対応しています。
Rango Exchangeが公表している情報によると、プロジェクトとしては「DEXと暗号通貨全般の橋渡しをするプラットフォームになること」を目標にしているとのこと。
そのため、今後はさらに対応チェーンやDEX、ブリッジが増える可能性もあるようです。
各種エアドロップキャンペーンを実施していた
Rango Exchangeは2022年の各期間で、エアドロップキャンペーンも実施していました。
イベントは主に、以下のようなものがあったようです。
- アフィエイトトレーディング大会
- RangoExchangeを利用しているユーザーを対象としたイベント
- 特定銘柄をステーキングしている人を対象にしたイベント
エアドロップに参加してもらえるのは、Rango Exchangeの独自トークンであるRANGOです。
公式サイトのキャンペーンページを開くと、以下のように既に終了したイベントや、現在開催中のキャンペーン一覧などを確認できます。

なお、画面上では「In Progress(進行中)」と表示されているキャンペーンもありますが、これらは既に参加期間が終わっているので、記事執筆時点だと新規で参加することはできません。
ただ、Rango Exchangeはまだ発足して間もないプロジェクトのため、今後も新しいキャンペーンを始める可能性はあります。
エアドロップイベントに参加したい人は、別のキャンペーンが行われていないか、定期的に公式サイトやRango ExchangeのTwitterなどを確認してみるといいでしょう。
Rango Exchangeの独自トークンは未上場

Rango Exchangeは、独自トークンであるRANGOを発行予定です。
RANGOトークンのIDOはもともと2022年第1四半期に予定されていましたが、公式から延期する旨が発表されています。
いつに延期になったかという詳細情報はまだ発表されていません。
IDOに関しては、公式から正式な情報が出るのを待ちましょう。
ちなみに、トークンの総供給量は1億枚で、主にガバナンストークンとして使われるようです。
その他、手数料のやり取りやエアドロップなどの使い道もあります。
Rango Exchangeは将来性も期待されている

Rango Exchangeは新しい機能を備えたDEXアグリゲーターとして、仮想通貨界隈では将来性も期待されています。
これまでの1inch Exchangeのようなプラットフォームも、いろいろなDEXのなかから有利な価格のものを見つけて取引ができるという、十分に便利な機能でした。
しかし、Rango Exchangeはそういった機能に加え、チェーンをまたいだやり取りができるようになったことで、さらに活用の幅は広がります。
とくに、DEX上でいろいろな暗号資産の取引をしている人にとっては、非常に重宝するプラットフォームです。
最近では従来のCEX(中央集権型の取引所)に対する懸念から、DEXをメインに使う人も増えています。
DEX自体の需要が高くなることを考えると、Rango Exchangeのプロジェクトがさらに拡大する可能性もあるでしょう。
トークンのIDOも控えているので、今後の展開に期待しておきたいですね。
なお、この記事で解説している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Rango Exchangeの将来性を保証するものではありません。
Rango Exchangeを使うための事前準備

ここからは、Rango Exchangeを使って暗号資産を交換する方法を紹介します。
まずは事前準備から見ていきましょう。
交換用の暗号資産を用意する
最初に、スワップ用の暗号資産を用意する必要があります。
準備する通貨は、Rango Exchangeに対応しているチェーンや銘柄ならどれを選んでも問題ありません。
基本的にETHを持っておけば、別のいろいろなトークンに交換できるので、迷ったときはETHを購入しておくといいですよ。
ちなみに、通貨の交換をするときは他のDEXと同様、ガス代(手数料のようなもの)がかかります。
そのため、ガス代も考慮して少し多めにトークンを準備しておきましょう。

暗号資産を購入する際はどの取引所を使ってもOKですが、海外取引所であれば日本人ユーザーが多く使い勝手もいい、Bybitがおすすめです。
外部ウォレットも準備しておく
Rango Exchangeを使うときは、外部ウォレットも準備しておく必要があります。
現時点でRango Exchangeが対応しているウォレットの一覧はこちらです。

とくにこだわりがないのであれば、多くのDEXで使えるMetaMaskがおすすめ。
ただし、MetaMaskはSolanaやCosmosなど対応していないチェーンもあります。
そういった暗号資産を交換したいときは、別のウォレットを準備しなければなりません。
画面上に出ているマークをクリックすれば、各種ウォレットの画面に直接飛んでインストールもできます。
インストールをしたあとは、Bybitなどで購入した暗号資産を外部ウォレットのほうに送金しておきましょう。
これで事前準備は終了です。
Rango Exchangeの使い方

それでは、実際にRango Exchangeで仮想通貨を交換する手順を紹介します。
今回はETHチェーンのETHを、BNBチェーンのBNBに交換する流れを見てみましょう。
送金元・送金先のウォレットを接続
まずは、Rango Exchangeの公式アプリのページを開きます。

右上に「Connect Wallet」というボタンがあるのでクリックしてください。
そうすると接続可能なウォレット一覧が表示されるので、そのなかから「MetaMask」のボタンを押します。

MetaMaskの画面が立ち上がったら、そのまま接続しましょう。
画面右上にMetaMaskのアイコンが表示されていれば、接続完了です。

接続後にウォレットのアイコンをクリックすると、保有している資金の確認もできます。
また、アイコン右側の「Connect another wallet」と表示される「+」マークを押すと、他のウォレットも追加で接続可能です。
今回は送金元・送金先のどちらもMetaMaskでOKなのでとくに作業は必要ありませんが、別の外部ウォレットを使うときは上記のボタンを押して追加するといいでしょう。
スワップする通貨の種類と数量を設定する
ウォレットが接続できたら、次に送金元・送金先の通貨の種類と数量を設定します。
送金元の通貨を選ぶときは「From」の右側にあるボタンや、銘柄ボタンを押してみてください。

そうすると以下のように、対応しているチェーンと通貨の一覧から任意のものをそれぞれ選択できるはずです。

続いて、下にある「To」の項目でも同じように、送金先となるチェーンと通貨の種類を選択します。
今回はETHチェーンのETHをBNBチェーンのBNBに交換するので、以下のような設定になっていればOKです。

あとは「From」のほうで、交換したい通貨の数量を入力しましょう。
送金元となる通貨の数量を設定すれば、送金先の通貨の数量も自動で入力されるはずです。
このとき、処理に必要なガス・最適なルート・所要時間の目安なども表示されるので、そちらも問題ないかチェックしておくといいですよ。
各項目を確認してスワップする
各項目を設定して通貨の種類や経由サービスに問題なければ、画面下にある「Swap」をクリック。
Swapボタンを押すとウォレットの確認画面が出るので、再度交換する通貨の数量やウォレットに間違いがないかチェックしましょう。
問題ない場合は「Comfirm swap」のボタンを押します。
Comfirm swapをクリックするとMetaMaskが立ち上がるので、トランザクションの生成後に「確認」ボタンをクリックしてください。
スワップやチェーンの処理が始まったら、何度かMetaMask側でアクセス権限や処理の許可をしながら、交換作業を進めます。
Rango Exchangeの画面で処理が終わったという表示が出れば、交換完了です。
ネットワークの混雑状況にもよりますが、長いときだと処理が完了するまで1時間以上かかることもあるため、画面を確認しながら進行させるといいでしょう。
まとめ

Rango Exchangeは、クロスチェーンに対応しているDEXアグリゲーターです。
これまでのDEXアグリゲーターとは違い、異なるチェーン間で通貨の交換ができるブリッジ機能も搭載しており、DEXを使う際は重宝します。
独自トークンはまだ上場していませんが、利便性やプロジェクトの需要を考えると、RANGOトークンの将来性も期待できそうですね。
- まずは交換用の仮想通貨とウォレットを準備しておく
- Rango Exchangeのアプリを開き、送金元・送金先のウォレットを接続
- 交換する通貨の種類や数量を設定
- スワップボタンを押し、MetaMaskで承認作業をしながら交換を完了させる

なお、Rango Exchangeを使う際に必要な暗号資産は、海外取引所のBybitで購入できます。
いつでもRango Exchangeを利用できるよう、Bybitの口座開設も早めに済ませておくといいですよ。