最近、仮想通貨界隈では運動して稼げるMove to earnゲームが大流行しています。
そんなMove to earnゲームの1つとして新たに注目されているのが、今回紹介するStep Appです。
しかし、同じように運動で稼げるSTEPNやGenopetsといった他のアプリは知っているものの、Step Appについてはあまり知らない人も多いですよね。
そこで本記事では、Step Appの概要やトークン情報、将来性について解説します。
- Step Appは他のMove to earnアプリと同じく運動して仮想通貨を稼げるNFTゲーム
- 他プレイヤーとの対戦やトーナメントといった独自の要素もある
- ゲームのリリース前にもかかわらず既に大手取引所に上場しており、将来性も期待されている
Step Appの始め方や稼ぎ方もお伝えしているので、かなり参考になるはずですよ。
タップできる目次
Step Appとは?
まずは、Step Appがどんなゲームなのか紹介します。
基本情報・概要
項目 | Step Appの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Step App |
トークンシンボル | FITFI |
トークン総額 | 5,000,000,000FITFI |
Step Appは歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げる、Move to earnと呼ばれるジャンルのゲームです。
仮想通貨界隈で最近大流行している、STEPNと同じような枠の仮想通貨ゲームですね。
ゲームのメインネットワークには、Avalancheブロックチェーンを採用しています。
ゲームでは「SNEAK」という靴のNFTを保有し、それをステーキングすることで独自のトークンを獲得可能です。
STEPNではスニーカーNFTを保有するだけでいいですが、Step Appではステーキングしなければ稼げません。
また、Step Appは他の人と競争することでトークンを獲得できる、バトル要素があるのも特徴です。
将来的にはトーナメント戦のような機能も実装するようです。
トーナメントでは他のプレイヤーと歩数を競い、上位になればNFTやトークンがもらえるとのこと。
トーナメントの詳細についてはまだ不明な点が多いので、今後発表される情報もチェックしてみるといいでしょう。
プロジェクトに出資している投資家
Step Appのホワイトペーパーや公式サイトでは、プロジェクトに出資している投資家の情報は公開されていませんでした。
ただ、チームメンバーやアドバイザーなどは記載されています。
プロサッカークラブやNBNのコマーシャルリーダーを努めたDharpan Randhawa氏や、有名なIDOプラットフォーム・DAO Makerの共同設立者であるHatu Sheikh氏などがプロジェクトの開発に携わっているようです。
その他、アドバイザーとしてオリンピックの陸上銀メダリストであるDaniel Ritchie氏が就任しています。
ゲームの開発が進めば、出資している具体的な企業や投資家情報が公開される可能性もあるので、定期的にStep Appの公式サイトやホワイトペーパーも確認してみるといいですよ。
価格・チャート情報 ※2022年5月時点
Step AppはガバナンストークンのFITFI、そしてゲーム内トークンのKCALという2種類の通貨を発行しています。
ここからは、それぞれのトークンの概要やチャート情報を見ていきましょう。
FITFIの価格推移
FITFIはプロジェクトの方針や運営に関わる投票権を付与された、Step Appのガバナンストークンです。
ゲームトークンのKCALをFITFIに変換できる他、ステーキングをしたり、対戦をする際に使ったりなどの用途があります。
FITFIのチャート表はこちらです。
FITFIは既に複数の取引所に上場しており、IDO価格のおよそ0.6円から90円前後にまで上昇しています。
上昇率にすると130倍を超えており、短期間で大きく高騰した銘柄といえるでしょう。
2022年5月6日時点では、80~90円を推移しています。
KCALのトークン情報
KCALは、FITFIのゲーム内トークンです。
FITFIのようなガバナンス機能はなく、基本的にはゲームでのみ使われます。
運動して稼いだKCALをFITFIに交換したり、NFTスニーカーのミント費用に使ったりするのが主な用途です。
KCALはまだ取引所には上場しておらず、チャート情報はありません。
1枚あたりどれくらいの価格がつくのかも現時点では不明です。
Step Appの将来性は?
続いて、Step Appの将来性を解説します。
既に多数の大手取引所に上場している
Step Appは既に多数の大手取引所に上場していることから、期待値は高いプロジェクトだといえるでしょう。
仮想通貨の世界で注目を集めるには、やはり有名な取引所への上場は欠かせません。
ユーザー数の多い取引所に上場するほど知名度は上がりやすく、なおかつ信頼性もあると認識されます。
Step Appの独自トークンであるFITFIは、世界有数の取引高を誇るHuobi Globalや、日本人からも人気のBybitなど、有名な取引所に上場済みです。
今後はさらに多くの取引所で扱われると予想されるので、そうなれば今よりも人気が出る可能性が高いでしょう。
また、FITFIトークンは世界最大級のローンチパッドプラットフォームであるDAO Makerで上場しています。
DAO Makerは優秀な銘柄ばかりを扱っていることで知られており、これまでに上場した通貨は100倍以上の価格になったものも珍しくありません。
そういった面からも、Step Appは将来性の期待できるゲームだといえそうです。
チームメンバーやアドバイザーが優秀
Step Appは、チームメンバーやアドバイザーが優秀なことでも注目されています。
とくにアドバイザーとして就任しているHatu Sheikh氏は、先述したDAO Makerの共同設立者の1人であり、仮想通貨界隈でも有名です。
他にも、BTC Incの共同設立者の1人・Tim Innvutt氏や、ブロックチェーン界で有名なZerionの元CFOであるKirill Volginなど、そうそうたるメンバーが揃っています。
チームメンバーの実績や信頼度はプロジェクトの将来性にも影響するので、これだけの人が関わっているStep Appの期待値は高いといえそうですね。
Step Appの課題・懸念事項は?
Move to earnゲームのなかでは注目されているStep Appですが、課題や懸念事項もあります。
他のMove to earnゲームのなかに埋もれないか
Step Appの懸念事項としてまず挙げられるのは、他のMove to earnゲームのなかに埋もれてしまわないかという点です。
現状、Move to earnゲームとして不動の人気を築いているのはやはりSTEPNですよね。
動いて稼げるNFTゲームの先駆けであり、Move to earnゲームを知っている人のなかでSTEPNを知らない人はいないでしょう。
そしてSTEPNだけでなく、最近では同じようなシステムのNFTゲームが次々に登場しています。
たとえば、ペットを育成しながら運動してお金を稼ぐGenopetsや、BNBで報酬をもらえるSTEPなどが有名です。
そのなかで新しいゲームのStep Appが多くのユーザーを獲得するには、上記のような既に人気のゲームにはない独自性や高い機能をアピールしなければなりません。
Step Appは対戦やトーナメントといった独自の要素はあるものの、根本のシステムは他のMove to earnと大きな違いはないのが現状です。
そのあたりがユーザーからどのように評価されるかが、今後の将来性を左右することになるでしょう。
ゲームをスムーズに開発できるかどうかも課題
Step Appのもう1つの課題は、ゲームをスムーズに開発できるかどうかです。
いまや多くのMove to earnゲームが市場に出回っていますが、実は完成版をリリースしているプロジェクトはあまりありません。
大流行しているSTEPNも、現時点でリリースされているのはβ版です。
ほとんどのゲームは実際にプレイしているユーザーの意見や評価を反映しながら、改善やアップデートを繰り返しています。
そういった状況のなかでゲームの開発が遅れたり、トラブルが発生したりすると、ユーザーが離れてしまうことも珍しくありません。
そのため、いかにゲームの開発を予定通りに進めてユーザーの満足度を維持するかという面も重要視されています。
Step Appの場合、ゲームはまだβ版すらリリースされておらず、FITFIトークンも上場したばかりです。
もしゲーム開発に大きな問題が生じてロードマップの予定などが崩れることになれば、ユーザーが思うように獲得できない可能性もあります。
とくに開発段階の新しいゲームは、仕様変更や更新でユーザーからの評価が下がることもあるので、そういった点が問題なく進むかどうかにも注目しておきましょう。
Step AppのトークンFITFIを購入できる取引所は?
FITFIトークンを購入できる代表的な取引所は以下の通りです。
CoinMarketCapなどには、FITFIの売買ができる上記以外の取引所一覧も掲載されているので、気になる人はチェックしてみてください。
なお、現時点でFITFIを扱っている日本の取引所はありません。
Step Appの始め方
Step Appはまだ正式リリースはされておらず、2022年の4~6月あたりにβ版アプリをローンチ予定です。
ゲームを始めるには、NFTスニーカーを保有しておく必要があります。
現時点では、FITFIトークンを公式サイトでステーキングすることにより、NFTスニーカーを入手できるようです。
ステーキングでスニーカーを入手する流れは、以下を参考にしてみてください。
- 取引所でFITFIを購入
- メタマスクなどの外部ウォレットを作成し、FITFIを入金しておく
- Step Appの公式サイトでFITFIをステーキング(ステーキングの開始は2022年5月6日~)
- FITFIのステーキング量に応じてNFTの入手チケットがもらえる
- チケットを使ってNFTのエアドロップイベントに参加
チケットの抽選に当たると、ゲーム内で使うキャラクターやNFTが入ったルートボックスという箱のようなものがもらえます。
その箱にNFTスニーカーが入っていれば、後々リリースされるβ版ゲームに参加できるようです。
なお、ルートボックスからは35%の確率でスニーカーが出るとのこと。
Step AppのTwitterなどで、ステーキングやエアドロップイベントの詳細に関する情報が掲載されているため、そちらもぜひチェックしてみてください。
Step Appの稼ぎ方
Step Appは主に、歩いたり走ったりしてトークンを稼ぎます。
運動して稼げるのはゲーム内トークンのKCALで、それをFITFIに交換したあと取引所で売買すれば、日本円としての利益も獲得可能です。
その他、他プレイヤーとの対戦やトーナメント戦でも稼げるようですが、そちらに関する詳細はまだ不明なので、今後の情報に期待しておきましょう。
Step Appに関するよくある質問
ここからは、Step Appに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
FITFIはDEXでも買えますか?
PangolinというDEXでは、FITFIを購入可能です。
また、Avalancheチェーンの有名なDEXであるTrader Joeには、FITFIのプールがあります。
現時点だとTrader JoeではFITFIの取引自体はされていませんが、流動性が確保され次第稼働する可能性が高いです。
FITFIをDEXで売買したいなら、上記2つをチェックしておくといいでしょう。
FITFIのステーキングやイールドファーミングができる取引所はありますか?
現状、PangolinではFITFIのステーキングやファーミングができます。
また、2022年5月6日の21:00からは、Step Appの公式サイトでもFITFIのステーキングイベントが始まる予定です。
Step Appの最新ニュースはどこで収集すればいい?
Step Appの最新ニュースを知りたいなら、公式TwitterやDiscordを確認するのがおすすめです。
TwitterやDiscordでは、公式サイトには載っていないニュースやイベント情報が発信されていることもあります。
また、メンバーが情報交換をしているTelegramもあるので、いろいろな面から情報収集をしたい人はそちらもチェックしてみるといいですよ。
Step Appは日本語に対応してますか?
現時点だとStep Appは日本語に対応しておらず、英語のみでの表記です。
説明や表示で分からない箇所があるときは、Google翻訳などを使うといいでしょう。
その他、当ブログのように日本語でStep Appのことを紹介しているサイトを参考にしてみるのも1つの方法です。
Step AppのNFTの入手方法や価格は?
Step AppのスニーカーNFTを入手するには、最低でも100FITFIをステーキングしてドロップチケットをもらう必要があります。
現時点のFITFI価格は日本円で90円前後なので、少なくとも9,000円程度のトークン購入費用がかかる計算です。
100FITFIを24時間ステーキングするごとに、チケット1枚がもらえるとのこと。
そしてチケット保有者のなかから抽選で、NFTの入ったルートボックスが配布されます。
つまり、FITFIをステーキングしてチケットを獲得したとしても、100%ルートボックスが当たるわけではありません。
チケットの枚数に上限はありませんが、ルートボックスは1ウォレットにつき5個までしか当たらないようです。
Step Appは無料でも始められますか?
Step Appを始めるにはスニーカーNFTが必要なので、無料では始められません。
ただし、ステーキングイベントに参加して抽選に当たると、預けている分のFITFIでスニーカーを購入するのではなく、エアドロップとしてもらえます。
つまり、以下の条件が揃えば実質的にほぼ無料でゲームをプレイ可能です。
- ステーキングイベントの抽選に当たる
- ルートボックスからシューズが出現
- ステーキング中にFITFIの価格が下がらない
その他、靴のレンタルができるようになれば無料でプレイできる可能性もありますが、レンタル機能に関する情報は出ていません。
そのため、抽選に当たる以外の方法でNFTシューズを入手する場合は、基本的に有料ゲームだと考えておくのが無難でしょう。
他のMove to earnアプリと同時に利用できますか?
Step Appは、ウェアラブル端末や他アプリとの連携が必要という情報は公開されていません。
現状のゲームシステムを考慮すると、他のアプリと同時に利用できる可能性が高いです。
ただし、まだβ版ゲームもリリースされておらず詳しいプレイ方法が不明なので、他アプリとの併用ができない可能性もゼロではありません。
他アプリと併用できるかどうかは、今後の情報もチェックしつつ慎重に判断する必要がありそうです。
まとめ
Step Appは、歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げるMove to earnアプリです。
対戦やトーナメントなど、他のゲームにはない独自性もあり、第二のSTEPNになるのではと注目されています。
チームメンバーも優秀なプロジェクトなので、運動して稼ぐゲームに興味のある人は要注目です。
Step AppのスニーカーNFTがいち早く獲得できるステーキングイベントも開催されるため、そちらへの参加もぜひ検討してみるといいでしょう。
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