ApeCoin(APE)とは?【人気NFTシリーズのBAYCに関連するトークン】

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NFT銘柄の1つとして最近登場した、ApeCoin(APE)という仮想通貨をご存知でしょうか。

ApeCoinは人気NFTコレクションの「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」に関連するトークンで、多くの人から注目されています。

しかし、日本ではApeCoinを扱っている取引所はなく、詳しいプロジェクト内容やトークン情報を知らない人も多いですよね。

そこで本記事では、ApeCoinの概要や使い道、APEの購入方法などを解説します。

ApeCoinの特徴や将来性をまとめると…
  • ApeCoinはApeCoin DAOという組織が発行しているBAYCに関連したトークン
  • APEは投票権としてだけでなく、NFTの決済やゲームでの利用などいろいろな用途がある
  • BAYCは多くの著名人が保有している人気のNFTで、ApeCoinの将来性も期待されている

APEを購入するなら、以下の記事で紹介している海外取引所がおすすめです。

ApeCoinとは?

まずは、ApeCoinの概要やトークン情報を紹介します。

基本情報・概要

項目ApeCoinの詳細情報
トークン名ApeCoin
トークンシンボルAPE
対応チェーンイーサリアム
トークン総額1,000,000,000APE

ApeCoin「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」というNFTに関連する独自トークンです。

BAYCは米国企業のYuga Labsが発行している、類人猿をモチーフにしたNFTコレクションとして知られています。

NFTの発行後は、EXILEメンバーの関口メンディ、歌手のジャスティン・ビーバー、アメリカの実業家パリス・ヒルトンなど、有名人が購入したことでも話題になりました。

BAYCはNFTのなかでもとくに高額で取引されており、記事執筆時点だと安いものでも、約1,800万円程度の価格で出品されているようです。

また、BAYCの姉妹プロジェクトとして「Mutant Ape Yacht Club(MAYC)」というNFTコレクションもあります。

ApeCoinの独自トークンであるAPEの保有者は、DAO(分散型自立組織)を通じてプロジェクトの運営を左右する投票権を獲得できるとのこと。

なお、ApeCoin自体はBAYCの運営元であるYuga Labsではなく、ApeCoin DAOという名前の組織が発行しています。

Yuga LabsはApeCoinの運営にはあまり口を出さず、DAOメンバーを中心にしてプロジェクトの方針を決めるようです。

プロジェクトに出資している投資家

2022年3月、BAYCの発行元であるYuga Labsは、日本円にしておよそ550億円の資金調達に成功したことが発表されています。

この資金調達ラウンドに参加したのは、以下のような投資家や企業です。

  • Animoca Brands
  • FTX
  • a16z crypto
  • The Sandbox
  • LionTree
  • Sound Ventures
  • Thrive Capital

世界的に知られるブロックチェーン企業のAnimoca Brandsや、大手取引所のFTXなど、有名な企業が出資を行っています。

調達した資金は、社員の採用やプロジェクトの運営・開発に充てるとのこと。

上記の資金が、ApeCoinのプロジェクトに使われたと公式で発表されたわけではありません。

ただ、投資ラウンドが行われたのはApeCoinの発行直後です。

さらにAnimoca Brandsはトークンリリースと同じ日に、同社が提供しているモバイルゲームへApeCoinを導入することも発表しています。

上記の点をふまえると、調達した資金の一部はApeCoinのプロジェクト運営に使われた可能性が高いでしょう。

価格・チャート情報 ※2022年5月時点

ApeCoinは、2022年3月に取引所へ上場しています。

こちらがApeCoinのチャート表です。

トークンを発行した直後は、1,000~2,000円あたりの価格を維持しながら緩やかに上昇していました。

そのあと、2022年4月にYuga Labsが「Otherside Metaverse」という新たなメタバースプロジェクトのランドセールを行ったことが要因となり、価格は一時3,000円台にまで高騰しています。

しかし、ランドセールが市場で予想されていたダッチオークション方式ではなく、固定価格販売であると発表されたことで、トークンの価格は急落しました。

2022年5月14日時点では、1,100~1,200円前後を推移しています。

ApeCoinの今後の見通し・将来性は?

次に、ApeCoinの今後の見通しや将来性について解説します。

トークンとしての用途が多い

ApeCoinは、さまざまな用途で使われることが予定されています。

現時点でわかっている主な使い道は、Amimoca BrandsとBored Ape Yacht Clubが開発している「BenjiBananas」というゲームへの導入です。

ゲーム内ではNFTの購入にAPEを使ったり、プレイすることでAPEを獲得できたりします。

将来的には、他のNFTゲームで導入される可能性も高いようです。

その他、ApeCoinは以下のような用途でも使われています。

  • 米老舗ニュースマガジン・TIMEの決済通貨にAPEが採用されている
  • OthersideというメタバースプロジェクトでAPEを利用可能
  • 有名なラッパーであるSnoop Doggの音楽NFTをAPEで購入できる

なお、ApeCoinは発行されて間もないトークンなので、ユースケースが不明な部分も多いです。

プロジェクトが拡大すれば、さらに幅広い用途でApeCoinが使われる可能性もあるので、今後の展開にも注目しておきたいですね。

NFT市場の拡大にも期待

ApeCoinに投資している人の多くは、NFT市場自体の拡大にも期待しています。

NFTは、年々市場規模を大きくしている分野の1つです。

とくに2021年はNFTバブルと呼ばれるほど、NFT関連の事業やゲームが注目を集めました。

インドの調査会社であるMarketsandMarketsの報告書では、NFTの市場規模は2022年に30億ドル、2027年までには136億ドルにまで成長すると予測されています。

最近ではSTEPNGenopetsなど、NFTをベースにしたブロックチェーンゲームも流行っていますよね。

ApeCoinもそんなNFTを基軸にしたプロジェクトなので、今後伸びる可能性は高いです。

長期目線で見ても、将来性は期待できる銘柄といえます。

ApeCoinの課題・懸念事項は?

投資家からも期待されているApeCoinですが、課題や懸念事項もあります。

NFTとしての人気を保てるか

ApeCoinにおいて懸念されているのが、NFTとしての人気を保てるかという点です。

NFTをベースにしたプロジェクトである限り、トークンの価格もNFTの人気や需要に大きく左右されます。

以下は世界最大規模を誇るNFTマーケットプレイス・OpenSeaが掲載している、NFTの取引高ランキングです。

画像を見てわかる通り、BAYCは全体の3位、MAYCは4位に位置しています。

数あるNFTのなかで上位にあることから、ApeCoinも高い需要がある通貨といえますね。

しかし、これらNFTの人気がなくなってしまうと、ApeCoinの価格が下がることも考えられます。

現状を見る限りだと、BAYCやMAYCの人気がすぐに衰退する可能性は低いですが、今後プロジェクトが拡大するかどうかは、運営の戦略にも左右されるでしょう。

万が一に備えてBAYCの注目度や値動きもチェックしながら、ApeCoinへの投資を検討する必要がありそうです。

イーサリアムのスケーラビリティ問題

イーサリアムのスケーラビリティ問題も、ApeCoinの課題になるでしょう。

基本的にNFTやメタバース関連のプロジェクトは、ブロックチェーンを基盤に構築されています。

そして多くのプロジェクトで採用されているのが、イーサリアムブロックチェーンです。

しかし、イーサリアムはユーザーが急激に増加すると、ネットワークの処理能力が低下したり、取引する際のガス代(手数料)が高騰したりといった問題を抱えています。

この問題のことをスケーラビリティ問題といいますが、実はApeCoinもイーサリアムブロックチェーンを基盤にして開発されました。

そのため、場合によってはApeCoinで取引をするときに上記のようなスケーラビリティ問題が発生する可能性があります

実際に、Yuga Labsが手掛けるメタバースプロジェクトOthersideでNFTが販売された際、取引はApeCoinで行われました。

ただ、そのときに購入が殺到したことが原因でガス代が高騰。

一時はイーサリアムブロックチェーンにも影響を及ぼし、NFTを購入できないまま、数千ドルのガス代だけを失ったユーザーもいたようです。

Otherdeedの完売後、Yuga Labsはユーザーにガス代を払い戻し、取引を適切に処理するにはApeCoin独自のチェーンに移行する必要があるとも発表しています。

今後はこういったスケーラビリティ問題を解決し、高速かつ安いガス代で取引ができるようにすることも、ApeCoinの課題になりそうですね。

ApeCoinのトークンAPEを購入できる取引所は?

APEトークンを購入できる代表的な取引所は以下の通りです。

残念ながら、日本の取引所でAPEを扱っているところはありません

CoinMarketCapなどには、APEの売買ができる他の取引所一覧も掲載されているので、気になる人は確認してみるといいですよ。

ApeCoinに関するよくある質問

ここからは、ApeCoinに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

APEはDEXでも買えますか?

APEはDEXでも購入できます

APEの取引ができる主なDEXは、UniswapSushiSwapです。

他のマイナーなDEXでもAPEに対応している可能性はあるので、自分の使っているDEXで扱っているかどうかチェックしてみるといいでしょう。

APEのステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?

APEは大手取引所のBinanceや、DEXのUniswapなどでステーキング・ファーミングができます

年利はそれぞれのプールによって異なるので、各取引所やDEXで確認してみてください。

ApeCoinの最新ニュースはどこで収集すればいい?

ApeCoinの最新情報を収集したいなら、公式TwitterやTelegramを利用するのがおすすめです。

TwitterTelegramでは、運営やメンバーが定期的に新しいニュースを発信しており、情報収集に役立ちます。

その他、Mediumというブログ形式のサイトもあるので、多方面から最新ニュースをチェックしたい人はそちらも活用してみるといいでしょう。

APEのエアドロについて教えてください

ApeCoinは総発行枚数10億枚のうち、1億5,000万枚のトークンをエアドロップとして配布しました。

エアドロップの対象になったのは、BAYCやMAYCの保有者です。

保有しているNFTの種類によって配布されるAPEの数量は異なり、それぞれの割合は以下の通り。

保有NFT配布されるAPEの数量
BAYC10,094枚
MAYC2,042枚
BAYC+Kennel Club(BAKC)10,950枚
MAYC+Kennel Club(BAKC)2,898枚

上記エアドロップイベントは、2022年6月15日に終了予定です。

ApeCoin DAO GOVERNANCEって何?

ApeCoin DAO GOVERNANCEは、プロジェクトの方針やルールを決めるために結成された参加者主導の組織です。

ApeCoinにおけるメインのコミュニティでもあり、主にプロジェクトの投票や提案はApeCoin DAOで行われます。

APEトークンを保有している人は、ApeCoin DAOで開催される投票に参加可能です。

また、ApeCoinにはApeCoin DAOの他、以下のような組織やシステムもあります。

  • APE財団:ApeCoin DAOでの投票や提案を実現できるよう支援する組織
  • 特別評議会:ApeCoin DAOで決定された事項を監督する

特別評議会のメンバーも、投票によって決まるようです。

まとめ

ApeCoinは、人気NFTコレクションのBAYCに関連する仮想通貨です。

BAYCを運営しているのはYuga Labsという企業ですが、APEトークン自体はApeCoin DAOが発行しています。

BAYCは多くの著名人が保有しており、APEトークンの用途も幅広いため、今後の将来性も十分に期待できる銘柄といえるでしょう。

なお、APEはBinanceBybitをはじめとする海外取引所で購入できます。

いつでもAPEの売買ができるよう、取引所の口座開設も済ませておくといいですよ。

ApeCoinに関する内容まとめ
  • ApeCoinは人気NFTシリーズのBAYCに関連するトークン
  • APEの保有者はApeCoinの投票に参加できる
  • イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決できるかは今後の課題

APEを購入したいけど、どこの取引所が良いんだろう…とお悩みの人は以下の記事を参考にしてください。
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