運動することで仮想通貨を稼げる、次世代型のMove to Earnゲームとして話題のGenopets。
従来のNFTゲームとは違って無料でもプレイできることから、正式版ゲームのリリース前にもかかわらず多くの人から注目されています。
しかし、NFTゲームは一般的にはそれほど浸透しておらず、プロジェクトの詳しい内容やトークンについては知らないという人も多いはず。
そこで本記事では、Genopetsの概要やトークンの価格情報、将来性などを解説します。
- Genopetsは運動することで仮想通貨を稼げるMove to Earnゲーム
- ゲームではジェノペットというモンスターを所有でき、育成やバトル要素もある
- 無料でプレイすることも可能
- ゲーム内容や性能の評価は高く、将来性も期待されている
Genopetsの始め方や稼ぎ方も解説するので、この記事を読めば今すぐスタートできますよ。
タップできる目次
Genopetsとは?
まずは、Genopetsがどんなプロジェクトなのか紹介します。
基本情報・概要
項目 | GENEの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Genopets |
トークンシンボル | GENE |
トークン総額 | 100,000,000GENE |
Genopetsは、プレイして稼げるPlay to Earnと、運動して稼げるMove to Earnの仕組みを組み合わせたNFTゲームです。
ゲーム内容としては、ジェノペットと呼ばれるモンスターを育てながら運動することで、仮想通貨を獲得できるというもの。
一般的なMove to Earnゲームは初期費用に数万円~数十万円かかりますが、Genopetsは無料でゲームを始められるのが特徴です。
実際のゲームでは、プレイヤーが歩いたりフィットネスをしたりするとそれをウェアラブル端末が検知し、運動データとして反映されます。
つまり、体を動かした分のトークンを稼げるということですね。
ゲームの開始時に、プレイヤーは性格診断テストを行います。
そして診断テストの結果を元に、相性のいいジェノペットが無料で1匹配布されるようです。
運動すればするほど経験値が溜まり、ジェノペットも進化する仕様とのこと。
進化は以下の4段階に分かれていて、進化するごとにジェノペットも見た目も変わります。
- Infant(赤子)
- Young(幼少期)
- Adult(成長期)
- Mystic(神獣)
育てたジェノペットは、他プレイヤーのジェノペットとバトルさせることも可能です。
また、GenopetsにはHabitatという土地があり、保有していればクリスタルと呼ばれるNFTの生成や、ジェノペットの進化などに使えます。
他のゲームでいうところのランドのようなイメージですね。
なお、ゲーム内で登場するジェノペットや各種アイテムはNFT化されており、マーケットプレイスで売買もできます。
プロジェクトに出資している投資家
Genopetsのプロジェクトには、Animoca BrandsやAlameda Researchをはじめとする複数の企業が出資しています。
ゲームの開発時には、上記のようなベンチャーキャピタルからおよそ9億円の資金を調達したようです。
また、日本のプロサッカー選手である本田圭佑氏も出資しているとのこと。
世界中で注目されているゲームなので、今後はGenopetsをサポートする企業もさらに増えるのではないでしょうか。
価格・チャート情報 ※2022年4月時点
Genopetsには、GENE・KIという2種類の独自トークンがあります。
ここからは、各トークンの価格・チャート情報を見ていきましょう。
GENEの価格推移
GENEは、Genopetsのガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは投票権を付与された通貨のことで、一定枚数以上のGENEを保有している人は、Genopetsの方針に関わる投票イベントなどに参加できます。
つまり、Genopetsのプロジェクトやゲームの基軸通貨としてGENEトークンが発行されているようです。
また、GENEは後述するKIトークンとの交換もできます。
GENEのチャート表はこちらです。
取引所に上場した直後に価格は大きく上昇し、一時期は4,000円台を記録しました。
そのあと価格はやや下落気味になり、2022年4月15日時点では1,500円前後を推移しています。
KIのトークン情報
KIは、Genopetsをプレイすることで稼げるゲームトークンです。
GENEのようなガバナンス機能はなく、あくまでもゲーム内で獲得できる通貨として発行されます。
KIを使ってNFTアイテムを購入したり、ジェノペットを成長させたりできるようです。
なお、KIは現時点だとまだローンチされておらず、チャート情報はありません。
Genopetsの将来性は?
ここからは、Genopetsの将来性について解説します。
Move to Earnゲームとして流行る可能性がある
Genopetsは、Move to Earnゲームとして流行る可能性が高いです。
これまでのMove to Earnゲームは、プレイするのにある程度の初期費用が必要だったので、投資金額のことを考慮してゲームを始められない人が多くいました。
一方、Genopetsは無料でプレイできるため参入障壁が低く、初期費用で躊躇していた人たちがゲームに参加する可能性があります。
また、ゲーム内容も日本のポケモンに似たような育成要素があり、楽しんでプレイできるという面でも高く評価されています。
これらの点をふまえると、Genopetsは長期的な成長が期待できるゲームといえそうです。
ソラナブロックチェーンを採用していることから期待値も高い
Genopetsは、ソラナブロックチェーンを基盤にして開発されているのも魅力です。
従来のNFTゲームはイーサリアムブロックチェーンを採用していることが多いですが、イーサリアムは処理速度の遅延や手数料の高騰といった、スケーラビリティ問題を抱えています。
しかし、ソラナブロックチェーンは高性能かつ低コストでネットワークを運用できる仕組みのため、スケーラビリティ問題もあまり気にする必要がありません。
ソラナのトークンであるSOLも、いまや時価総額ランキング10位以内にランクインしている人気通貨です。
これだけ性能の高いネットワークを基軸にしていることから、快適にプレイできるゲームとしても期待できるのではないでしょうか。
Genopetsの課題・懸念事項は?
次に、Genopetsの課題や懸念事項について解説します。
問題なく完成版ゲームをリリースできるか
問題なく完成版ゲームをリリースできるかは、Genopetsの懸念事項です。
Genopetsは現段階だと、β版のテストゲームをリリースしています。
正式版ゲームはリリースされていないため、まだ実際に仮想通貨を稼ぐことはできません。
テストプレイを重ねてユーザーの意見や改善点を反映しつつ、ゲーム開発を進めていくと予測されます。
ただ、開発途中でゲームに重大なバグが見つかったり、プロジェクトの進行に影響するような問題が発生したりすれば、正式版の公開が延期になる可能性も。
いずれにせよテスト段階では、実際に稼げる金額や細かい機能などを確認するのは難しいです。
今後ゲームの開発が進み、正式版のリリースが決まったあとでどれだけ多くのユーザーを獲得できるかにも注目しておきましょう。
トークンを扱う取引所の増加
GENEやKIトークンを扱う取引所が増えるかどうかも、Genopetsの課題として挙げられます。
仮想通貨の世界において、トークンの知名度や流動性を上げるためには大手取引所への上場は必須です。
Genopetsの場合、2022年4月時点ではGENEトークンがBybitやFTXなど一部の海外取引所で既に扱われています。
しかし、世界最大手のBinanceや取引高の多いHuobi Globalなど、上場していない取引所もまだまだある状況です。
また、KIトークンのほうはローンチ自体されていません。
今後プロジェクトを拡大させていくためには、こういった取引所への上場が大きな課題となるでしょう。
GenopetsのトークンGENEを購入できる取引所は?
GENEを購入できる主な取引所は以下の通りです。
CoinMarketCapなどには、GENEの売買ができる取引所の一覧も載っているので、気になる人は確認してみるといいですよ。
Genopetsの始め方
Genopetsの始め方は、以下の手順を参考にしてみてください。
- 仮想通貨の取引所を開設してSOLを購入する
- Phantomウォレットを作成する
- Genopetsの公式サイトでアカウント登録をする
- マーケットプレイスでPhantomウォレットを接続し、ジェノペットを購入する
なお、現時点でリリースされているβ版の始め方は、正式版とは異なります。
β版に参加する場合、登録が完了したあと先着順で招待メールが届くようです。
アカウントを登録する際は、まず公式サイトで「PLAY NOW」のボタンを押して以下のページを開きます。
メールアドレスやパスワードなどを入力して「CREATE ACCOUNT」を押しましょう。
そうすると登録用のメールが届くので、そこにあるリンクに飛んでDiscordへの参加やウォレットの接続を済ませれば登録完了です。
メールにはβ版アプリのインストール方法も記載されているため、あわせてチェックしておくといいでしょう。
Genopetsの稼ぎ方
Genopetsでは、無料版と有料版で稼げる内容に違いがあります。
ジェノペットの育成や売却、バトルなどはどちらのモードでも可能です。
しかし、以下のような稼ぎ方は有料版のみでしか実装されません。
- KIトークンの獲得
- クリスタルの生成や売買
- Habitatの作成や売却
つまりKIトークンを稼いだり、Habitatを保有したりなど、より多く稼ぎたいなら有料版に登録する必要があります。
無料版でも稼げますが、収入源を増やしたい人は課金も検討してみるといいでしょう。
Genopetsに関するよくある質問
ここからは、Genopetsに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
GENEはDEXでも買えますか?
GENEはDEXでも購入できます。
GENEの売買ができる代表的なDEXはこちらです。
GENEのステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
Raydiumでは、GENEのステーキングやファーミングができます。
公式によると、近いうちにGENEのステーキング機能も実装されるようなので、今後の情報にも要注目です。
Genopetsの最新ニュースはどこで収集すればいい?
Genopetsの最新ニュースを確認したいときは、公式TwitterやDiscordを利用するのがおすすめです。
Twitter・Discordでは運営やコミュニティメンバーが常時新しいニュースを発信しているので、情報収集に役立ちます。
Genesis GenopetsやGenesis Habitats(ランド)の価格は?
Magic Edenで出品されているGenopetsのNFT価格を参考にすると、Genesis Genopetsは安いもので30万円前後です。
Habitatsの価格は、安くて20~30万円程度、高価な土地になると100万円や1,000万円を超えるNFTもあります。
Genesis GenopetsやGenesis Habitats(ランド)の購入方法は?
Genesis GenopetsやGenesis Habitatsは、各マーケットプレイスで購入できます。
マーケットプレイスによって購入手順は異なりますが、基本的にはSOLを使って売買が可能です。
たとえばMagic EdenでGenesis Genopetsを購入したい場合、検索項目で「Genopets」と入力すると、以下のような画面が表示されます。
次に購入したいNFTの項目を選びましょう。
そうすると出品されているNFTの一覧が表示されるので、あとは目当てのNFTを選んで購入ボタンを押せばOKです。
なお、マーケットプレイスでNFTを購入する際にもPhantomウォレットなどの接続が必要なため、そちらも事前に準備しておくといいでしょう。
Genopetsは日本語に対応してますか?
Genopetsは現時点だと日本語に対応しておらず、基本的には英語のみで表示されています。
もし表示内容や操作方法で分からない箇所があれば、当ブログのような日本語で解説しているサイトを参考にしてみるといいでしょう。
また、簡易的な方法としてGoogle翻訳を使うのもおすすめです。
まとめ
Genopetsは、Play to EarnとMove to Earnの仕組みを組み合わせて開発されたNFTゲームです。
ジェノペットというモンスターを育てながら運動することで、実際に仮想通貨を稼げます。
その他、ジェノペットでバトルをしたり、Habitatという土地を保有したりなど、さまざまな方法で楽しめるのが特徴です。
ゲームは無料でプレイすることも可能なので、これまで初期費用がネックとなりNFTゲームを始められなかった人も、参加しやすいプロジェクトといえるでしょう。
なお、Genopetsの独自トークンであるGENEは、FTXやBybitといった一部の海外取引所で購入できます。
ゲームの開発が進めばGENEを扱う取引所が増える可能性も高いので、今後の展開にも期待しておきたいですね。
- Genopetsはモンスターを育てながら運動することで稼げるMove to Earnゲーム
- 現時点ではβ版のテストゲームがリリースされている
- 正式版ゲームのリリースや、大手取引所への上場が今後の課題
SOL・GENEを購入するなら以下の記事で紹介している海外取引所がおすすめです。
それぞれの取引所の特徴も解説しているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。