Bitget(ビットゲット)は、コピートレードができることで有名な海外の取引所です。
日本語に対応しており日本人ユーザーも多いですが、いざ使おうと思うと入金方法がわからず、困っている人も多いですよね。
そこで本記事では、Bitgetの入金に関する基本ルールと、実際の入金方法をパターン別で紹介します。
入金履歴の確認方法や、入金できないときの対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- Bitgetの入金方法は主に4種類
- 入金手数料は基本的に無料
- 銘柄ごとに最低入金額が決められている
- 銀行振込による日本円での入金はできない
Bitgetに登録していない人は、先に済ませておいてください。
タップできる目次
Bitgetの入金に関する基本ルール
まずは、Bitgetの入金に関する基本的なルールを解説します。
入金手数料は無料
Bitgetは、仮想通貨を入金する際の手数料は無料です。
ただし、送金元の取引所側で発生する送金手数料やトランザクション手数料は、ユーザーの負担になります。
その他、クレジットカード入金ではカード会社やサービスプロバイダーの決済手数料が発生することもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
銘柄ごとに最低入金額が決められている
Bitgetでは仮想通貨を入金する際、銘柄ごとに最低入金額が決められています。
代表的な通貨の最低入金額はこちらです。
通貨 | 最低入金額 |
---|---|
BTC | 0.0001BTC |
ETH | 0.001ETH |
XRP | 0.1XRP |
USDT | 1USDT |
BGB | 50GBG |
なお、最低入金額は各銘柄のチェーンの種類によっても異なります。
最低入金額の詳細は、以下のように入金画面を開いてチェーンを選ぶと表示可能です。
他の取引所からBitgetに仮想通貨を入金する際は、事前に最低入金額もチェックしておくといいでしょう。
クレジットカード・電子決済での入金は本人確認が必要
クレジットカードや電子決済での入金をするには、本人確認(KYC)が必要です。
本人確認をする際は、以下のうちいずれかの書類の提出が必要になります。
- 運転免許証
- IDカード
- パスポート
なお、仮想通貨を他の取引所から入金する場合は、本人確認は必須ではありません。
銀行での振込入金は基本的にできない
Bitgetでは、銀行から日本円を直接入金することはできません。
これはBitgetが海外取引所のため、日本からの銀行振込に対応していないためです。
P2P取引という方法であれば、銀行振込で仮想通貨を購入できるケースもありますが、現状だとこの方法で入金する人はほとんどいません。
そのため、基本的に振込入金はできないと思っておいたほうがいいでしょう。
Bitgetの入金方法一覧
続いて、Bitgetではどんなやり方で入金ができるのか、入金方法の一覧を紹介します。
他の取引所やウォレットから仮想通貨を送る
1番オーソドックスな入金方法は、他の取引所やウォレットからBitgetに仮想通貨を送るやり方です。
たとえば国内取引所のCoincheckや、海外取引所のBybitなどから入金する方法があります。
MetaMaskをはじめとする外部ウォレットからの入金も可能です。
送金手数料が無料の取引所から入金すれば、手数料もかかりません。
それほど難易度は高くなく手数料も抑えられるので、迷ったときはこの方法で入金するのがおすすめです。
クレジットカードで入金する
Bitgetはクレジットカードによる入金も可能です。
クレジットカードで入金する場合、基本的に日本円を別の仮想通貨に変える形で入金します。
現時点でBitgetが対応しているクレジットカードは、VISAとMasterCardの2種類です。
JCBカードには対応していないので、JCBしか持っていない場合は他の入金方法を検討する必要があります。
電子決済で仮想通貨を入金する
電子決済による仮想通貨の入金もできます。
現時点でBitgetが対応している電子決済は主に、Apple PayやGoogle Payなどです。
P2P取引で仮想通貨を購入する
P2P取引とは、仮想通貨を買いたい人と売りたい人をマッチングさせてやり取りを行う方法のことです。
簡単にいうと、個人で仮想通貨を売りたい人を見つけて、その人から通貨を購入する形で入金する方法ですね。
ただし、現状はBitgetでP2Pを利用している日本人ユーザーはほとんどいません。
たとえば記事執筆時点だと、P2P画面を開くと以下のように、単価179.83円で833USDTを売りたいというユーザーが1人だけ表示されます。
単価が極端に高く、さらに支払い方法はLINE Payに限定されており、支払い時には220円の手数料(LINE Payの場合)もかかります。
他の入金方法に比べると損をしやすいので、あまりおすすめはできません。
国内取引所(GMOコイン)からBitgetに入金する方法
それではここから、実際にBitgetへ入金する方法を解説します。
まずは、国内取引所からBitgetに入金するやり方の紹介です。
取引所はどこを使ってもOKですが、今回は送金手数料が無料のGMOコインから入金する流れを見てみましょう。
Bitgetで入金用アドレスをコピー
Bitgetの画面右上にある「資産」メニューから「入金」を選び、以下のページを開きます。
次に、入金する仮想通貨の種類を選んでください。
今回は例として、送金スピードが速いXRPを選んでいます。
通貨の種類を決めたら「入金アドレス」と表示のあるアドレスをコピーしましょう。
なお、XRPを送る際はアドレスだけでなくタグというものも必要になるので、そちらも忘れずにコピーしてください。
GMOコインでBitgetのアドレスを登録
Bitget側で入金アドレスをコピーしたら、今度はGMOコインで「入出金→暗号資産→XRPを選択→送付」という流れでボタンを押して、以下のようにXRPの送金画面を開きます。
ちなみに、GMOコインではXRPの最低送金数量は50XRPなので、この時点で50枚以上のXRPを持っているか確認しておいてください。
次に「新しい宛先を追加する」をクリックし、画面の案内に従ってBitgetのアドレス情報を入力していきましょう。
表示される項目は、下記の通りに回答すればOKです。
- 送付先:GMOコイン以外
- 送付先ウォレット:取引所・サービス指定のウォレット
- 受取人:ご本人さま
回答を進めると宛先情報の確認画面になるので、問題なければ「宛先情報の登録画面へ」をクリック。
以下の画面になったら、送付先となるBitgetの情報を順番に入力します。
項目は、下記のように入力してください。
- 宛先名称(ニックネーム):Bitget
- リップルアドレス:先ほどBitgetでコピーしたXRPの入金用アドレス
- 宛先タグ:先ほどBitgetでコピーしたXRPの入金用タグ
- 送付先の名称:「その他」を選択し、送付先の名称には「Bitget」と入力
すべて入力したら、下にある「確認画面へ」をクリックして入力内容をチェックし、問題なければ「登録する」ボタンを押しましょう。
そうするとGMOコインから宛先リストの登録確認メールが届くので、メールに記載されているURLをクリックし、認証を完了させてください。
GMOコインから仮想通貨を送る
認証完了ボタンを押したあと、しばらくすると審査が終わり、以下のようにGMOコインでBitgetのアドレスが追加されています。
Bitgetのアドレスをクリックしたら、宛先情報を確認して、以下の画面を開いてください。
「送付数量」の項目に、送金したいXRPの数量を入力しましょう。
「送付目的」は、どの項目を選んでも問題ありません。
2段階認証を設定している場合は、このときに認証コードも入力します。
下にある2つの確認事項にチェックマークを入れて、確認画面に移りましょう。
最後に送付数量を確認し、問題なければ「実行」ボタンを押して、XRPの送金作業は終了です。
あとはBitgetのほうでXRPの着金が確認できれば、入金も完了します。
海外取引所(Bybit)からBitgetに入金する方法
海外取引所からBitgetに入金する方法も見ておきましょう。
ここでは例として、日本人ユーザーの多いBybitからの入金方法を紹介します。
Bitgetで入金用アドレスをコピー
GMOコインから入金する手順と同様に、まずはBitgetで入金用アドレスをコピーします。
ここでもXRPやEOSといった仮想通貨を送る際は、タグも忘れずにコピーしておいてください。
BybitでBitgetのアドレスを登録
アドレスやタグをコピーしたらBybitにログインし、右上の「資産」メニューにある「現物」ボタンを押して、以下の画面を開きます。
XRPの右側にある「出金」ボタンをクリック。
以下の画面になったら、ウォレットアドレスの横にある「ウォレットアドレスを追加する」というボタンを押します。
次の画面になるので、右上にある「+追加」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、通貨をXRPに設定して、先ほどコピーしたBitgetの入金用アドレスとタグを入力します。
チェーンタイプはXRPを選んで、コメント欄には「Bitget」と入力しましょう。
すべて入力したら、下にある「確定」ボタンをクリック。
2段階認証を設定している場合は、このときにコードも入力してください。
これでBitgetのアドレス登録は完了です。
Bybitから仮想通貨を送る
アドレス登録ができたら再度Bybitの送金画面に戻り、先ほど登録したBitgetの宛先を選択します。
送金したいXRPの数量も入力しましょう。
アドレス・タグ・通貨の数量に間違いがないことを確認して、下にある「提出」ボタンをクリック。
コード認証を求められた場合はコードを入力して、再度「提出」を押します。
これで送金手続きは終わりです。
しばらくしてBitgetのほうで着金が確認できれば、無事に入金が完了しています。
Bitgetにクレジットカード・電子決済で入金する方法
Bitgetにクレジットカード、もしくは電子決済で入金する方法も紹介します。
Bitgetにログインしたら、左上の「仮想通貨を買う」というメニューで「第三者支払」のボタンを押してください。
以下の画面になったら、1の項目で入金に使う法定通貨の種類と数量、入金後に交換される通貨の種類を選びます。
日本円で仮想通貨を購入したい場合は、支払う通貨を「JPY」に設定すればOKです。
2の項目では、支払いで利用するクレジットカード、または電子決済サービスを選択します。
続いて3の項目で、利用するプロバイダーを選んでください。
プロバイダーの欄では、設定した日本円に対していくらぶんの通貨を購入できるかも表示されるので、レートを比較しながら自分にとって損をしないサービスを選ぶといいですよ。
たとえば「Mercuryo」というプロバイダーを選ぶと以下のようにサービスリンクの画面に飛ぶので、案内に従って情報の入力や支払いを進めましょう。
あとは支払い手続きをすれば、入金が完了します。
Bitgetの入金履歴を確認する方法
Bitgetで入金履歴を確認したいときは、画面右上の「資産」メニューから「財務履歴」を選びます。
以下の画面になったら、左の項目を「現物記録」に設定してください。
そうすると画面中央に、入金履歴の一覧が表示されます。
Bitgetに入金できないときの対処法
Bitgetに入金したのにウォレットに反映されない場合、どういった対処をすればいいのかも解説しておきます。
送金元の取引所でアドレスやタグ付けが間違っていないか確認
他の取引所やウォレットからBitgetへ入金したにもかかわらず着金されないときは、まず送金元の取引所で、アドレスやタグ付けが間違っていないか確認しましょう。
アドレスが間違っておらず、画面が「送金中」「処理中」といった表示になっていれば、ただ処理が遅れているだけのケースが多いので、少し待ってみてください。
処理が正常に行われていれば、しばらくすると入金が反映されるはずです。
送金ミスの場合は送付先アドレスの情報を集めて取引所に連絡
単なる処理の遅延ではなく、アドレスやタグを間違えて手続きをしてしまい、入金されないケースもあります。
この場合、まずは取引所アカウントの取引履歴やブロックチェーン上のトランザクションステータスを確認して、送金先アドレスの情報を集めましょう。
たとえば誰かが実際に使用するウォレットへの誤送金や、取引所関連の送金ミスであれば、資産が戻ってくることがあります。
送金履歴やアドレスの詳細は、BTCなら「BTC.com」、ETHなら「etherscan.io」など、各ネットワークのサイトで確認可能です。
アドレス情報を集めたあと、資産の所有者や取引所のカスタマーサポートに連絡すれば、資金を取り戻せる可能性があります。
ただ、コンタクトを取っても返金対応をしてもらえなかった場合や、トークン自体が消滅していた場合は、諦めるしかありません。
クレジットカードや電子決済の入金トラブルはサービス会社に問い合わせる
クレジットカードや電子決済で仮想通貨を購入した際に、入金が反映されないこともあります。
この場合、取引所というよりはクレジットカードや電子決済側の入金トラブルのケースが多いので、各サービス会社に問い合わせるのがいいでしょう。
問い合わせたうえで「問題なく処理されている」という返答であれば、単に処理が遅れているだけなので、しばらく待ってみてください。
それでも反映されない場合は、再度サービス会社に連絡する、もしくはBitgetのカスタマーサポートに問い合わせてみるのがおすすめです。
まとめ
Bitgetでは、主に4種類の入金方法があります。
仮想通貨の初心者には、手数料があまりかからず比較的簡単な、他の取引所から入金する方法がおすすめです。
仮想通貨自体を持っておらず、すぐに入金したい場合は、クレジットカードや電子決済で仮想通貨を購入するという方法もあります。
ただし、アドレスやタグを間違えて入金すると資産を失う可能性があるので、入金処理をする際は必ず正しい情報を入力するよう注意してくださいね。
- 初心者は国内取引所、もしくは海外取引所から仮想通貨を入金する方法がおすすめ
- 入金をする際はアドレスやタグの入力ミスに注意
- 入金が反映されないときはアドレスを確認する、もしくはサービス会社に連絡
- 送金ミスの場合は、アドレスの情報を集めて取引所に問い合わせる
Bitgetの登録方法は以下の記事で解説しています。