メタバースに関連した仮想通貨は、2021年あたりから世界中で人気を集めています。
そんなメタバース銘柄の1つとして、徐々に注目されているのがNetvrk(NTVRK)です。
Netvrkは、VRゴーグルを使って本格的な仮想空間を体感できるのが特徴。
しかし、メタバース銘柄のなかではまだ知名度は低く、プロジェクトやトークンの詳細を知らない人がほとんどでしょう。
そこで本記事では、Netvrkの特徴やトークン情報、プロジェクトの将来性などを解説します。
- Netvrkはブロックチェーン上に構築されたメタバース
- イーサリアム・ポリゴン・ソラナなど複数のブロックチェーンに対応している
- メタバース内ではNFTの売買や土地の取引、広告の運用などが可能
- VRゴーグルを使った本格的なメタバースとして、注目を集める可能性は高い
Netvrkに関するよくある質問にもお答えしているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
タップできる目次
Netvrk(NTVRK)とは?
それではまず、Netvrkの基本情報や概要について紹介します。
基本情報・概要
項目 | Netvrkの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Netvrk |
シンボル | NTVRK |
総供給量 | 100,000,000NTVRK |
公式サイト | https://www.netvrk.co/ |
Netvrkは、ブロックチェーンを基盤に開発されたメタバースプラットフォームです。
メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことをいいます。
アバターを操作しながら、他ユーザーとの交流やアイテムの売買などができる3D空間というと分かりやすいでしょうか。
メタバースにはさまざまな形がありますが、Netvrkはイーサリアム・ポリゴン・ソラナといった複数のブロックチェーンに対応しているのが特徴です。
一般的なメタバースは単純に画面上でアバターを操作するだけのものが多いなか、NetvrkではVRゴーグルをつけて、本格的なメタバースの世界を体験できるという魅力もあります。
グラフィックも近未来的でリアルなものを採用しているのが強みです。
メタバース内で登場するキャラクター・アイテム・ランド(土地)などはすべてNFT化されており、マーケットプレイスで売買ができます。
また、メタバースのなかでは土地の取引や広告の運用などによって、実際に仮想通貨を稼ぐことも可能です。
プロジェクトに出資している投資家
Netvrkの公式サイトには、プロジェクトに出資している投資家として以下のような企業が掲載されています。
DeFiサービスを提供しているBondlyや、分散型テクノロジーの開発を行っているSkyVision Capitalなど、仮想通貨関連の企業からサポートを受けているようです。
その他にも多くの企業がパートナーとして提携しており、多方面から注目を集めています。
価格・チャート情報 ※2022年4月時点
Netvrkはメタバースの独自通貨として、NTVRKというトークンを発行しています。
NTVRKはメタバース内でNFTを購入したり、ステーキングしたりといった用途があるようです。
NTVRKのチャート表はこちら。
NTVRKが市場に流通したのは2021年5月で、上場後しばらくは20~50円あたりの価格帯でした。
そのあと仮想通貨市場全体のバブルやメタバースの注目度が上がったことが後押しとなり、2021年11月には最高値の800円台を更新。
2022年に入ると価格は少し落ち着き、2022年4月1日時点では250円前後を推移しています。
Netvrk(NTVRK)の将来性は?
次に、Netvrkの将来性はどうなのか解説します。
本格的なメタバースとして人気が出る可能性は高い
Netvrkは本格的なメタバースとして人気が出る可能性は高いでしょう。
いまやメタバースは多くの人から注目される分野になり、既にいろいろなプロジェクトが登場しています。
たとえば2021年は、DecentralandやThe Sandboxといったメタバースが話題になりましたよね。
ただ、他のメタバースはパソコンの画面上でただアバターを操作するものが多く、リアルな3D世界を体験できるようなプロジェクトはあまりありませんでした。
一方、Netvrkではゴーグルを装着した状態でメタバース内を散策できるシステムを採用しており、より本格的な仮想世界を体感できます。
正式なメタバースのリリース後、こういった技術がユーザーに評価されることになれば、一気に注目を集める可能性はおおいにあるでしょう。
メタバース市場の拡大にも期待がかかる
Netvrkのようなプロジェクトは、メタバース自体の市場拡大も期待されています。
最近ではメディアでも頻繁に取り上げられるようになり、メタバースは仮想通貨だけでなく一般的な社会でも浸透している状況です。
ビジネスにおいてもメタバースの活用性は高く、モデル・アーティストとメタバースをコラボさせたライブ映像の提供や、音楽ツールなどにも使われています。
メタバースと人気ゲームを組み合わせた空間演出やゲーム、フォトスポットの展開など、その勢いは増す一方です。
米国の調査会社Emergen Researchのレポートでは、世界のメタバース市場は2028年に8,289億ドル規模にまで拡大すると予測されています。
Netvrkはこれほどの市場拡大が見込まれているプロジェクトを行っているため、メタバースが今のように高い需要を保つ限り、長期的な将来性は期待できるでしょう。
ただし、万が一Netvrkの開発途中で問題が発生したり、正式なリリース後に思うようなユーザー数が獲得できなかったりすると、プロジェクト自体が縮小していくこともあり得ます。
いくら注目度の高いメタバース関連のプロジェクトとはいえ、将来性が100%保証されているわけではありません。
情報収集もしっかりと行いながら、Netvrkのプロジェクトやトークンに投資するかどうか判断するといいでしょう。
Netvrk(NTVRK)の課題・懸念事項は?
続いて、Netvrkの課題や懸念事項について解説します。
参入障壁がやや高い
Netvrkの懸念事項として考えられるのは、参入障壁がやや高いことです。
Netvrkに限ったことではありませんが、メタバースのほとんどは始めるのにある程度の初期費用がかかります。
費用はメタバースによってさまざまですが、NFTやアバターの購入などで少なくとも数千円~数万円程度は必要になるでしょう。
Netvrkの場合、上記のような費用に加えてVRゴーグルの購入費用もかかります。
具体的にいくらの金額が必要になるかは現時点では不明ですが、こういった参入障壁は、ユーザーにとってネックな点の1つといえるでしょう。
大手取引所に上場できるか
大手取引所に上場できるかどうかも、Netvrkの課題として挙げられます。
仮想通貨はどの銘柄においても、知名度や人気のアップには大手取引所への上場が欠かせません。
これは有名な取引所で独自トークンが扱われるようになると、取引高や流動性が上がるだけでなく、仮想通貨界隈でもより注目を集めるためです。
とくにBinanceやFTXといった世界大手の取引所に上場すると、トークンとあわせてプロジェクト自体の知名度も飛躍的に上がります。
Netvrkの独自トークンであるNTVRKは現時点だと、一部の海外取引所では既に扱われているものの、Binanceなどをはじめまだ上場していない取引所がほとんどです。
また、日本でNTVRKの売買ができる取引所は1つもありません。
今後Netvrkのプロジェクトが成功を収めるためには、こういった有名な取引所への上場も重要になってくるでしょう。
Netvrk(NTVRK)のトークンを購入できる取引所は?
NTVRKトークンを購入できる代表的な取引所は以下の通りです。
CoinMarketCapなどには、NTVRKの売買ができる取引所の一覧も掲載されているので、気になる人は確認してみるといいでしょう。
Netvrk(NTVRK)のゲームの始め方・稼ぎ方
Netvrkはまだ開発段階のため、記事執筆時点だと詳しいゲームの始め方は不明です。
公式サイトにあるロードマップを参照すると、2022年第2四半期にマイニングゲームのアルファ版がリリースされるようです。
2022年第4四半期には、Netvrkメタバースのオンライン化を予定しているとのこと。
ゲームの始め方はアルファ版がリリースされる頃に発表される可能性が高いので、今後の情報に注目しておきましょう。
なお、NFTの購入やミントをするには、Netvrkの公式サイトでアカウント登録をする必要があります。
登録方法は、以下の流れを参考にしてみてください。
- サインアップ用のページを開き、メールアドレス・ユーザーネーム・パスワードなどを入力して「CREATE ACCOUNT」ボタンをクリック
- メールをチェックしてアカウント登録を確認
- 登録した情報をログイン画面で入力してアクセス
- メタマスクなどの外部ウォレットを接続
Netvrkのホームページには詳しいサインアップ方法が載っているので、気になる人は確認してみるといいですよ。
その他、Netvrkの公式サイトで公表されているメタバース内での主な稼ぎ方は以下の通りです。
- NFTの売買
- 土地の取引
- 広告スペースの運用による収益化
- NTVRKのステーキング
まだ正式にリリースされていないことを考えると、稼ぎ方に関しても今後新しい情報が追加される可能性が高いでしょう。
Netvrk(NTVRK)に関するよくある質問
ここからは、Netvrkに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Netvrk(NTVRK)のトークンはDEXでも買えますか?
NTVRKトークンはDEXでも購入できます。
NTVRKの売買ができる主なDEXはUniswapです。
まだ取引所にもあまり上場していないので、プロジェクトが進展すれば、NTVRKを扱うDEXが増加する可能性も高いでしょう。
Netvrk(NTVRK)のステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
NTVRKのステーキングは、Netvrkの公式サイトにて行えます。
公式サイトでNTVRKの購入やステーキングをする場合、外部ウォレットとの接続が必要です。
使用できる外部ウォレットには、以下のようなものがあります。
どのウォレットを使っても問題ありませんが、迷ったときはメタマスクを選ぶのがおすすめです。
なお、公式サイトでステーキングをする際はラウンドがあり、既に終了しているラウンドには参加できません。
公式サイト以外だとNTVRKのステーキングができる取引所はあまりないですが、今後どこかの取引所でステーキングに対応する可能性はあります。
また、NTVRKのイールドファーミングができる取引所についても現時点では確認できないので、今後の新しい情報やプロジェクトの発展に要注目です。
Netvrk(NTVRK)の最新ニュースはどこで収集すればいい?
Netvrkの最新ニュースを収集したいなら、公式TwitterやDiscordを利用するのがおすすめです。
TwitterやDiscordでは、公式や他メンバーからの最新情報が定期的にアップされているので、情報収集に役立ちます。
その他、Netvrkの公式TelegramやYouTubeチャンネル、SNSアカウントなどもあるので、いろいろな面から情報を得たい人はそれらもチェックしてみるといいでしょう。
Netvrkのランド(土地)はいくら?
Netvrkのランド価格は区画によって異なりますが、OpenSeaで売買されているランド価格を参考にすると、安いもので20万円程度です。
高いランドだと、100万円以上するものもあります。
Netvrkの公式マーケットプレイスでもランドの売買ができるようになるので、詳しい価格が気になる人はそちらもチェックしてみてください。
Netvrkのランド(土地)や他NFTの購入方法は?
Netvrkのランドや他NFTは、公式サイトやOpenSeaなどのマーケットプレイスで購入できます。
たとえばOpenSeaだと、メタマスクなどの外部ウォレットと接続し、ETHを使ってNetvrkのランドやNFTの購入が可能です。
マーケットプレイスによって細かい操作方法や購入の手順は異なるので、詳細は各サイトで確認してみるといいでしょう。
Netvrkは日本語に対応してますか?
Netvrkは日本語には対応していません。
基本的にはすべて英語表記なので、分からない箇所があればGoogle翻訳などを使うのがおすすめです。
Google翻訳を使っても不明な点がある場合は、当ブログのように日本語でNetvrkについて解説しているサイトを参考にしてみるといいですよ。
Netvrkはスマホアプリでも利用できますか?
Netvrkは現時点だと、Google PlayやApp Storeでダウンロードできるようなスマホアプリはリリースしていません。
メタマスクなど一部の機能はスマホアプリで使えますが、Netvrk自体はWeb版プラットフォームのため、パソコンで使うのが無難です。
ただし、将来的にはモバイル対応も視野に入れているようなので、開発が進めばスマホアプリがリリースされる可能性もあります。
まとめ
Netvrkは、ブロックチェーン上に構築されたメタバースプラットフォームです。
メタバース内ではNFTのアイテムの売買や土地の取引、広告の運用などができます。
まだメタバース自体は開発段階ですが、実際に仮想通貨を稼ぐこともできるので、興味のある人は今後の情報にも注目しておくといいでしょう。
なお、Netvrkの独自トークンであるNTVRKはKuCoinやMEXCといった海外の取引所で購入できます。
プロジェクトが進展すれば他の取引所で扱われる可能性も高いので、そういった点にも期待しておきたいですね。
- Netvrkはリアルなグラフィックの仮想空間で、他ユーザーとの交流やNFTの売買などができるメタバースプラットフォーム
- 現時点だとNTVRKトークンは、KuCoinやMEXCなど一部の海外取引所で購入できる
- 時期によっては公式サイトでNTVRKのステーキングも可能
メタバース銘柄を購入するなら海外取引所がおすすめです。
どこが良いのかわからない…という人は以下の記事を参考にしてください。
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