SBI VCトレードは、大手金融企業のSBIグループが運営している日本国内の仮想通貨取引所です。
以前までは「VCTRADE」「TAOTAO」という名前の、それぞれ違う企業が運営している取引所でした。
しかし、2021年12月1日にSBI VCトレード株式会社とTAOTAO株式会社が合併し、現在の「SBI VCトレード(旧VCTRADE)」と「SBI VCトレード(旧TAOTAO)」に名称が変わっています。
そして2022年6月末からはSBI VCトレード(旧TAOTAO)口座を基軸として、サービスの一本化を予定しているようです。
SBI VCトレードは手数料の安さやアプリの使いやすさで人気の取引所ですが、はじめて利用する人は口座の開設方法で迷ってしまうことも多いでしょう。
そこで本記事では、SBI VCトレードで口座を開設するやり方を画像付きで紹介します。
- STEP1:メールアドレスとパスワードの設定
- STEP2:基本情報の登録
- STEP3:本人確認書類を提出
SBI VC トレードの口座開設に関するよくある質問にもお答えしているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タップできる目次
SBI VCトレードの登録前に準備しておくもの
SBI VCトレードで口座開設をするときは、スマホで本人確認書類を提出する方法と、郵送で本人確認を行う方法があります。
スマホでかんたん本人確認で口座開設をする場合は、以下のなかより1点の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書
- 各種健康保険証
- 住民票の写し、もしくは住民票の記載事項証明書(発行から3か月以内)
- 印鑑登録証明書(発行から3か月以内)
- パスポート
郵送で本人確認を行う場合は、上記の本人確認書類から2点を提出、もしくは本人確認書類から1点と下記の補完書類から1点の計2点の提出が必要です。
- 国税または地方税の領収書(発行から6か月以内)
- 納税証明書(発行から6か月以内)
- 社会保険料の領収書(発行から6か月以内)
- 公共料金の領収書(発行から3か月以内)
いずれも現住所が記載されている書類のみ有効なので、住所が書かれているか事前に確認しておきましょう。
SBI VCトレードの登録方法・口座開設完了までの流れ【画像付き】
それではここから、SBI VCトレードの登録方法を見ていきましょう。
なお、今回は2022年6月末から基軸口座になることが予定されている、旧TAOTAOのSBI VCトレード口座を開設する方法を紹介します。
- STEP
メールアドレスとパスワードの設定
まずSBI VCトレード(旧TAOTAO)の公式サイトを開き、ページ中央にある項目にメールアドレスを入力して、右横の「無料口座開設」ボタンをクリックします。
そうするとSBI VCトレードから登録用のメールが届くので、そこに記載されているURLをクリックし、以下のページを開きましょう。
任意のパスワードを設定して、利用規約の同意にチェックマークを入れたら「登録」ボタンをクリックします。
次に以下のページが表示されるので、本人確認の一環として電話番号による認証を行います。
電話番号を入力したら、SMS認証と電話認証のどちらかを選択して「登録」ボタンをクリックしてください。
画面が切り替わったら、届いた6桁の認証コードを入力して「認証する」ボタンを押します。
これでメールアドレスとパスワードの設定は完了です。
- STEP
基本情報の登録
次に以下のページで、フォームの案内に従いながら氏名・住所・職業などの基本情報を入力しましょう。
すべて入力したら、ページを下にスクロールして「次の画面へ」をクリック。
次のページでも同じようにフォームの案内に従って、チェックマークや必要事項を入力していきます。
確認事項の箇所は基本的に、すべてチェックマークを入れたらOKです。
職業や年収、金融資産などはできるだけ正確な情報を入力しましょう。
入力が終わったらページ下部にある「次の画面へ」をクリックします。
続いて以下の画面で、出金先の口座情報を入力してください。
口座情報が間違っていえると正常に出金処理がされないため、正しい情報を記入しましょう。
口座情報は、登録後に変更することも可能です。
すべて入力したら「次へ」ボタンをクリック。
最後に確認画面で入力したら情報に間違いがないかチェックして、問題なければ「登録する」のボタンを押します。
- STEP
本人確認書類の提出
基本情報の入力が完了すると以下のページに移るので、そのまま本人確認書類を提出しましょう。
本人確認書類は運転免許証・マイナンバー・パスポートなどのなかから、任意のものを選択してOKです。
書類を選んだら「次へ」ボタンをクリック。
そうすると以下のように、本人確認の方法を選択する画面が表示されているはずです。
どちらを選んでもいいですが、今回は簡単に手続きができる「スマホでかんたん本人確認」のやり方を紹介します。
「スマホでかんたん本人確認」を選択すると、以下のようなQRコードの画面が表示されるので、スマホでQRコードを読み取りましょう。
スマホでSBI VCトレードのページが表示されたらログインして、「本人確認を始める」をタップします。
以下の画面に切り替わるので、画面の案内に従いながら本人確認書類を撮影しましょう。
本人確認書類の撮影後、顔写真の撮影も行います。
文字や顔がぼやけたり、影が入ったりすると審査に落ちてしまうことがあるので、鮮明な写真が写るよう明るい部屋で撮影してください。
すべての写真を撮影して、以下の画面が表示されたら手続きは完了です。
あとはSBI VCトレードから審査完了のメールが届けば、実際に仮想通貨取引ができます。
漏れがないように上記をしっかりと確認しながら登録を進めていきましょう。
SBI VCトレードの登録に関するよくある質問
最後に、SBI VCトレードに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
口座開設の条件はありますか?
SBI VCトレードの口座開設には、以下の条件が定められています。
(1) ご自身の判断と責任により暗号資産の取引を行えること。
出典元:SBI VC トレード, サービス総合約款
(2) 当社から電子メール又は電話で常時連絡を取ることができること。
(3) ご自身専用の電子メールアドレスをお持ちであること。
(4) 本約款等を含む各種交付書面、取引記録等書面について電磁的方法により提供す
ることにご承諾いただけること。
(5) 日本国内に居住する 20 歳以上の行為能力を有する個人であること。
(6) 当社に提供された登録情報につき虚偽、誤記又は記載漏れがないこと。
(7) 本約款に定めるお客様の義務に違反していないこと。
(8) マネー・ローンダリング等の法規制や公序に反する取引その他不法又は不正の疑
いのある取引に利用するために暗号資産関連の取引を行わないこと
(9) お客様が、反社会的勢力(法令その他の事情を鑑み、当社が反社会的勢力と認め
たものを含む。第 20 条参照。以下同じ。)に該当しないこと、また、外国 PEPs
(Politically Exposed Persons、外国の政府等において重要な地位を占める者等。
第 21 条参照。以下同じ。)に該当しないこと。
(10)お客様が当社より出金する法定通貨の受取口座(振込先銀行口座)は、国内に存
する金融機関に開設された本人名義の金融機関口座を指定することに同意いただ
けること。
(11)口座はお客様お1人につき 1 口座であることを了承すること。
(12)破産者で復権を得ない者でないこと
(13)同業他社及び証券会社等との取引において、過去に紛争又は不都合な事案を起こ
した経歴が無いこと
(14)その他当社所定の基準を満たしていること。
上記の他、細かい条件や規約が決められているので、利用前に確認しておくといいでしょう。
なお、日本国内に居住していれば、外国籍の人でも口座開設はできます。
反対に日本国籍を持っていても、海外に居住している人は原則として口座開設はできません。
海外に居住している状態で口座開設をしたい場合は、登録できるかどうかSBI VCトレードに問い合わせて確認してみてください。
口座自体は無料で開設でき、口座の維持費などもかかりません。
登録完了までどのくらいの時間がかかりますか?
口座開設は通常、2~3営業日程度で完了します。
郵送で申し込んだ場合は登録するのに少し時間がかかることがあるので、早めに口座開設をしたい人はスマホでかんたん本人確認にて申請するのがおすすめです。
また、審査状況によっては通常よりも登録完了までに時間を要することがあります。
遅くても1週間程度で完了するケースが多いですが、あまりにも時間がかかる場合はサポートセンターに問い合わせてみるといいでしょう。
SBI VCトレードスマホアプリでも登録できますか?
SBI VCトレードの口座開設は、スマホアプリからでも可能です。
アプリから登録する場合は、左上にある三本線のメニューを開き「口座開設/ログイン」のボタンを押せば、新規登録の手続きページを開けます。
口座開設のやり方はパソコン版とほとんど同じです。
口座開設できない、または審査に落ちた原因は?
SBI VCトレードで口座開設の申込みをした際、まれに審査に落ちてしまうことがあります。
審査落ちの原因として第一に考えられるのは、登録情報や本人確認書類の不備です。
SBI VCトレードは日本の取引所ということもあり、口座開設の審査は厳しく行っています。
そのため、登録した情報に誤りがあったり、提出した本人確認書類に影や不鮮明な箇所があったりすると審査には通りません。
上記の理由で資産に落ちた場合は、SBI VCトレードから再申請の旨を記載したメールが届くはずなので、正しい情報で再申請すれば審査には通るでしょう。
審査落ちの原因としてもう1つ挙げられるのは、年収や金融資産が審査基準を満たしていないケースです。
仮想通貨は投資の一種なので、資産や年収が少なすぎると取引ができないと判断され、審査に落ちてしまいます。
この場合、資産や年収を増やしてから再申請してみるしかないでしょう。
ただし、SBI VCトレードから明確な金融資産の基準などは公表されず、短期間で資産を増やすのも簡単ではありません。
上記のように資産状況や年収が原因で審査落ちした場合だと、すぐに対策をするのは難しいのが現状です。
もし資産状況を改善しても審査に通らなかったときは、ひとまずSBI VCトレードの口座開設は中断して、他の取引所への申込みを検討してみるのも1つの方法でしょう。
口座開設キャンペーンはありますか?
2022年2月7日時点だと、SBI VCトレードでは新規口座開設でもれなく1,500円相当の仮想通貨がもらえるキャンペーンを実施しています。
こちらはSBI VCトレードとTAOTAOの合併を記念したキャンペーンで、開催期間は2021年12月1日13:00~2022年3月31日23:59です。
付与される仮想通貨は、BTC・ETH・XRPの3つから好きな銘柄を選べます。
実際の取引などは必要なく、口座開設をするだけで仮想通貨がもらえるので、ぜひ利用してみるといいでしょう。
また、SBI VCトレードでは過去にも何度か新規口座開設をした人を対象に、仮想通貨をプレゼントするキャンペーンを開催していました。
口座開設以外に、各種条件をクリアすることで一定額の仮想通貨がもらえる期間限定のキャンペーンを行っていることもあります。
キャンペーン内容は時期によって変わる可能性があるので、最新情報は公式サイトをチェックしてみてください。
まとめ
SBI VCトレードは、大手金融企業のSBIグループが運営している仮想通貨取引所です。
2021年12月1日にSBI VCトレードとTAOTAOは合併しており、2022年6月からはサービスを統合し、SBI VCトレード(旧TAOTAO)を基軸にしたサービス展開が予定されています。
口座開設をする際は運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類が必要なので、事前に準備しておきましょう。
なお、SBI VCトレードでは2021年12月1日13:00~2022年3月31日23:59までの期間限定で、1,500円相当の仮想通貨がもらえる口座開設キャンペーンを行っています。
新規口座を開設するだけで仮想通貨をゲットできるお得なキャンペーンなので、まだ登録していない人はぜひこの機会に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
- SBI VCトレードの口座開設は主に3つのSTEPで完了する
- 口座開設には運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類が必要
- 新規口座を開設すると1,500円相当の仮想通貨がもらえる期間限定キャンペーンを実施中
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