近年、仮想通貨界隈では運動して稼げるMove to earnが流行っていますよね。
そんなMove to earnゲームの1つとして、徐々に注目を集めているのがWIRTUALです。
WIRTUALはさまざまなエクササイズに対応しているのが魅力ですが、日本だと知っている人は少なく、どんなゲームなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、WIRTUALのゲーム内容やトークン情報、将来性などを解説します。
- WIRTUALは屋外だけでなく室内でのジムや水泳でも稼げるブロックチェーンゲーム
- スマートウォッチと連携し、運動管理アプリを使ってエクササイズデータを取得する
- 他のMove to earnとは違い、無料でも始められる
- 大手企業と提携しており将来性も期待されている
WIRTUALの始め方や稼ぎ方もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
タップできる目次
WIRTUALとは?
まずは、WIRTUALの概要やトークン情報を紹介します。
基本情報・概要
項目 | WIRTUALの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | WIRTUAL |
トークンシンボル | WIRTUAL |
トークン総額 | 1,000,000,000WIRTUAL |
WIRTUALはタイにある企業が2019年に開発した、運動をして報酬を得られるブロックチェーンゲームです。
動くことで仮想通貨を獲得できる「Move to earn」のジャンルに分類されます。
WIRTUALの場合はただ歩く・走るだけでなく、水泳やジムでの運動など幅広いエクササイズで稼げることから「Exercise To Earn」と呼ばれることも多いです。
また、WIRTUALは他のブロックチェーンゲームとは違い、無料で始められるのも特徴。
運動はスマートウォッチなどのウェアラブル端末と連携させて、心拍数や歩数などを計測します。
計測アプリと連携させた状態でエクササイズをすることにより、独自トークンのWIRTUALが稼げる仕組みです。
WIRTUALにはHolders levelという8段階のプレイヤーレベルがあり、レベルが上がると稼げる金額も増えます。
なお、ゲーム内で使うアバターやアイテムはNFT化されていて、マーケットプレイスで売買も可能です。
プロジェクトに出資している投資家
WIRTUALのプロジェクトには、以下のような企業がパートナーとして提携しています。
世界中で知られている大手スポーツブランドのアンダーアーマーや、GPS製品をメインに扱っている米国のGARMINなど、さまざまな大手企業と提携しているようです。
WIRTUALはブロックチェーンゲームのなかでは比較的新しいプロジェクトなので、ゲームの知名度が上がればプロジェクトに出資する投資家が増える可能性もあるでしょう。
価格・チャート情報 ※2022年4月時点
WIRTUALは、独自トークンとしてゲーム名と同じWIRTUALという通貨を発行しています。
ゲームで稼いだWIRTUALは、他の仮想通貨と同様に取引所で売買が可能です。
WIRTUALのチャート情報はこちら。
トークンが上場した10日後あたりに、価格は一時180円台まで上昇しました。
そのあと価格はやや落ち着き、2022年4月22日時点では80円前後を推移しています。
WIRTUALの将来性は?
最近話題になっているMove to earnゲームの1つとして注目のWIRTUALですが、将来性はどうなのかも見ていきましょう。
有名企業と提携しており期待値は高い
WIRTUALは有名企業と提携していることから、多くの人に期待されているプロジェクトです。
仮想通貨のプロジェクトが拡大するためには、提携している企業からのサポートや出資は欠かせません。
また、パートナーになっている企業が有名であるほどプロジェクトの開発や運営がスムーズに進むため、ゲームが伸びる可能性も高まります。
冒頭の概要項目でも解説したように、WIRTUALは既にアンダーアーマーをはじめとする有名企業と提携済みです。
これらのパートナー企業を見て、WIRTUALに注目している人も多くいます。
提携先が有名だからといって必ずしもプロジェクトが成功するわけではありませんが、将来性に期待できる要因の1つであることは間違いないでしょう。
参入ハードルが低いことから将来性にも期待
WIRTUALは、無料で始められる参入ハードルの低さという面でも将来性に期待できます。
他のMove to earnゲームは、数万円から数十万円の初期費用を必要とするのが一般的です。
最近だと「STEPN」というゲームが、歩いたり走ったりするだけで何万円も稼げると話題になっていますよね。
しかし、STEPNはリリース直後は60,000〜70,000円ほどでゲームに参加できましたが、2022年4月時点では初期費用に10万円以上かかります。
このように、Move to earnゲームは始めるのにある程度の費用がかかるため、その参入障壁の高さからなかなか手が出せないという人がほとんどでした。
一方、WIRTUALは完全無料でゲームに参加できるので、誰でも気軽にプレイできるという魅力があります。
スマートウォッチが必要ではあるものの、これまでMove to earnゲームに参入できなかったユーザー層を獲得できれば、プロジェクトが拡大する可能性はあるでしょう。
WIRTUALの課題・懸念事項は?
次に、WIRTUALの課題や懸念事項を解説します。
大手取引所に上場していない
大手の取引所に上場できるかどうかは、WIRTUALの課題です。
仮想通貨の世界において、プロジェクトやゲームを拡大させるためには大手取引所への上場は必須といえます。
有名な取引所への上場は、通貨の流動性だけでなくプロジェクトの知名度アップにも繋がるからです。
しかし、現時点だとWIRTUALはLBankやBKEXといった一部の取引所にしか上場していません。
もちろん、BinanceやBybitなど大手の取引所でも扱われていない状況です。
今後はこういった取引所に上場し、より多くのユーザーに認知されるかどうかは大きな課題になるでしょう。
競合ゲームより知名度を上げられるか
競合ゲームより知名度を上げられるかも、WIRTUALの懸念事項です。
ブロックチェーンゲームが流行している最近の仮想通貨市場において、WIRTUALのようなMove to earnゲームは数多く登場しています。
先述したSTEPNをはじめ、実はWIRTUALと同じく無料で始められるMove to earnゲームも少しずつ増えてきました。
つまり、同じような稼ぎ方や機能を備えた競合ゲームが多いということです。
そのため、他のゲームより優れた要素やユーザーからの人気を集めるような機能がなければ、長期で生き残るのは難しいでしょう。
WIRTUALの場合は無料でプレイできたり、いろいろなエクササイズで稼げたりといった強みはあります。
ただし、上記と同じ強みを持つゲームが登場したとき、WIRTUALがどうやって競合との差別化を図るのかはやはり懸念すべき点です。
WIRTUALはまだ始まって間もないプロジェクトなので、今後のアップデートや方針にも注目しておきたいですね。
WIRTUALのトークンを購入できる取引所は?
WIRTUALトークンを購入できる主な取引所は、以下の通りです。
現時点だと、日本でWIRTUALを扱っている取引所はありません。
CoinMarketCapなどには、WIRTUALの売買ができる取引所の一覧も掲載されているので、詳細が気になる人は確認してみてください。
WIRTUALの始め方
ここからは、WIRTUALの始め方を紹介します。
WIRTUALアプリのインストール
まずはAndroidやiOS端末で、WIRTUALのアプリをダウンロードしましょう。
アプリはGoogle PlayやApp Storeといった通常のストアでダウンロード可能です。
インストールできたらアプリを立ち上げて「Register」ボタンから登録をします。
名前・電話番号・認証コードなど、必要な項目を入力してください。
すべての項目を入力し終えたら、アプリの登録は完了です。
運動管理アプリ・スマートウォッチと連携
アプリの登録が終わったら、次に運動管理アプリと連携します。
運動管理アプリとの連携にはスマートウォッチが必要なので、持っていない場合は事前に準備しておきましょう。
WIRTUALと連携できる代表的なアプリはこちらです。
アプリの右下にある「Menu」の項目から「My App」をタップし、運動管理アプリを選ぶと連携できます。
アプリは自分の好きなものでOKなので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。
エクササイズの種類を選んで運動
運動管理アプリとの連携ができたら、エクササイズの種類を選びます。
エクササイズの種類は「Challenge」という項目から選択可能です。
あとは実際にエクササイズをして、達成するとWIRTUALトークンを獲得できます。
なお、エクササイズの種類によって利用できるアプリは異なるので、その点もチェックしておくといいですよ。
WIRTUALの稼ぎ方
WIRTUALは、基本的に運動をしてトークンを稼ぎます。
アプリで行える主な運動はこちらです。
- ランニング
- ウォーキング
- サイクリング
- ジムでの運動
- 水泳
- ダンス
屋外でのエクササイズはもちろん、ジムトレーニングや水泳といった屋内での運動でも稼げます。
稼いだコインを取引所やDEXに送って他の通貨に交換すれば、日本円への換金も可能です。
なお、アプリのアクティビティは内容に応じて報酬が異なります。
条件によってはトークンだけでなくNFTが獲得できる場合もあるので、各チャレンジの詳しい内容も確認しておくとよさそうですね。
WIRTUALに関するよくある質問
ここからは、WIRTUALに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
WIRTUALはDEXでも買えますか?
WIRTUALはDEXでも購入できます。
WIRTUALの取引ができる主なDEXは、PancakeSwapとDODOです。
プロジェクトの知名度が上がれば、WIRTUALを扱うDEXが増える可能性もあるので、今後の情報にも注目しておきましょう。
WIRTUALのステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
現時点だと、WIRTUALのステーキングやイールドファーミングができる取引所は確認できませんでした。
ただ、WIRTUALが新しくどこかの取引所に上場すれば、そこでステーキングやファーミングが行える可能性はあります。
WIRTUALの最新ニュースはどこで収集すればいい?
WIRTUALの最新ニュースを確認したいときは、公式TwitterやTelegramを利用するのがおすすめです。
Twitter・Telegramでは、運営やメンバーが新しいニュースを発信しており、情報交換にも活用できます。
重要なアップデートやゲーム内容に関する情報が発表されることもあるので、定期的にチェックしておくといいですよ。
WIRTUALは日本語に対応してますか?
現時点だとWIRTUALは日本語に対応しておらず、基本的には英語での表記です。
ただ、将来的には多言語への対応を予定しているようなので、日本語に対応する可能性もゼロではありません。
もし公式サイトやアプリで分からない箇所があれば、当ブログのように日本語で解説しているサイト、もしくはGoogle翻訳などを利用するのがおすすめです。
他のMove to earnアプリと同時に利用できますか?
WIRTUALはスマートウォッチと連携させて使うアプリなので、他のMove to earnアプリとの併用も可能です。
ただ、連携するアプリによっては同時利用ができない可能性もあります。
オススメのスマートウォッチはありますか?
最後に、WIRTUALに連携できるおすすめのスマートウォッチを紹介します。
iPhone:Apple Watch
iPhoneユーザーにおすすめなのは、定番のApple Watchです。
GPS内蔵型の高機能シリーズで、大きなディスプレイと優れた性能が魅力。
心拍数やランニングペース、運動時間といった細かい計測機能も付いています。
やや高価ではあるものの、さまざまなワークアウトの計測に対応しているので、迷ったときはApple Watchを選んでおけば失敗することはないでしょう。
Android:Fitbit
Androidユーザーには、Fitbitというスマートウォッチがおすすめです。
こちらは内蔵された加速度計を使い、歩数・消費カロリー・睡眠状況などを計測できます。
心拍変動や推定皮膚温といった健康指標を表示できるなど、機能面で優れているのも特徴です。
Suicaにも対応しているので、運動だけでなく鉄道・バスでの利用や、買い物をするときにも使えますよ。
WIRTUALは無料でも始められますか?
WIRTUALは完全無料でも始められます。
なお、無料版だと獲得できるトークンの数量に制限がありますが、有料だと制限を解除できるようです。
より多くのトークンを稼ぎたい人は、有料版の利用も検討してみるといいでしょう。
まとめ
WIRTUALは、エクササイズをして仮想通貨を獲得できるブロックチェーンゲームです。
ただ歩いたり走ったりするだけでなく、水泳やジムでのワークアウトなどさまざまな運動で稼げます。
室内での運動にも対応しているので、日頃から運動不足を感じている人や、エクササイズをする機会の多い人にとっては魅力的なゲームです。
なお、WIRTUALトークンはLBankやBKEXなどの取引所、もしくは一部のDEXで購入できます。
現時点では上場先が少ないですが、ゲームの知名度が上がればWIRTUALを扱う取引所も増えるでしょう。
プロジェクトに期待するのであれば、今のうちからアプリをダウンロードしてWIRTUALを稼いでおくといいかもしれませんね。
- WIRTUALはさまざまな運動をして仮想通貨を稼げるゲーム
- ゲームをするにはスマートウォッチが必要
- 連携させるのにおすすめのスマートウォッチはApple WatchやFitbit
- 現時点では上場先が少なく、大手取引所に上場できるかが課題
仮想通貨はタイミングが大事。
WIRTUAL上場後にいつでもトークンを交換できるよう事前に取引所に登録し、準備しておくと良いですよ。