仮想通貨界隈で最近話題になっている、元素騎士オンラインというゲームをご存知でしょうか。
元素騎士オンラインはプレイして仮想通貨を稼げるメタバースゲームで、正式なリリース前にもかかわらずトークンも既に人気です。
しかし、名前を聞いたことはあっても、詳しいゲームの内容やトークン情報は知らないという人も多いはず。
そこで本記事では、元素騎士オンラインの概要やトークン情報、将来性などを解説します。
- 元素騎士オンラインはプレイして仮想通貨を稼げるNFT・メタバースゲーム
- ゲームジャンルは大人数参加型の3DMMOで、RPGやファンタジー要素が強い
- 無料でゲームをプレイすることも可能
- 既に実績があることから、将来性も期待されている
元素騎士オンラインに関するよくある質問にも回答しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タップできる目次
元素騎士オンライン(MV)とは?
それではまず、元素騎士オンラインの概要やトークン情報について紹介します。
基本情報・概要
項目 | Metaverseの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Metaverse |
シンボル | MV |
総供給量 | 2,000,000,000MV |
公式サイト | https://genso.game/ja/ |
元素騎士オンラインは、2008年リリースの「エレメンタルナイツオンライン」という日本のゲームを元に開発された、オンラインNFTゲームです。
ゲームは「3DMMO」というジャンルに分類され、大人数が同時に参加してプレイできます。
プレイヤーはメタバースと呼ばれる仮想空間のなかで、他プレイヤーと協力しながら冒険したり、経済活動を行ったりなどが可能です。
メタバースゲームのなかではRPGやファンタジー系要素が強く、前身のエレメンタルナイツオンラインがリリースされたときから多くの人に愛されています。
ゲームでは以下3つのプレイスタイルがあるのも特徴です。
- Free to Play(無料でプレイできる)
- Play to Earn(ゲームをプレイして稼げる)
- UGC to Earn(メタバース内でコンテンツの制作や売買をして稼げる)
無料でゲームを始めることもできるので、初期費用をかけたくない人でも気軽に参入できるのが魅力といえます。
ゲーム内で登場するアイテムや土地はNFTとして扱われており、マーケットプレイスに出品すれば売買も可能です。
実際のゲームをプレイする際は、複数人で大型のボスを倒したり、大人数で城を防衛したりなど、さまざまなモードがあります。
また、コミュニティ機能も充実しており、メタバース内を散策しながら他プレイヤーとの交流を深めるのも醍醐味の1つといえるでしょう。
プロジェクトに出資している投資家
元素騎士オンラインは、以下のような企業と提携しています。
ブロックチェーン関連のサービスを提供しているPolygonや、大手取引所のBybit、仮想通貨向けのセキュリティ・ウォレット企業のCYBAVOなど、数々の有名企業がプロジェクトに参加していますね。
また、アドバイザーとして元LINE社長の森川亮氏や、サポーターとして俳優・投資家として活躍する水嶋ヒロ氏など、著名人も参加しています。
なお、元素騎士オンラインは元ゲームのエレメンタルナイツオンラインで既に10年以上の実績がありました。
そのため、開発にそれほど大きな資金を必要としておらず、他のメタバースゲームに比べると大口投資家やベンチャーキャピタルの参入割合も少なかったようです。
価格・チャート情報 ※2022年4月時点
元素騎士オンラインは、ゲームの独自トークンとしてMVとRONDの2つの通貨を発行しています。
それぞれのトークンのチャート情報を見ていきましょう。
MVの価格推移
MVは、元素騎士オンラインのゲームトークンおよびガバナンストークンです。
正式名称は「GensoKishi Metaverse」、もしくは「Metaverse」と表記されます。
ガバナンストークンとは、プロジェクトに関する投票権を与えられた通貨のことです。
つまり、MVを一定数以上保有している人は元素騎士オンラインの方針を決める投票に参加できます。
その他、MVにはゲーム内でNFTを強化したり、トークン保有者は先行公開のクローズドαテストゲームに参加できたりなど、さまざまな役割があるようです。
MVのチャート表はこちら。
MVトークンが上場したのは2022年1月下旬ですが、約2週間後には元値のおよそ4倍ほどの価格を記録しました。
そのあと価格はやや落ちつき、2022年4年12月時点では100円前後を推移しています。
RONDのトークン情報
RONDは、元素騎士オンラインのゲームトークンです。
MVとは違ってガバナンストークンとしての機能はなく、メタバース内での経済活動に使ったり、NFTを購入したりなど、あくまでもゲームの基軸通貨として使われます。
総発行枚数は1兆枚が予定されていますが、2022年6月に96%をバーン(焼却)して発行枚数を調整するとのこと。
RONDトークンは2022年8月に上場予定のため、まだ価格情報は不明です。
現時点だと、RONDを獲得する方法は下記の2つがあります。
- 元素騎士オンラインのホワイトリスト抽選会に参加する
- MVをステーキングする
ホワイトリスト抽選会とは、簡単にいうと元素騎士オンラインの優良顧客になることで、上場前のお得な価格でトークンを購入できるイベントのことです。
ホワイトリスト抽選会は期間限定で行われるため、興味のある人は公式サイトをチェックしてみるといいでしょう。
元素騎士オンライン(MV)の将来性は?
次に、元素オンラインの将来性について解説します。
既にコアなユーザー層を獲得している
元素騎士オンラインの元となっているエレメンタルナイツオンラインは2008年にリリースして以降、世界中の人から支持されているゲームです。
多人数参加型RPGとして人気を集めており、これまでの累計ダウンロード数は800万以上にのぼります。
2012年には台湾にて「Game of the year金賞」を受賞した実績もあるほどです。
元素騎士オンラインは、そのエレメンタルナイツオンラインのメタバース版としてリリースされるため、既にコアなユーザー層を獲得しているゲームと考えていいでしょう。
従来のメタバースゲームは完全な新しいプロジェクトとして立ち上がるため、ユーザーの獲得に苦労しがちです。
しかし、元素騎士オンラインの場合はもともと10年以上の運営実績があることから、リリース前の時点で多くの人から期待されています。
上記のような信頼性や実績があることを考えると、正式なリリース後はより多くのユーザーを獲得する可能性が高いでしょう。
ゲーム内容としても人気が出る可能性は高い
先述した内容に加えて、元素騎士オンラインはゲーム内容自体が人気を集める可能性を秘めています。
そもそもメタバースゲームといえば、ある程度の初期費用をかけて参加するのが一般的です。
ゲームを始めるのに数万~数十万円の費用がかかることも多々あり、一般ユーザーが参加するにはハードルが高いという問題がありました。
しかし、元素騎士オンラインの場合は無料でもゲームを始められることから、参入ハードルは低めです。
これまで他のメタバースゲームにはなかなか手が出せなかったユーザー層を獲得できる可能性があります。
また、元素騎士オンラインは仲間との協力バトル・キャラクターの育成・コスチュームや装備のカスタマイズなど、ユーザーが飽きずにゲームをプレイできる要素が満載です。
長時間やり込める内容も多くあり、ゲームの持続性という面でも高い評価を得ています。
上記のようなことをふまえると、長期的な視点で見ても元素騎士オンラインの将来性はおおいに期待できるでしょう。
元素騎士オンライン(MV)の課題・懸念事項は?
期待値の高い元素騎士オンラインですが、ゲームとしての課題や懸念事項もあります。
大手取引所に上場できるか
元素騎士オンラインの1つめの課題は、大手取引所に上場できるかどうかです。
仮想通貨の世界において、知名度やトークンの価格を上げるためには有名な取引所への上場は必須といえます。
これはより多くの人に取引されないと、トークンの流動性が上がらないためです。
元素騎士オンラインの独自トークンであるMVは、既にBybitをはじめとする一部の取引所には上場しています。
しかし、世界最大手の取引所であるBinanceや、取引量の多いFTXなど、まだ扱われていない取引所も多いのが現状です。
ゲームやトークンの知名度をさらに上げるためには、これらの取引所に上場できるかが大きなカギになるでしょう。
トークン価格とゲームのバランス
元素騎士オンラインの懸念事項として、トークン価格とゲームのバランスが保てるかどうかも注視しておきたいポイントです。
実際に仮想通貨を稼げるNFTやメタバースゲームの場合、獲得できるトークンの価格が、ユーザーの参入数やゲームの需要に大きな影響を与えます。
たとえば2021年に流行したAxie Infinityというゲームは、ゲームトークンのSLP価格が高騰したときは大きな盛り上がりを見せ、ユーザーも多くいました。
しかし、SLPの価格が下がり始めたのを皮切りに新規ユーザーの数は徐々に減り、現在はゲーム自体もやや衰退気味です。
このように、ゲーム内で流通するトークンの価格が暴落すると、ユーザーの獲得が難しくなります。
逆にトークン価格が上がりすぎても、ユーザーが急激に増えて供給と需要のバランスが保てなくなることも。
ゲームを長く維持するためには、どれだけトークン価格をコントロールできるかが重要です。
なお、元素騎士オンラインはゲームのバランスを保つために、RONDと相互交換ができるminiRONDというトークンも発行しています。
ユーザーがより快適にプレイできるよう、今後miniRONDはゲーム内において、価格が一定水準で保たれるステーブルコインとして機能するようです。
これらの施策がうまくいくのかどうかにも、注目しておきたいですね。
元素騎士オンライン(MV)のトークンを購入できる取引所は?
MVが購入できる代表的な取引所は以下の通りです。
なお、現時点だとMVを扱っている日本の取引所はありません。
元素騎士オンライン(MV)のゲームの始め方・稼ぎ方
元素騎士オンラインはまだテスト版もリリースされておらず、現時点ではゲームの詳しい始め方は不明です。
2022年5月末に、クローズドαテスト版のゲームリリースが予定されています。
ゲームの開発が進めばプレイ方法などが公表されるはずなので、今後の情報を待ちましょう。
稼ぎ方に関しては、主に以下のようなものがあります。
- メタバースでNFTアイテムや土地を売買して稼ぐ
- 保有しているオシャレ装備(NFT)を他のプレーヤーに貸し出す
- 自身で構築したマップの運営
- MVをステーキングして利回りを得る
上記以外の新しい稼ぎ方が追加される可能性もあるので、期待しておきたいですね。
元素騎士オンライン(MV)に関するよくある質問
ここからは、元素騎士オンラインに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
元素騎士オンライン(MV)のトークンはDEXでも買えますか?
MVトークンはDEXでも購入できます。
MVの売買ができる主なDEXは、UniswapとQuickSwapです。
元素騎士オンラインの公式サイトからもそれぞれのDEXにアクセスできるので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
元素騎士オンライン(MV)のステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
MVのステーキングは、元素騎士オンラインの公式サイトで行えます。
トップページからステーキング専用のダッシュボードに移り、そこでMVをステーキングすることでRONDを獲得可能です。
また、QuickSwapなど一部のDEXでもステーキングやファーミングができます。
テストゲームへの参加や投票権の獲得など、MVをステーキングしないと得られない権利もあるので、詳しくはホワイトペーパーを確認してみるといいでしょう。
元素騎士オンライン(MV)の最新ニュースはどこで収集すればいい?
元素騎士オンラインの最新ニュースを収集する際は、公式TwitterやDiscordを利用するのがおすすめです。
Twitter・Discordでは運営やチームメンバーが定期的に情報を発信しており、比較的新しいニュースを確認できます。
上記の他、公式YouTubeチャンネルやmediumなどもあるので、多方面から情報を集めたいときはそちらもチェックしてみるといいですよ。
元素騎士オンラインのランド(土地)はいくら?
元素騎士オンラインの土地機能はまだ実装されておらず、土地の詳しい価格については不明です。
なお、2022年10月には第一回目のランドNFTオークションが予定されています。
ランドオークションの前後になれば土地価格に関する情報が発表される可能性も高いので、注目しておくといいでしょう。
元素騎士オンラインのランド(土地)や他NFTの購入方法は?
元素騎士オンラインのランド・他NFTは、OpenSeaや独自のマーケットプレイスで購入可能です。
OpenSeaでは、既に一部のNFTが出品されています。
独自マーケットプレイスはまだ開発段階なので、今後の情報に要注目です。
元素騎士オンラインは日本語に対応してますか?
元素騎士オンラインは日本語に対応しています。
ホワイトペーパーなども基本的には日本で閲覧できるため、ぜひチェックしてみてください。
元素騎士オンラインはスマホアプリでも利用できますか?
元素騎士オンラインは、スマホアプリ版のゲームもリリース予定です。
現時点だと詳しいアプリのリリース日は発表されていませんが、ゲームの開発が順調に進めば、iOSやAndroid端末でもプレイできるようになるでしょう。
元素騎士オンラインとエレメンタルナイツオンラインの違いは?
エレメンタルナイツオンラインは、2008年にリリースされたゲームです。
スマホ・パソコン・Nintendo Switchといったさまざまなデバイス上でプレイできると人気のゲームですが、仮想通貨を稼ぐ機能はありません。
そんなエレメンタルナイツオンラインにNFTやメタバース機能を追加し、仮想通貨を稼げるように開発されたのが元素騎士オンラインです。
エレメンタルナイツオンラインの要素を引き継いだ続編が、元素騎士オンラインだと解釈すると分かりやすいかもしれません。
まとめ
元素騎士オンラインは、エレメンタルナイツオンラインという日本のゲームを元に開発されたオンラインNFTゲームです。
大人数が同時にプレイできる3DMMOジャンルのゲームで、メタバースのなかでは他のプレイヤーと協力したり、経済活動を行ったりなどさまざまな要素を楽しめます。
ゲームプレイやメタバース内での活動により、実際に仮想通貨を稼ぐことも可能です。
ゲームトークンのMVは一部の海外取引所で扱われているので、ぜひMVの売買も検討してみるといいでしょう。
メタバース銘柄を購入するなら、海外取引所がおすすめです。
中でも以下の記事で紹介している取引所は特におすすめですよ。