Star Atlas(スターアトラス)は、宇宙を舞台に敵と戦いながら領土の拡大を目指すメタバースゲームです。
ハイクオリティな映像美が魅力で、世界中からプレイヤーが参加しています。
しかし、日本だとあまり知られておらず、具体的にはどういったゲームやプロジェクトなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Star Atlasの概要や将来性、ATLASトークンの購入方法などを紹介します。
- Star Atlasは2620年の宇宙を舞台にしたメタバースゲーム
- プレイヤーはゲーム内で3つの陣営に分かれて、領土や資源を奪い合いながら戦う
- メタバースゲームとしてのポテンシャルは高く評価されており、将来性を期待している人も多い
ATLASの始め方や稼ぎ方も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タップできる目次
Star Atlasとは?
それではまず、Star Atlasがどんなプロジェクトなのか紹介します。
基本情報・概要
こちらはStar Atlasの基本情報です。
項目 | Star Atlasの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Star Atlas |
シンボル | ATLAS |
総供給量 | 36,000,000,000ATLAS |
公式サイト | https://staratlas.com/# |
宇宙空間を舞台にしたメタバースゲーム
Star Atlasは2620年の宇宙を舞台にした、マルチプレイヤー参加型のメタバースゲームです。
メタバースとは、インターネット上に作られた仮想空間のこと。
ゲームの基盤となるブロックチェーンには、Solanaが採用されています。
これまでにも仮想通貨として、The SandboxやDecentralandといったメタバース関連のプロジェクトは多数登場していますよね。
Star Atlasも、そんなメタバースを基軸にしたプロジェクトの1つです。
Star Atlasが他のメタバースプロジェクトと異なるのは「Unreal Engine 5」という、新しいゲームエンジンを導入している点。
このゲームエンジンを採用することによって、他のゲームにはないリアルな映像美を実現しています。
ユーザーからは「映画のようなクオリティ」とも称されており、Star Atlas最大の強みともいえるでしょう。
3つの勢力で競い合う
Star Atlasのゲームには、以下3つの勢力が存在します。
- MUDテリトリー(人類)
- ONIリージョン(異星人)
- USTURセクター(アンドロイド)
プレイヤーは上記のうちいずれかの勢力に所属し、他の派閥と領土や資源をめぐって戦うというゲーム内容です。
また、舞台が宇宙ということもあり、プレイヤーは宇宙船のNFTに乗って領土を拡大していくことも特徴としています。
プロジェクトに出資している投資家
Star Atlasは、以下のような企業とパートナー提携を結んでいます。
なかでも注目すべきは、いくつものメタバースやNFT関連のゲームに投資していることで知られる、Animoca Brandsという大手の投資会社です。
Star Atlasによると、Animoca BrandsがStar Atlasの宇宙船NFTを300万ドル(約3.4億円)相当購入したとのこと。
その他、Mechanism CapitalやLD Capitalなどをはじめとする多数の投資会社が、Star Atlasのプロジェクトをサポートしているようです。
価格・チャート情報 ※2022年7月時点
Star Atlasは、ゲームトークンのATLASとガバナンストークンのPOLISという2種類の通貨を発行しています。
それぞれのトークンの価格とチャート情報を見ていきましょう。
ATLASの価格推移
ATLASはStar Atlasのゲーム内やマーケットプレイスで、戦艦や燃料などのNFTを購入するために使うゲームトークンです。
ATLASの価格推移はこちら。
上場後は一時28円台にまで価格が上昇したものの、そのあと少しずつ下落。
2022年7月14日時点では、0.8~0.9円あたりの価格帯を推移しています。
POLISの価格推移
POLISはプロジェクトの運営や方針に関する決定権を付与された、Star Atlasのガバナンストークンです。
ゲーム内ではPOLISを使い、税金や通行料といったゲームのルールを作れます。
ゲーム外では一般的なガバナンストークンと同じく、保有することでStar Atlasの投票に参加することも可能。
以下はPOLISのチャート表です。
POLISもATLASと同じく、上場直後は大きく価格が上がりましたが、そのあとは徐々に下落しています。
現時点では、55~60円を推移している状況です。
Star Atlasの将来性は?
次に、Star Atlasの将来性について解説します。
メタバースゲームとしてのポテンシャルは高い
Star Atlasの将来性としてまず期待できるのは、メタバースゲームとしてのポテンシャルが高いと評価されている点です。
これまでのNFTゲームといえば、あまり予算をかけなくても制作できるような2Dや育成型ゲームが一般的でした。
その点、Star Atlasは最新のゲームエンジンを使い、ハイクオリティな映像美を実現しています。
世界中のプレイヤーが参加できるオンラインゲームということもあり、Star Atlasのゲームを高く評価する声は多いです。
こういったユーザーが増えれば、Star Atlasのプロジェクト拡大の後押しになることも考えられるでしょう。
メタバース市場の拡大も期待されている
メタバース市場自体の拡大が予測されているのも、Star Atlasにおける期待事項の1つです。
仮想通貨の世界では、メタバース関連の銘柄は数多く登場しています。
最近では仮想通貨だけでなく、一般メディアやニュースでもメタバース関連のプロジェクトや技術が紹介され始めていますよね。
カナダを拠点にしている市場調査会社のプレシデンス・リサーチは、世界のメタバース市場は2022年に約600億ドルに、2030年には約1兆6,071億ドル相当になると予測しています。
市場自体が成長すれば、それに関連するStar Atlasのプロジェクトも伸びる可能性があるでしょう。
とくに仮想通貨界隈においては、NFTやメタバースをベースにしたゲーム銘柄は人気を集めやすい傾向にあるので、今後の展望にも注目しておきたいところです。
Star Atlasの課題・懸念事項は?
既に一部の人からは注目されているStar Atlasですが、課題や懸念事項もあります。
ユーザー数をどれだけ増やせるか
Star Atlasの課題として挙げられるのは、ゲームのユーザー数をどれだけ増やせるかという点です。
メタバースやNFTを基盤にしたゲームは、ユーザー数の多さがトークンの価格に直接影響するといっても過言ではありません。
Star Atlasの公式サイトで公開されているゲーム内の各派閥プレイヤーの数を参照すると、既存プレイヤーの人数は合計でおよそ10万人です。
この数字だけを見ると多いように感じる人もいるかもしれませんが、たとえば同じメタバースプロジェクトであるThe Sandboxの登録ユーザー数は、200万人を超えています。
こういった有名なメタバースプロジェクトと比較すると、Star Atlasのユーザー数はまだまだ多いとはいえません。
今後はユーザー数を増やし、知名度や人気をどれだけ上げられるかがStar Atlasの課題になるでしょう。
Solanaの送金詰まりも懸念されている
Star Atlasでは、Solanaの送金詰まりも懸念されています。
Solanaといえば処理スピードの速さや、ガス代が安いことで知られる代表的なブロックチェーンの1つです。
しかしその一方で、送金詰まりを起こしやすいというデメリットも抱えています。
場合によっては送金トラブルが起きたことが原因で、取引所がSolanaの出金や入金を一時的に停止することも。
SNSを調べたところ、実際にSolanaが出金停止になったせいでStar Atlasをなかなか始められなかったユーザーもいるようです。
ウォレットの送金詰まりが原因でウォレット間での資金のやり取りに支障が出るのは、ユーザーからすると使いづらさを感じる要因になります。
こういった送金トラブルを解消できるかどうかも、Star Atlasの課題になりそうですね。
Star AtlasのトークンATLASの購入方法は?
ATLASトークンは、海外の取引所で購入できます。
ATLASを扱っている代表的な取引所は以下の通りです。
CoinMarketCapには、ATLASの売買ができる取引所一覧も掲載されているので、気になる人はチェックしてみてください。
Star Atlasの始め方
Star Atlasは、以下の手順で始められます。
- Phantomウォレットを作成する
- 取引所でSOLを購入
- 購入したSOLをPhantomウォレットへ送金する
- Star AtlasにPhantomウォレットを接続
Star Atlasで使うウォレットは、Phantomウォレットがおすすめです。
その他、下記のようなウォレットもStar Atlasに対応しています。
ちなみに、多くの人が外部ウォレットとして使っているメタマスクはStar Atlasでは使えません。
SOLを購入する取引所に関しては、海外の取引所に抵抗がなければBybitやBinanceを使うのがおすすめ。
国内取引所しか使いたくない人は、FTX Japanを選ぶといいでしょう。
Star Atlasの稼ぎ方
Star Atlasの主な稼ぎ方は、現状だとNFTを売買する方法と船をステーキングする方法の2パターンです。
それでは具体的にどうやって稼ぐのか見ていきましょう。
NFTを売買する
1つめは、Star Atlasで使う物資や宇宙船のNFTを売買して稼ぐ方法です。
たとえば最初に購入したNFTが値上がりしたときに売却すれば、その差額分が利益になります。
また、各種NFTは敵とのバトルに勝利することでも入手可能です。
ゲームでは高レアリティのNFTも存在するので、そういったものを売却すればより多くの利益を得られます。
船をステーキングする
もう1つは、船をステーキングして稼ぐ方法です。
Star Atlasでは船を預け入れることで、報酬としてゲームトークンのATLASを獲得できる仕組みがあります。
船をステーキングする際は、以下の3つが必要です。
- 宇宙船
- 資源(燃料・食べ物・弾薬)
- 少量のSOL
なお、獲得できる報酬はステーキングする船のステータスやレア度によって変わるとのこと。
そのため、ステーキングで稼ぎたい場合はしっかりと船の種類を選んでおくといいですよ。
Star Atlasに関するよくある質問
ここからは、Star Atlasに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
ATLASはDEXでも買えますか?
ATLASはDEXでも買えます。
ATLASを購入できる主なDEXはこちらです。
ATLASのステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
ATLASは、RaydiumやOrcaなど一部のDEXで、ステーキング・イールドファーミングができます。
その他、海外の主要な取引所ならATLASのステーキングやファーミングができる場合もあるので、確認してみるといいでしょう。
Star Atlasの最新ニュースはどこで収集すればいい?
Star Atlasの最新ニュースを知りたいときは、公式TwitterやDiscordを利用するのがおすすめです。
Twitter・Discordでは、運営やユーザーがStar Atlasに関する重要なニュースを配信しています。
また、公式のTelegramやYouTubeチャンネルもあるので、いろいろな視点から情報を集めたい場合はそちらも確認してみるといいですよ。
Star AtlasのNFTの価格や購入方法は?
Star AtlasのNFTは、独自のマーケットプレイスで購入可能です。
NFTの価格は、たとえば宇宙船のNFTで安いものだと400~500円程度で購入できます。
ただし、レアリティの高いNFTは100万円を超えるものもあるので、詳しくは公式のマーケットプレイスをチェックしてみてください。
Star Atlasはスマホアプリでも利用できますか?
現時点だと、Star Atlasはスマホアプリでは利用できません。
映像のレベルが高いため、ある程度のスペックがあるパソコンを用意しておく必要があります。
Star Atlasは日本語に対応してますか?
Star Atlasは日本語に対応しておらず、現状だと英語のみの表記です。
公式サイトやゲームのプレイ画面もすべて英語なので、どうしてもわからない箇所があればGoogle翻訳などの自動翻訳ツールを活用するといいでしょう。
もしくは当ブログのように、日本語でStar Atlasに関する情報を解説しているサイトを利用するのもおすすめです。
Star Atlasは無料でも始められますか?
Star Atlasは無料でも始められます。
ただし、ゲーム内でステーキングして報酬を得たり、実際に船を操縦しながらゲームをプレイしたりしたいなら、宇宙船のNFTが必要です。
現状、レア度の低い宇宙船なら1,000円以下でも購入できるので、本格的にゲームを楽しみたいなら1隻購入しておくといいでしょう。
まとめ
Star Atlasは、宇宙を舞台にしたメタバースゲームです。
新しいゲームエンジンを使っており、ハイクオリティな映像美を実現しているのが特徴。
ゲーム内でプレイヤーは3つある勢力のいずれかに所属し、敵と戦いながら領土の拡大を目指します。
メタバース関連のゲームとしては期待されているプロジェクトの1つなので、気になる人はゲームの参加やトークンへの投資も検討してみるといいでしょう。
なお、Star Atlasの独自トークンであるATLASは、FTXやGate.ioといった海外取引所で購入できます。
思い立ったときにいつでもトークンの売買ができるよう、取引所の開設も早めに完了させておくといいですよ。
- Phantomウォレットを作成
- 取引所でSOLを購入
- 購入したSOLをPhantomウォレットへ送金する
- Star AtlasとPhantomウォレットを接続
ATLASやSOLを購入するなら、以下の記事で紹介している海外取引所がおすすめです。
それぞれの取引所の特徴も紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。